TBWA HAKUHODO、世界に先駆け高齢化が進む日本において「終わりのはじめかた」を考えるイベントを京都で開催~TBWA HAKUHODO~

TBWA HAKUHODO

株式会社TBWA HAKUHODは、「終わりの多様性」について示唆を深める「Disruption® Lounge」~終わりのはじめかた~ を開催することを発表しました。
展示会「拝啓、柩の中から展」では、棺桶に入り、自身の死のほか、手がけるプロジェクトや事業などの終わりに想いを馳せることができます。

~ スタートアップ、企業、団体との共創プロジェクトを通じ、グローバルトレンドを考える〜

株式会社TBWA HAKUHODO

株式会社TBWA HAKUHODO(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:内田 渉、以下 TBWA HAKUHODO)は、同社の哲学でもあり、クリエイティブプロセスのメソッドである「DISRUPTION®」を社外へオープンにする「Open Disruption®」を活用し、さまざまな企業・団体との共創ビジネスを開発してきました。その一環として、昨今グローバルにトレンドとなっている「終わりの多様性」について、高齢化が加速する日本において示唆を深める「Disruption® Lounge」を2024年5月20日(月)と21日(火)の2日間にわたり開催します。

TBWA HAKUHODO

TBWA HAKUHODOは、同社の哲学および、クリエイティブプロセスのメソッドである「DISRUPTION®」を通じた「Open Disruption®」を2023年3月より始動し、数十社・団体との共創の機会が生まれ、社会に意味ある変化をつくるための実装に取り組んできました。さらに、TBWA HAKUHODOが毎年公開しているグローバルトレンドの潮流を読み解く予測レポート「EDGES(エッジ)」において、今年新たに追加されたカテゴリー「Demise Duality(終わりの多様性)」では、生活者の価値観の変化は人の死への関心以外にも、地球や人類の終わりについても関心を持って語り始めている潮流があると紹介しています。

このような生活者の価値観の変化を受けて、今回の「Disruption® Lounge」~終わりのはじめかた~ では、死・終わり・撤退などの“終わり”に寄り添ってきた株式会社むじょう、そして、生活者にとって難しいと感じる仏教の教えをより親しみを感じてもらう取り組みを行っている佛現寺、さらに、京都で人・事業・地域をつなぐ取り組みを行っている京都信用金庫との共創より実施に至りました。本イベントでは、世の中でタブーとされてきた「終わり」について向き合い、「『終わりのはじめかた』について考える」をテーマに展示会「拝啓、柩(ひつぎ)の中から展」を5月20日(月)と21日(火)の2日間にわたり開催します。さらに、21日(火)には、本イベントを共創するパートナーである株式会社むじょう 代表取締役 前田 陽汰氏と、佛現寺 副住職 油小路 和貴氏を迎え、京都信用金庫が運営する共創施設「Question」にてトークセッションを行います。

TBWA HAKUHODOは社会に意味ある変化を創り出すために、今後もより多くのステークホルダーと共に、オープンイノベーションプロジェクト「Open Disruption®」を通じて、社会・企業の課題に向き合っていきます。

■「Disruption® Lounge」終わりのはじめかた~ 実施概要

「Disruption® Lounge」は、2日間にわたり異なる会場にて、展示会「拝啓、柩の中から展」と共催する2つのイベントで構成されます。展示会「拝啓、柩の中から展」では、来訪者は、棺桶に入り自身の死や自身が手がけるプロジェクト・事業・企業の終わりに想いを馳せることができます。終わりをグッと身体の側に寄せることで、終わりという得体の知れない恐ろしい事象から目を背けることなく真正面から向き合うことで「生きそびれない」イメージの獲得を目指します。
展示会の1日目では、会場である佛現寺において、展示後に終わりについて語り合いながら日本酒を交わす「佛現寺てらのみ交流会」を催します。
2日目では、会場であるQUESTIONにてトークセッションを開催します。トークセッションでは、株式会社むじょうの代表取締役の前田 陽汰氏と、佛現寺 副住職を務める油小路 和貴氏を迎え、人の死への関心以外にも、地球や人類の終わりについても関心を持って語り始めている生活者の価値観の変化について考えていきます。またトークセッション終了後には交流会を開催します。

棺

展示会「拝啓、柩の中から展」

  • 開催日時:2024年5月20日(月)・ 21日(火)13:00~17:00
  • 会  場:5月20日(月)- 佛現寺 境内
         (〒604-8245 京都府京都市中京区六角油小路町316)
         5月21日(火)- QUESTION(クエスチョン) 1階
         (〒604-8006京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町390-2)
  • お申込み:下記URLよりお申込みください。
          https://owarinohajime1.peatix.com
         (定員:8組(各組最大6名)/各日)

「佛現寺てらのみ交流会」について

  • 開催日時:5月20日(月)18:00〜21:00
  • 会  場:佛現寺 境内
         (〒604-8245 京都府京都市中京区六角油小路町316)
  • お申込み:事前申込不要。現地にて参加費のお支払いをお願いいたします。(現金のみ)

「終わりのはじめかた」トークセッション/交流会について

  • 開催日時:2024年5月21日(火)
         18:00~19:30:トークセッション「主文、終わりのはじめかた」
         19:30〜21:00:懇親会「クエスチョン交流会、敬具」
                 ※オフラインでのご参加の方のみ
  • 会  場:QUESTION(クエスチョン) 4階
         (〒604-8006京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町390-2)
  • 開催形式:会場(定員:50名)もしくは、オンライン
         (定員なし・トークセッションのみ)でもご視聴いただけます。
  • お申込み:下記URLよりお申込みください。
         https://owarinohajime2.peatix.com
  • トーク内容:
     ーなぜ“終わり”はタブー視されてきたのか
     ー世界で広がり始めた“新しい終わり”の捉え方について
     ー今後の“終わり”の価値観とは
  • 登壇者:
     株式会社むじょう 代表取締役 前田 陽汰氏
     佛現寺 副住職 油小路 和貴氏
     株式会社TBWA HAKUHODO Disruption Strategist 田貝 雅和
  • 交流会について(有料):
     21日(火)19:30〜21:00で開催。上記のURLから詳細を確認・事前申込をお願いします。支払いは当日現金のみ。

■登壇者プロフィール

株式会社むじょう 代表取締役 前田 陽汰氏
2000年東京都杉並区生まれ。公立中学校卒業後、釣りをするため島根県海士町の隠岐島前高校へ進学。その後、慶應SFCに入学。海士町で過ごす中、右肩上がり一辺倒に限界を感じ、右肩下がり(=縮退局面)のソフトランディングに関心をもつ。死・終わり・撤退・解散など、タブー視されがちな変化にも優しい眼差しを向けられる社会を作るべく、株式会社むじょうを設立。自宅葬専門葬儀ブランド「自宅葬のここ」や3日で消える追悼サイト「葬想式」の運営をはじめ、「死んだ母の日展」や「棺桶写真館」企画展を通じて死との出会い方のリデザインを行っている。著書に「地方留学生たちの三燈寮物語」「若者のための死の教科書」がある。
むじょう https://www.mujo.page/
棺桶写真館  https://www.mujo.page/kanokeshasinkan

・佛現寺 副住職 油小路 和貴氏
六角油小路にある佛現寺(ぶつげんじ)は、14代続く浄土真宗本願寺派の歴史あるお寺。副住職の油小路和貴は中・高・大学とキリスト教の学校に通い、銀行へ就職。ふとしたご縁で僧侶の道へ仏教とは日常そのもの、仏道とはライフ・スタイルであると考え、小学校時代の親友が代表を務める株式会社Gnsと共に「とまり木」プロジェクトを立ち上げる。日本酒を片手に仏教を味わう「てらのみ」や、AI勉強会、アトツギ交流会、大学年と共に「寺子家」やコミュニティ事業を行う。企業・大学生・行政・地域と連携し、さまざまなご縁の渦を巻き起こすべく、寺院の新たな可能性と魅力を発信し続けている。
佛現寺  https://butsugenji-kyoto.com/

・株式会社TBWA HAKUHODO Disruption Strategist 田貝 雅和(モデレーター)
Disruption®︎ Consulting\Planning\Backslash\Innovation Hubに所属。スタートアップからグローバル・ブランドまで、様々な規模・業界のプレーヤーとの共創で「この社会に意味ある変化」に取り組む。「良い戦略は良い問いから生まれる」という考えのもと『問いと対話』の研究と実践をライフワークにしている。

【モデレーターからのメッセージ】

 本格的な人口低減社会に突入した日本では企業の倒産や地域のシャッター街化、地域の統廃合など多くの「終わり」を迎えつつあります。しかし、世界の人口も2,100年にはピークに達しその後減少の道を辿ると言われていることを踏まえると、日本は世界に先んじて多くの終わりを迎える社会に進んでいく「終わりのパイオニア」になると言えるのではないでしょうか。その時、一般的にはネガティブなものと捉えられている「終わり」をポジティブなエネルギーに変換することができれば、日本から世界を前向きにするメッセージを発信できるはずです。そしてこの終わりの価値観を変換するヒントが、1,000年以上の歴史を持つ京都にあると考えています。京都はその街の文化を残す上で、変わり続けることで変わらない姿を残してきた「無常都市」と言えるでしょう。世界の捉え方を新たにする「終わり」の姿を京都から探っていきます。

【プロジェクトメンバー】

□TBWA HAKUHODO Open Disruption
全体統括:田貝 雅和、和田 洋明、入江 崇裕、堀江 雄一郎、Zenon Sadler
アートディレクター/デザイナー:秀島 康修、砂田 肇
コピーライター:橋本 祥平
クリエイティブ・テクノロジスト:黒川 瑛紀
動画:住吉 清隆
音楽:髙橋 律仁
WEB:小田 美喜
広報:原 純子
Disruption Lounge 企画・運営:戸川 凌、日下部 誠志、阿部 祐士、豊田 哲也、松本 脩平、藤村 ジョナサン 元気、佐藤 友沙、藤江

Open Disruption 関連企画:三木 絢帆、足立 紗希、中村 洋介
□ OZMA PR
PR協力:星野 友香、市之瀬 夏実
□むじょう
企画:前田 陽汰
□佛現寺
企画:油小路 和貴
□京都信用金庫/QUESTION
運営:川上 哲典
運営:石津 亮
□Q’s
懇親会:前原 祐作
□Tale Navi
撮影:鬼木 翔平

■EDGESについて
「エッジ(EDGE)」とは、単なる流行に留まらず世の中に台頭しつつある現象で、将来のカルチャー形成に大きなインパクトを与えると同時に、企業やブランドが各市場のシェアを伸ばす原動力となる予測トレンドを意味します。日本語で兆しとも呼ばれる「エッジ」は、TBWAのグローバルネットワークにある全世界70のオフィスに在籍する300名以上の“カルチャースポッター”というリサーチャーにより、次のような厳格な基準で選定されます。生活者の行動を通じて読み取ることが可能であり、ビジネスに明確な影響をもたらすものであること。トレンドが一年以上関連性を維持し、将来も重要であり続けるであろうこと。そして、グローバル規模で関連性が確認でき、世界の大多数の国でもその特徴が見られること。
「EDGES 2024」日本語版 ダウンロードリンク:
https://www.tbwahakuhodo.co.jp/uploads/2024/04/Backslash_Edges-2024_JP.pdf

■TBWA HAKUHODO(TBWA博報堂)について
2006年に博報堂、TBWAワールドワイドのジョイントベンチャーとして設立された総合広告会社です。博報堂のフィロソフィーである「生活者発想」「パートナー主義」とTBWAがグローバル市場で駆使してきた「DISRUPTION®︎」メソッドを中心とした独自のノウハウを融合。質の高いソリューションを創造し、クライアントのビジネスの成長に貢献します。「DISRUPTION®︎」は既成概念に縛られず、常識を壊し、新しいヴィジョンを見いだすTBWA HAKUHODOの哲学です。マーケティングに限らず、ビジネスにおけるすべての局面でディスラプションという新しい視点を武器に事業やブランドを進化させるアイデアを生み出します。
https://www.tbwahakuhodo.co.jp

PR TIMESより転載

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