築地本願寺の会員制度『築地本願寺倶楽部』が7月1日から拡大します

浄土真宗本願寺派の教義を尊重すれば誰でも加入可能、家族の方もご加入いただけます

宗教法人 築地本願寺
築地本願寺(東京都中央区、宗務長:安永雄玄)では2019年7月1日(月)より、会員制度『築地本願寺倶楽部』の加入要件を、浄土真宗本願寺派の教義を尊重する人なら誰でも加入が出来るようにすると共に、従来は会員のみが利用可能だった僧侶への個別相談や終活サービスを、会員の家族も利用可能にします。なお入会費・年会費は無料です。
東京では他地域からの人口流入が年々進み、所属寺院を持たない宗教浮動層が増え続けています。さらに「葬儀は簡素に」「お墓も不要」といった現代ならではの価値観が広がりつつあり、お寺離れが進んでいます。しかしその一方で、年齢を重ねるにつれて仏教に興味関心を持ったり、「人生の終わりをどう迎えるべきか」という悩みを抱える人も増えています。

築地本願寺倶楽部の会員になると、合同墓の申し込みが可能になり、さらに「心のサポート」「生きがいサポート」「終活サポート」「医療サポート」という4つのサービスメニューが利用できます。今回、会員の加入拡大と、サービス提供を家族まで広げることによって、都市に生きる人々の「心豊かに安心して生きたい」というニーズに幅広くお応えし、ワンストップサービスとして提供できるようになりました。会員の申し込みは、7月1日以降、築地本願寺ホームページ上から行うことができます。今年の利用者数目標は1万人、さらに今後は10万人を目指していきます。

築地本願寺では、2017年から「開かれた寺」を目指し、 『「寺と」プロジェクト』として、銀座に仏教や日々の暮らしのヒントを学ぶサロンを開設したり、境内でカフェを運営するなど、積極的に人々との接点づくりを行ってきました。これからも、お寺に人が来るのを待つだけの受け身的な教化施策では無く、都市型寺院としての新しい活動に取り組んで参ります

■浄土真宗本願寺派 築地本願寺について
築地本願寺は、京都の本願寺(西本願寺)を本山とする浄土真宗本願寺派の寺院です。古代仏教建築様式などを模した現在の本堂は1934年に落成。内観は浄土真宗寺院の伝統的な造りと、パイプオルガンやシャンデリア、正面扉上部にあるステンドグラス等の西洋文化も調和し、礼拝施設として心安らぐ空間となっています。2014年には、本堂や正門などが国の重要文化財に指定されています。
2017年、“開かれたお寺”をスローガンに、誰でも入りやすく、親しめるお寺を目指し、カフェ・ショップ・書店が入ったインフォメーションセンターを境内に新設しました。はなまつりや盆踊り、除夜の鐘など四季折々の行事を開催し、年間約300万人が集うお寺となっています。

PR TIMESより転載

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