スマイル・シェアリング株式会社が、「遺品整理の実態」に関する調査を実施し、その結果を公表しました。
「まったく生前整理していなかった」と「あまり生前整理していなかった」をあわせると8割以上となり、多くの人が遺品整理が不十分だったと感じたことがわかりました。

スマイル・シェアリング株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:樋口 智久)は、家族の遺品整理を経験した60歳以上の男女を対象に「遺品整理の実態」に関する調査を実施しました。この調査から、60歳以上の遺品整理経験者における、遺品整理の課題や実態などが明らかになりました。
<背景>
高齢化が進む現代日本において、「親の家の片付け」や「遺品整理」は多くの家庭で避けて通れない課題となりつつあります。とりわけ、実家に残された大量の家財や、処分に迷う思い出の品々は、遺族にとって精神的・肉体的な負担となりやすく、近年では“実家じまい”や“生前整理”といった言葉も定着し始めています。中でも、アルバムやビデオテープ、手紙などの“思い出の記録”は、「捨てるには忍びない」「残す方法がわからない」といった理由で、整理が後回しになるケースが少なくありません。また、近年ではPCやスマートフォン、SNSなどの“デジタル遺品”も新たな整理対象となるなど、複雑さはさらに高まっているものと考えられます。そこで、スマイル・シェアリング株式会社は、家族の遺品整理を経験した60歳以上の男女を対象に、遺品整理の実態に関する調査を実施しました。
<調査サマリー>
・60歳以上の遺品整理経験者の約85%が、故人の生前整理は「不十分だった」と回答
・遺品整理を行う中で、主に大変だと感じたことは、「物量が多く終わりが見えないこと」や「処分するかどうか判断に迷うものが多いこと」
・遺品整理をする中で、最も処分や対応に困ったものは、「写真やアルバム」
・遺品整理をした際「写真やアルバム」「ビデオテープやDVD」の処分や対応に困った人の約65%が、最終的に写真やアルバム、ビデオテープやDVDなどの“思い出の記録”を「何らかの形で処分している」
・遺品整理を経験した今、事前に準備・対応しておけばよかったと感じることの上位は、「家の中の不要な物の処分」「写真など思い出の記録のデジタル化」
<調査概要>
調査期間:2025年6月13日~6月17日
調査方法:インターネット調査
調査対象:家族の遺品整理を経験した60歳以上の男女
調査人数:331名
モニター提供元:RCリサーチデータ
- 60歳以上の遺品整理経験者の約85%が、故人の生前整理は「不十分だった」と回答
- 遺品整理を行う中で、主に大変だと感じたことは、「物量が多く終わりが見えないこと」や「処分するかどうか判断に迷うものが多いこと」
- 遺品整理をする中で、最も処分や対応に困ったものは、「写真やアルバム」
- 遺品整理をした際「写真やアルバム」「ビデオテープやDVD」の処分や対応に困った人の約65%が、最終的に写真やアルバム、ビデオテープやDVDなどの“思い出の記録”を「何らかの形で処分している」
- 遺品整理を経験した今、事前に準備・対応しておけばよかったと感じることの上位は、「家の中の不要な物の処分」「写真など思い出の記録のデジタル化」
- 調査実施会社