株式会社キュラーズが、「団塊世代を含む70代」と「団塊ジュニア世代を含む50代」を対象に、「終活・身辺整理」に関する意識調査を行いました。
「捨てられない・整理が進まない」と感じる物があるかを尋ねたところ、団塊世代を含む70代」の約9割(89.4%)が「ある」と回答しています。
少子高齢化が進む中、「終活」や「身辺整理」はもはや高齢者だけの問題ではなく、親世代・子世代の双方にとって身近なテーマとなりつつあります。特に2025年には、「団塊の世代」と呼ばれる昭和22年~昭和24年生まれの約800万人が75歳以上となり、国民の5人に1人が後期高齢者となる「2025年問題」が懸念されています。
こうした背景を受け、株式会社キュラーズ(本社:東京都品川区、代表取締役:スティーブ・スポーン)は、住宅の狭小化が進む東京都・愛知県・大阪府に在住する「団塊世代を含む70代」と「団塊ジュニア世代を含む50代」の男女を対象に、「終活・身辺整理」をテーマとした意識調査を実施しました。

また、同社では今回の調査結果を踏まえ、「思い出の品と一度距離を置き、その必要性を見つめ直したうえで、“断捨離をする”“誰かに譲る/次世代に継承する”という新たなライフスタイル」を提案するキャンペーン「継承TRUNK」を開始します。トランクルームの新たな利活用として、世代を越えた“モノとの向き合い方”を支援していきます。
【調査サマリー】
●「団塊世代を含む70代」の約9割(89.4%)が、不用品の整理・断捨離の過程で「捨てられない・整理が進まない」ものがあると回答。理由の上位には、“思い出”や“感情”が整理の障壁に。
● 親のモノを整理する団塊ジュニア世代も「捨てることへの葛藤」と「物理的な大変さ」に直面74.8%が「捨てるには忍びないと感じた物があった」と回答。
● 親の物品整理では「量の多さ」「保管スペース不足」が大きな負担に。 「量が多すぎて物理的に大変だった」(47.5%)、「保管するスペースがなかった」(39.6%)など、物理的な負担に悩む人が多い実態も明らかに。
●思い出の品と「一時的に距離を置き、物の必要・不必要を見極める」スタイルに、「団塊世代を含む70代」では34.1%、「団塊ジュニア世代を含む50代」では42.0%が共感できると回答。
- |団塊世代の終活事情:モノが捨てられない「感情の壁」
- |団塊ジュニア世代の“親の終活”サポート事情
- |モノと想いをゆっくり見つめ直す「継承TRUNK」キャンペーン開始
- ■「継承TRUNK」概要
- 終活アドバイザー 藤岡聖子さんコメント
- ■キュラーズについて
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