遺言書を作らない日本人の2大理由は、「資産が少ないから」「まだ健康だから」|Authense法律事務所一般公開

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Authense法律事務所が、遺言書に関するWebアンケート調査を行いました。
それによると遺言書を作らない理由として、「自分の遺産が少ないから」(22.5%)、「まだ健康だから」(18.9%)などの意見がみられました。

思い込みが招く“備え遅れ”のリスクとは 【遺言書年報2025】をリリース

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Authense法律事務所(オーセンス法律事務所/東京都 港区)は、「Focus on Emotions(人の気持ちに、フォーカスする。)」をブランドスローガンとし、法の解決だけではなく、人の気持ちに寄り添い課題解決に向き合うファームです。

Authense法律事務所(東京都 港区)は、11月15日「いい遺言の日」に、遺言書の現状を把握することを目的とした調査結果を「遺言書年報2025」として発表いたしました。本年は、「遺言書の意識調査」や「親の相続経験」、「親の相続に関する不満」などについて、Webアンケート調査を実施しました。

                    「遺言書年報2025」ダウンロードはこちら

「遺言書年報」を発表する理由

当事務所では、毎年11月15日(いい遺言の日)に「遺言書年報」を発表しています。年報を作成する理由は、遺言書に関する現状を広く知っていただき、より多くの方に円満な相続を実現していただきたいと考えているからです。

私たちはこれまで、多くの相続案件を取り扱ってきました。その経験から、事前の準備がいかに大切かを実感しています。遺言書の作成は、手順を追って一つずつ進めれば決して難しいものではありません。しかし、遺言書は元気なうちでなければ作成できないという特性があります。病気や高齢になってからでは作れないため、「元気な今こそ準備を始める」ことが重要です。

遺言書の作成を通じて、家族間のトラブルや負の感情を少しでも減らし、安心して人生を締めくくれるような円満な相続の実現、相続トラブルのない社会づくりにつなげたいと考えています。

■調査からわかった、遺言書を作らない理由(一部抜粋)

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「今後、遺言書を作成する予定はありますか?」という質問に対し、「ない」「どちらかといえばない」と回答した709名に理由を尋ねたところ、遺言書を作らない理由の上位に「自分の遺産が少ないから」(22.5%)、「まだ健康だから」(18.9%)が挙げられました。日本人の多くが“お金”と“健康”を理由に準備を後回しにしている実態が明らかになりました。
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しかし実際には、資産の少なさや健康状態に関わらず相続トラブルは発生しています。親の相続を経験した50歳以上の方598名のうち、資産が500万円未満の家庭で6.3%、500万~1,000万円の家庭で9.7%がトラブルを経験したと回答しており、決して資産家に限られた問題ではないことが今回の調査で分かりました。「お金がないからトラブルは起こらない」という考えは誤りであり、資産規模にかかわらず早めの備えが重要といえます。

また、「まだ健康だから大丈夫」と考える人も少なくありませんが、遺言書の有効性には本人の判断力(意思能力)が必要です。認知症などによりその能力が低下すると、公正証書遺言でも無効となる可能性があります。厚生労働省の推計では、2030年に65歳以上の約5人に1人、2060年には4人に1人が認知症になるとされており、「健康なうち」こそが作成の最適なタイミングといえます。

Authense法律事務所では、こうした“思い込み”をなくし、誰もが自分らしい形で備えを選択できる社会を目指しています。

「遺言書年報2025」では、本リリースで紹介した以外にも、世代別の意識差や相続トラブルの実態など、多角的なデータを掲載しています。
日本人の「遺言書をめぐる意識の現在地」を知る一助として、ぜひ本編をご参照ください。

                    「遺言書年報2025」ダウンロードはこちら

■遺言書年報2025 調査概要

調査方法:Webアンケート
調査対象

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親の人生を、聞く、知る、会話きっかけガイド「L!fe Talk(エル・トーク)」

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相続は避けられない話題ですが、親が元気なうちは話しにくいものです。Authense法律事務所では、親の歩んできた人生を知ることが良い相続の第一歩と考え、親との対話や記入を通じて自然に話を深められる会話ガイド『L!fe Talk(エル・トーク)~30の質問でたどる親のストーリー~』をリリースしました。お茶を飲みながら質問に答えてもらったり、ノートなどに書いてもらったりすることで、普段は話しにくいテーマも家族で振り返ることができ、相続に関わる重要なポイントも自然に確認できます。まずは『L!fe Talk』で家族の物語に耳を傾け、相続の準備を始めてみませんか。

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相続のご相談はお任せください

Authense法律事務所では、遺産相続・遺産分割問題について初回のご相談(1時間まで)が無料です。ご相談者さまの状況に応じて、弁護士が最適なアドバイスを丁寧にわかりやすくご案内いたします。まずはお電話やWebフォームにてご連絡いただき、スタッフがご相談内容をお伺いしたうえで、面談日時を調整いたします。
相続に関する不安や疑問をお持ちの方は、どうぞお気軽に初回無料相談をご利用ください。

AIで分析!日本の感情、今は何色?

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Authense法律事務所は、感情に敏感でありたいという思いから、”今”世の中が興味を抱いているニュース、社会感情についてAIで分析し、3時間おきにWEBサイトを更新しています。あなたの感情は、今は何色ですか?

 【Authense法律事務所とは】

「すべての依頼者に最良のサービスを」という理念のもと、プロフェッショナルサービスを幅広く提供する総合法律事務所です。2005年の創業以来、グローバル企業、上場企業、国内を代表する大手企業や市場をリードする成長企業を中心に、IPOを目指すスタートアップまで、幅広い業種・業態の皆さまにリーガルサービスを提供しています。
合わせて遺産相続・離婚や刑事事件といった個人法務にも注力。幅広い依頼者に対し、Authense Professional Groupに参画する税理士法人、弁理士法人、社労士法人、司法書士法人、コンサルティング会社と連携し、包括的なワンストップサービスを展開しています。
現在、グループ全体の人員は358名。Authense法律事務所は、弁護士84名、パラリーガル・コーポレートスタッフを含む総勢288名の体制で、依頼者の皆さまに寄り添い、期待を超えるリーガルサービスを提供し続けています
日本最大級の法律相談ポータルサイトを運営し、クラウドサインを生み出した弁護士ドットコム株式会社を、代表弁護士の元榮太一郎が創業後、東証マザーズ市場に上場するまでインキュベーションした法律事務所としても知られるAuthense法律事務所。今後もGroup相互の相乗効果を発揮し、従来のリーガルサービスにとらわれない新しいサービスを生み出していきます。

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TEL:03-4590-9000(代表)
FAX:03-6804 -3820(代表)
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PR TIMESより転載

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