株式会社えんぷれあが災害に備え、大型仏壇の転倒防止策の必要性を説くとともに、新たな防災対策として、仏壇リメイクサービス「結壇」を提案しています。
「結壇」は、転倒による危険を抑えやすいほか、避難や転居が必要になった場合でも、持ち運びがしやすくなります。
津波で全壊した石巻の実家に残った仏壇を、元の素材を活かして小さくリメイク。災害後も祈りの場を残す選択肢を提案
仏壇リメイクサービス「結壇(ゆいだん)」を運営する株式会社えんぷれあ(本社:東京都中央区、代表取締役:稲垣 亘佑)は、9月1日の「防災の日」を前に、大型仏壇の転倒リスクや、災害によって暮らしや住まいが変わったときに「家族の祈りの場をどう残すか」について考えるきっかけを届けます。
地震への備えでは、まず命を守ることが最優先です。そのうえで、大きく重い仏壇の転倒リスクや、災害後も家族が手を合わせる場所をどう残していくかについて、平時のうちに考えておくことも大切です。

■地震によるけがの3〜5割が家具類に起因 大型仏壇も転倒対策を
東京消防庁によると、近年発生した大きな地震では、けがをした人の約3〜5割が家具類の転倒・落下・移動によって負傷しています(※1)。家具の転倒は、けがだけでなく出入口をふさぎ、避難の妨げになる危険もあります。
大型仏壇も高さや重量があるため、地震に備えて設置場所や固定方法を確認しておくことが重要です。家具の転倒防止については、一部の自治体で器具の設置費用を助成する制度も設けられています。
※1 出典:東京消防庁「地震から命を守る家具転倒対策」

■災害で暮らしが変わったとき、“祈る場所”はどうする?
地震への備えとして、仏壇の固定や設置場所を見直すことは重要です。一方で、大規模な災害では住まいそのものを失い、避難所や仮設住宅など、慣れない環境での生活を余儀なくされることもあります。
そうした被災後の生活の中で、故人や家族を想い、手を合わせる場所が心の支えになる人もいます。
しかし、大きな仏壇をそのまま持ち出したり、新しい住まいに同じ形で置いたりすることは簡単ではありません。だからこそ、災害によって暮らしが変わったあとも、家族の祈りの場をどのような形で残していくのか。 平時のうちから考えておきたいテーマの一つです。

■津波で全壊した石巻の実家に残った仏壇を、次世代へつなぐため小さくリメイク
宮城県石巻市の魚市場近くにあったお客様の実家は、東日本大震災の津波により全壊しました。その中で仏壇は泥をかぶりながらも残り、ボランティアの協力を得ながら、瓦礫の中から位牌も見つけ出されました。
お客様のお母様は震災前に亡くなっており、お父様は亡き妻に手を合わせる場所として、津波で泥をかぶった仏壇を洗浄・修理しました。その後、サービス付き高齢者住宅へ移ったあとも仏壇を持ち込み、手を合わせ続けていました。
そのお父様が2025年に亡くなり、今度はお客様自身が仏壇を受け継ぐことになりました。しかし、現在の住まいに大型の仏壇をそのまま置くことは難しかったため、元の仏壇に使われていた紫檀を活かし、小さな仏壇へリメイクすることを選びました。
災害によって住まいや暮らしが変わっても、元の仏壇の一部を残しながら、祈りの場を次の世代へつないでいくことができます。

■大型仏壇を小さくすることが、新たな防災の備えに
仏壇リメイクサービス「結壇」では、今ある仏壇の素材を活かし、手のひらサイズなどの小さな仏壇へリメイクしています。
仏壇を小さくすることは、次世代へ受け継ぎやすくするだけでなく、防災の面でも3つのメリットがあります。
① 転倒による危険を抑えやすい
大型仏壇に比べて高さや重量を抑えられるため、地震時の転倒・落下リスクを考えるうえで選択肢の一つになります。
② 緊急時にも持ち出しやすい
大型仏壇をそのまま移動させることは困難ですが、小型化しておくことで、避難や転居が必要になった際にも持ち運びやすくなります。
③ 避難先でも「手を合わせる場所」をつくりやすい
避難所や仮設住宅など限られたスペースでの生活になった場合でも、小さな仏壇であれば身近に置きやすく、故人や家族に手を合わせる場所を残しやすくなります。
結壇では、単に新しい仏壇へ買い替えるのではなく、家族が長く手を合わせてきた仏壇の一部を残したまま、暮らしの変化や災害にも対応しやすい形へ受け継ぐという選択肢を提案しています。

■能登の被災地で感じた「災害が起きる前に、大切なものを残す」ということ
代表の稲垣は、能登半島地震の被災地を訪れた際、被災した自宅とともに、長年家族が手を合わせてきた仏壇も失った方がいると聞きました。
代表コメント
「能登で、歴史や家族の思い出が詰まった仏壇を、自宅と一緒に失ってしまった方がいると聞き、仏壇屋として力不足を感じました。
災害が起きてしまってからでは、残せるものにも限りがあります。もっと早く『仏壇は小さくして残すこともできる』という選択肢を届けられていたら、元の仏壇の一部だけでも残せた方がいたかもしれません。
だからこそ、災害が起きる前の平時に、家族にとって大切なものをどう残すのか、一度考えていただきたいと思っています。」

■メディア取材・撮影について
本件について、テレビ・新聞・Webメディア等からの取材を受け付けています。
・東日本大震災で被災した仏壇のリメイク事例、ビフォーアフター写真の提供
・仏壇リメイクの製作現場、職人の作業風景の撮影
・代表 稲垣への防災と仏壇リメイクに関するインタビュー
【会社概要】
商号:株式会社えんぷれあ
代表者:代表取締役 稲垣 亘佑(いながき こうすけ)
設立:令和6年 12月
所在地:〒103-0027 東京都中央区日本橋2丁目2番3号 RISHEビル UCF4階
工場:〒421-1222 静岡県静岡市葵区産女 1265 番地2
TEL:050-5893-7774
仏壇リメイク:https://yuidan.jp/
仏壇じまい:https://kuyou.yuidan.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】TEL:080-6956-2577
メール:k.inagaki@yuidan.jp
担当:稲垣 亘佑(いながき こうすけ)