墓石の建立についてのアンケート調査 ~全国石製品協同組合~

墓石イメージ

全国石製品協同組合は、全国30代以上の男女683名を対象に実施した「石材選びと墓石へ彫刻する文字」に関する調査の結果を公開しました。お墓に彫刻する文字については、若年層になるほどオリジナリティーを求める結果となったようです。

墓石の建立に際しての‟石材選び”と墓石へ‟彫刻する文字”についてのアンケート調査を実施

全石協

”お墓の業界”唯一の経済産業省公認団体「全国石製品協同組合(以下 全石協)(東京都港区、理事長 加登隆三)」は、このたび、墓石の建立に際しての石材選びと墓石へ彫刻する文字についてのアンケート調査を実施し、得られた回答結果の概要をまとめた。【アンケート結果サマリー】
◇お墓を建てる時の石材は「きれいに磨いてあり光沢のある石材」が37.9%でトップ。
◇墓石に彫る文字の字体は6割以上がパソコンのフォント文字である。
◇ただし、墓石に彫る文字については、女性と若年層については、「書家が書いた文字」や「自分で書いた文字」についても、他の層と比較し多い結果となった。

―調査概要 ―
【調査対象】全国30代以上の男女
【調査期間】2023年1月1日~2023年1月31日
【調査方法】インターネット調査    
【有効サンプル数】683名

【調査結果】
Q1.あなたがお墓(墓石)を建立するとしたら、どんな石材を選びますか?最も当てはまるものを選んでください。

石材選び

合計では、「きれいに磨いてあり光沢のある石材」37.9%、続いて「国産のブランドの石材」22.3%、僅差ではあるが「すごく硬くて、何百年も劣化しない石材」22.0%と続く。
お墓を所有している人と所有していない人で分けると「きれいに磨いてあり光沢のある石材」はほぼ同じ割合であったが、「国産のブランドの石材」については、お墓を所有している人の割合がそうでない人と比較して、9.8ポイント上回る結果となった。
これは、お墓を所有し使用する中で、経験的に墓石の素材について知識が深まった結果、国産石材の良さや価値を認識したのではないかと予想できる。また、男女別、年代別では特に全体の数値結果とほぼ同じ傾向になっていた。

Q2. 墓石に彫る文字は、どんな字体であると良いと思いますか?最も当てはまるものを選んでください。

お墓の彫刻

6割以上の方が「楷書体、行書体、隷書体などのパソコンから印刷されるフォント(書体)」と回答し、「書家が書いた文字」、「自分で書いた文字が続く」。この設問についてもお墓を所有している人とそうでない人を分けて見ると、お墓を所有していない人は、「自分で書いた文字」11.5%に対して、所有している人が4.5%と約半減している。これは、お墓を所有している人が「自分で書いた文字」は価格面や作業労力などの問題で現実的なハードルがあることを過去の経験値からあることを認識しているからではないかと推測できる。

年代性別ごと

《まとめ》
「お墓(墓石)を建立するとしたら、どんな石材を選びますか?」という質問に対しては、お墓を所有し使用する中で、経験的に墓石の素材について知識が深まった結果、国産石材の良さや価値を認識したのではないかと予想できる。
墓石に彫る文字は、どんな字体であると良いと思いますか?では、パソコン文字が一般化している事とお墓の彫刻文字にこだわりを持ってい人は多くないことがわかった。ただ、彫刻文字については、高齢者層が保守的、若年層および女性は他人とは異なる傾向がわかり、このことからも若年層や女性についても価値観や意識の変化や多様化が読み取れる結果となった。
全石協は、今後も、個人や家族のライフスタイルに対応した多様なお墓のニーズに応えられるよう、供養文化や正確な墓地・墓石情報の提供に努めてまいります。

◆「全国石製品協同組合」(全石協)とは
全国石製品協同組合(全石協)は、全国47都道府県の石材会社及び同関連会社が結集し強力な組織化と連携のもと”お墓の業界”の指導的役割を担うとともに、消費者ニーズへの的確な対応と”お墓の業界”の健全な発展を目指す団体です。全国石製品協同組合では、日本人が大切にしてきた供養文化を守るべく、消費者に正確な情報をご提供し、”お墓の業界”の健全な発展を目指してまいります。
【商号】全国石製品協同組合(経済産業省認可 2012004情第5号)
【設立】2012年11月22日
【所在地】東京都港区芝大門2丁目9番14号5階
【運営サイト】みんなのお墓 https://minnanoohaka.com/

PR TIMESより転載

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