生前にお墓の話を!60代以上の4割が家族と話し合い済み。終活で後悔しないための第一歩~NEXER~一般公開

お墓

株式会社NEXERは、ハタオ葬儀と共同で「お墓に関する調査」を行いました。
それによると、将来的な自分のお墓として「一般的なお墓(個人・家族墓)」を希望する人がもっとも多いことがわかりました。

株式会社NEXER・お墓に関する調査

株式会社NEXER

お墓

■後悔しない終活の第一歩は、お墓のことを話す勇気から
「お墓の話は縁起でもない」と感じて、つい後回しにしてしまう方も少なくないのではないでしょうか。
お墓の場所や形、費用のことなどを事前に共有しておくことで、家族の負担を減らし、自分の意思をしっかり残せるという安心感につながります。

ということで今回はハタオ葬儀社と共同で、事前調査で「自身または世帯でお墓を持っている」と回答した60代以上の全国の男女250名を対象に「お墓」についてのアンケートをおこないました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとハタオ葬儀社による調査」である旨の記載
・ハタオ葬儀社(https://hataosougisha.com/)へのリンク設置

「お墓に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年10月3日 ~ 10月23日

調査対象者:事前調査で「自身または世帯でお墓を持っている」と回答した60代以上の全国の男女
有効回答:250サンプル
質問内容:
質問1:将来的に「自分のお墓」としてどのような形式を希望しますか?

質問2:その理由を教えてください。
質問3:将来的に自身のお墓としてどのような場所が良いですか?
質問4:その理由を教えてください。
質問5:将来の自分のお墓について、家族や親族と話し合ったことはありますか?
質問6:どのようなことを話しましたか?
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■66.8%が「一般的なお墓(個人・家族墓)」を希望

まずは、将来的に「自分のお墓」としてどのような形式を希望するか聞いてみました。

お墓

66.8%と大半以上の方が「一般的なお墓(個人・家族墓)」と回答しています。
それぞれの理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

「一般的なお墓(個人・家族墓)」回答理由

・特に可もなく不可もない墓がいいですが、何ならなしでもいいです。(60代・男性)
・父親が購入した墓があるし、特に別のこだわりや希望もないから。(60代・男性)
・先祖代々の墓があるので。(60代・男性)
・私の周りでは一般のお墓ばかりだから。(60代・男性)
・自分の親と自分たちが入るために購入しました。(60代・女性)
・妻が亡くなった後にお墓を建てたので一緒に入る予定。(60代・男性)
・我が家に祖代々のお墓がありますので、このお墓に自分も入ることになると思います。(70代・男性)

「永代供養墓(寺院や霊園が管理)」回答理由

・なるべく面倒じゃないのがよい。(60代・男性)
・子供がいないので、お寺で管理して欲しい。(60代・女性)
・跡継ぎがいないので、管理する人がいなくなるから。(60代・女性)

「一般的なお墓(個人・家族墓)」を希望する方は「先祖代々のお墓がある」「家族と一緒に入りたい」といった理由を挙げ、伝統的な形を重視する傾向が見られます。

特別なこだわりはなくても、「家族と同じ場所で眠りたい」という安心感が根底にあるようです。
一方で、「跡継ぎがいない」「管理の負担をかけたくない」として、永代供養墓を選ぶ声も増加。
現代のライフスタイルや家族構成の変化に合わせて、供養の形も多様化していることがうかがえます。

■お墓の場所は「自宅から近い霊園・寺院」を希望する声が最多

続いて、将来的に自身のお墓としてどのような場所が良いか聞いてみました。

お墓

33.2%の方が「自宅から近い霊園・寺院」と回答し、最多となりました。
さらに「実家や親族のお墓の近く」が30.4%と続いています。

それぞれ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

「自宅から近い霊園・寺院」回答理由

・気軽にすぐお墓参りに行けるように。(60代・男性)
・いつでもお墓掃除ができる。(60代・男性)
・遠いとお参りが難しいため。(60代・男性)
・家から近い方が、子どもや孫がお参りしやすいと思うから。(70代・男性)
・寂しいから家族にきてほしい。(70代・女性)

「実家や親族のお墓の近く」回答理由

・実家の近くが便も良いから。(60代・男性)
・年二回のお彼岸の時ぐらいには会いに来てほしいので自宅の近くにしました。(60代・女性)
・既に父が作った墓の中に入ることが決まっているから。(60代・男性)
・家から近い方が面倒を見てくれそうだから。(60代・男性)
・子供達も親族の家に帰省しやすいので安心です。(70代・女性)

「自然豊かな場所(山・海・森林など)」回答理由

・海が好きで管理の必要がないので。(60代・女性)
・死んだら自然に帰るのがいい。(70代・男性)
・眺めの良い場所なら家族が観光がてらに墓参りに来てくれる。(80代・男性)

自宅から近い霊園・寺院が良い理由としては、「気軽にお参りできる」「掃除に行きやすい」「家族や孫も訪れやすい」といった声が多く、お墓は家族とのつながりを保つ場所として身近に感じている人が多いことがわかります。

中には「寂しいから家族に来てほしい」という心情的な理由もあり、供養のかたちは距離の近さにも安心を求める傾向が見られました。
一方で、「自然豊かな場所で眠りたい」「実家や親族の墓の近くに入りたい」といった回答もあり、家族との絆と自分らしさの両立を意識する人も増えているようです。

■41.2%が将来の自分のお墓について、家族や親族と話し合ったことが「ある」

最後に将来の自分のお墓について、家族や親族と話し合ったことはあるか聞いてみました。

お墓

41.2%の方が将来の自分のお墓について、家族や親族と話し合ったことが「ある」と回答しています。
どのようなことを話したのか聞いてみたので、一部を紹介します。

将来の自分のお墓について、家族や親族にどのようなことを話した?

・お墓はかなりお金がかかるので作らないよう指示している。 将来管理できなくなり墓じまいをしないといけなくなる可能性があるから。(60代・男性)
・自分が亡くなったあとの管理方法。(60代・男性)
・既に墓は決まっているので、そこに入れる手続きを依頼した。(60代・男性)
・どんな墓をいつ買うか。話し合いに基づきすでに買った。(60代・男性)
・墓じまいをしてお参りしやすい場所が理想。(70代・男性)
・墓をどこにするか、どのような墓にするのか。(70代・男性)
・まず故郷の墓じまいを子供からは依頼されているが、自分は定期的にお参りしている近くの寺で永大供養して貰えればそれでいいと言ってある。(70代・男性)

多くの人が、「お墓の場所や形式」「管理方法」「墓じまいのタイミング」など、現実的で具体的な内容を家族と共有しているようです。
「すでに購入済み」「管理の負担を減らしたい」「費用をかけたくない」などの声も多く、将来の負担を家族に残したくないという思いが背景にあります。

また、「お参りしやすい場所がいい」といった意見も見られ、家族が無理なく関われる形を重視する傾向も。
お墓の話し合いは縁起でもない話題ではなく、家族の安心とつながりを守る大切な準備になっていることがうかがえます。

■まとめ

今回はお墓に関する調査を行い、その結果について紹介しました。
60代以上の4割がお墓について家族と話し合いをしていると回答しており、多くの方が将来に向けて、家族とお墓の場所や管理方法について具体的に話し合っていることがわかりました。

その背景には、「子どもに負担をかけたくない」「自分の意思をしっかり伝えておきたい」という思いがあります。
希望するお墓の形としては「一般的なお墓(個人・家族墓)」が最も多く、場所は「自宅から近い霊園・寺院」を望む声が中心でした。

お墓の準備や終活の話題は後回しにされがちですが、家族と共有しておくことで安心して今を生きるための大切な一歩となります。
早めに話し合いを始めることが、後悔しない終活につながるでしょう。

<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERとハタオ葬儀社による調査」である旨の記載
・ハタオ葬儀社(https://hataosougisha.com/)へのリンク設置

【ハタオ葬儀社について】
法人名:熊本県儀式共済株式会社
所在地:〒862-0949 熊本市中央区国府1丁目12-15
代表取締役 :畑尾 一心
Tel:096-364-3220
URL:https://hataosougisha.com/

【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作

PR TIMESより転載

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