美しく機能的。使いやすさに特化した新しいお仏壇のカタチ。「mono 」シリーズ誕生〜丸喜株式会社〜

2023年7月27日

丸喜は、日本の丁寧な「ものづくり」から生まれた「mono」シリーズを小嶋健一デザイナーと開発したと発表しました。リビングなど生活の中心に違和感なく置ける仏壇として、インテリア空間や設置場所の家具との調和性を重視しているそうです。

日本の丁寧な「ものづくり」から生まれた「mono」シリーズは、お仏壇としての役割を備えつつも、使う方の声を反映。一人一人の暮らしにそっと寄り添う美しいお仏壇を開発いたしました。

丸喜株式会社

仏壇は心の文化を継承する役割を担ってきました。昔は家に当たり前にあった仏壇ですが、現代の住環境の変化により仏壇を取り巻く環境が大きく変化しています。日本の心を未来に繋げるものとし、これからの「お仏壇」を考えました。
公式ウェブサイト：https://marukinet.com/mono/

日本の丁寧な「ものづくり」から生まれた「mono」シリーズは、新作２デザイン×３色のラインナップ。一人一人の暮らしにそっと寄り添う美しいお仏壇を、小嶋健一デザイナーと開発いたしました。近年、和室がない住空間が増えている中、リビングなど生活の中心に違和感なく置ける仏壇として、インテリア空間や設置場所の家具（例えばテレビボードの上）との調和性を重視しました。インテリアに馴染む自然に近い色調を取り入れ、奥行きをコンパクトにすることで空間における圧迫感や存在感を無くしています。

女性はどんな仏壇を求めているのでしょうか？毎日仏壇のお世話をする・購入時の決定権が女性にある。デザイン性だけではなく仏壇としての機能を残しながらも、使いやすさ・形状・質感など女性がこだわるポイントを徹底的に追求し、使う方の意見を取り入れました。

みんなの声をカタチに

扉を閉じると仏壇とは思えないインテリア性の高さに加え、使いやすい機能を盛り込んでいます。その機能として、外れる引出しを採用しました。引出しをお仏壇の外に出せば、もう一つのステージとして活用でき、使う方の自由な視点でお仏壇をカスタマイズする事が出来ます。「お仏壇の横に、写真や大きなお花を飾りたい」「亡くなったペットも一緒にお祀りしたい」等、カスタマイズする事により、より愛着を持ってお仏壇と向き合っていただけます。ただお洒落なだけじゃなく、お仏壇としての機能はそのままに、より使いやすさに拘ったお仏壇です。

日本の風土に適した素材：桐

福岡県大川市は、日本有数の家具産地として知られ、家具の生産高日本一を誇ります。monoシリーズは大川市にて、創業明治40年110年以上歴史をもち、桐箪笥を永くから造られ桐材を熟知している会社にて製造されております。monoシリーズに使われている桐材は、桐箪笥を代表として古くから日本の家具として馴染みのある木材です。日本の四季による湿度や温度の変化の中、大切なお位牌や仏像などの傷みを和らげてくれます。また、吸水性にも優れているので、内部が燃えにくく大切なものを火事から守ってくれます。「mono」シリーズでは、桐の上品な白肌と木目に、柔らかで温かみのある色合いを合わせました。桐ならではの「ほっ」と癒されるお仏壇に仕上がりました。

商品情報

余計なデザインを排除した、シンプルでスタイリッシュな佇まい。
閉じた姿も美しく、インテリアに優しく溶け込みます。

名　称：ワントーン
カラー：・ウォールナット・グレー・ひまわり色
寸　法：H44×W36×D25cm
素　材：桐
価　格：¥182,600（税込）

ニュアンスカラーを配色した優しさ溢れるお仏壇です。
奥行きが浅いコンパクト設計のため、カウンターキッチンの上にも設置出来ます。

名　称：ツートーン
カラー：・ピンクベージュ・ブルーグレー・ブラックチェリー×ウォールナット
寸　法： H44×W36×D21cm
素　材：桐
価　格：¥245,300（税込）

Designer

小嶋健一デザイナー

monoシリーズが生まれた背景
「女性ニーズを重視した仏壇」という、まさに現代的なデザイン開発のテーマから本商品は生まれました。女性＝可愛いという単純な回答ではなく、仏壇を扱う家族という関係性の中での女性を深掘りし、生活環境・インテリア・建築空間にこだわりのあるひとならば、どんな仏壇であってほしいか、という当たり前の考えを重視してデザインしています。仏壇の持つ存在感はあまりにも強く、「仏壇を入れる場所」や「仏壇を置く部屋」など建築段階で検討されるほどのものです。
生活環境の欧米化や核家族化などの変化から、従来の仏壇が邪魔な存在になりつつあるのは間違いありません。

しかし、供養という日本人のもつニーズが失われたわけではないため、仏壇そのものの考え方をReDESIGNし、きっちりとインテリアとして存在し、空間に置きたくなる特別な仏壇というものが必要であると考えました。