空き家活用株式会社と長野県・根羽村との事業連携協定片付け、相続、不動産業者など空き家に関する“手続きの手間”を一本化「根羽村アキカツカウンター」を6月1日より開始 ~アキカツ~

根羽村アキカツカウンター (2)

空き家問題の解消に取り組むアキカツは、長野県・根羽村との事業連携協定締結を発表しました。アキカツが運営する空き家の相談専門サービス「根羽村アキカツカウンター」を開設し、片付け、相続、不動産業者など空き家に関する“手続きの手間”を一本化するとのことです。

相談窓口の設置で所有者の課題解決から空き家の流通促進を目指す

空き家活用株式会社(アキカツ)

空き家所有者、地域、事業者、そして自治体を繋ぐマッチングプラットフォームを運営する空き家活用株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:和田 貴充、以下アキカツ)と長野県・根羽村(長野県下伊那郡根羽村2131番地1、村長:大久保 憲一、以下根羽村)は、6月1日(木)より、アキカツが運営する空き家の相談専門サービス「根羽村アキカツカウンター」を開設することをお知らせします。また開設に伴い、5月24日(水)に事業連携協定の協定式を実施し、大久保根羽村長やアキカツCEO和田貴充が登壇しました。

空き家に関する“手続きの手間”を一本化

根羽村アキカツカウンター (2)

           根羽村アキカツカウンターのWEBサイト画面

 空き家所有者は、空き家の管理だけでなく相続、名義変更、片付けなど多種多様な課題を抱えており、その課題解決と手続きの手間が空き家問題の原因のひとつとなっています。

 アキカツは空き家所有者の課題解決を一本化する「アキカツカウンター」を、日本全国の自治体と連携し展開。このたびは根羽村と、今年4月に締結した「空き家活用官民連携事業」による事業連携協定を踏まえ、空き家の相談専門サービス「根羽村アキカツカウンター」を開設しました。

「根羽村アキカツカウンター」ではアキカツの空き家相談アドバイザーが空き家所有者の課題解決をサポートし、空き家の全ての相談、手続きの手間を一本化します。

空き家の相談専門サービス「根羽村アキカツカウンター」の利用料は基本無料、フリーダイヤルか専用ウェブサイトより申し込み手続きが必要です。長野県根羽村に空き家をお持ちの方や、長野県根羽村に親族が空き家をお持ちの方であれば根羽村以外にお住まいの方でも相談が可能です。

根羽村アキカツカウンター公式ウェブサイト:

URL:https://navi.aki-katsu.co.jp/neba_counter

地域おこし協力隊制度を活用した取り組み

「根羽村アキカツカウンター」は、アキカツが提供する自治体の空き家対策サポートパッケージ「アキカツ自治体サポート」における取り組みのうちのひとつです。根羽村では空き家相談窓口の運営のほか、空き家調査を行っており、その人員は地域おこし協力隊制度を活用して雇用・育成していきます。

4月3日から採用された地域おこし協力隊員が「空き家アドバイザー」となり、すでに空き家の調査のほか空き家の所有者と活用希望者のマッチングを促進する業務を行っています。

この度の「根羽村アキカツカウンター」開設により、空き家の調査はもちろん、空き家所有者の課題解決がより一層推進されます。

官民連携の空き家相談窓口「アキカツカウンター」は4例目

根羽村アキカツカウンター (3)

「アキカツカウンター」はこれまで、2021年に東京都世田谷区と連携した「せたがや空き家活用ナビ」・2022年9月に北海道栗山町と連携した「栗山町アキカツカウンター」・2022年1月に大阪府生野区と連携した「いくのアキカツカウンター」を開設しており、「根羽村アキカツカウンター」は自治体と連携した空き家相談窓口の4例目。アキカツは自治体の空き家対策をサポートするパッケージサービス「アキカツ自治体サポート」を全国に向けて展開しており、「アキカツカウンター」の開設を今後も全国に広げていきたい考えです。

「長野県根羽村は長野県の最南端の村で、村の9割を森が占める自然豊かな場所です。愛知県名古屋市まで車で2時間弱というアクセスの良さであり、近年は新規事業の立ち上げも盛んな地域。移住者も増加し、新たな活気が生まれているこの場所で、一緒に空き家対策ができることを楽しみにしています。今回は地域おこし協力隊の制度を活用し、空き家対策のスペシャリストを育成していく予定。この取り組みが全国に広がり、空き家対策が進んでいくことを期待しています。(空き家活用株式会社代表、和田 貴充コメント)
 

根羽村村長・大久保憲一のコメント

根羽村村長・大久保憲一

 今回、空き家の抱える問題解決に向けて空き家活用株式会社様と事業連携の協定を締結し、その調印式が和田社長を根羽村にお迎えし実施することができました。空き家の抱える問題は、行政だけでは解決が難しく、民間事業者である空き家活用株式会社様との連携により、問題解決に繋がることを期待しています。

 この4月から、地域おこし協力隊隊員を任用し空き家問題に取り組んでいますが、着任から約2ヵ月で、村内に所在する空き家の調査がほぼ終了し、6月1日からは相談窓口である「根羽村アキカツカウンター」の展開につなげられる見込みになりました。

 これから本連携事業が、お互いの強固な繋がりのもと、空き家所有者へのアプローチ、「根羽村アキカツカウンター」の利用推進がされることで、空き家問題の解消、更には空き家の利活用、そして村内の環境保全に繋がることを期待しまして、協定式の挨拶とします。
 

空き家活用株式会社・和田貴充のコメント

 長野県で初の連携協定、カウンター設置となったことを大変光栄に思っています。根羽村でも使われている言葉て非常に共感した「ネバーギブアップ」。空き家問題は、行政の視点でも個人の視点でも、諦めた瞬間に残念な未来が待ち受けています。そして成果が出るまで地道で、ともすれば長い道のりになります。この空き家対策を、今回の協定をもって「空き家問題、ネバーギブアップ」の精神で臨んでいければと思っています。

 根羽村は、外部からみればほんとに世界的にも魅力的な場所だと感じています。綺麗な川と、借景。そしてわれわれを迎えて入れていただけるような人柄を含めて。この場所が、魅力に感じる人に適切に情報が届くようにサポートしたいと思います。そして何より、この魅力的な場所でご自身の資産である実家や空き家の対応に困られている皆さんに、まず手を差し伸べて、不安や悩みから解放したい。これによって、住まう人たちがより明るくなり、そしてこの村の環境を満喫できる物件が、次の方の手に渡れば、この村の歴史がさらに連綿と続いていくと思っています。

 今回の調印式を皮切りに、6月1日から相談カウンターがスタートします。根羽村にお住まいの方、ならびに苦慮しているご実家が根羽村にある全国の皆さんのご相談もお待ちしております。

長野県根羽村の概要

長野県根羽村の概要

 根羽村は、長野県の最南端に位置し、愛知県と岐阜県を県境に持つ地域です。村境は1,000m級の山々に囲まれ、内部も起伏に富み平坦地は多くはありません。村面積89.97㎞2の内92%が森林で、古くからスギ・ヒノキを主体とした植林が行われ人工林率は73%に達し、特に林業は古くから基幹産業として重要な位置を占めています。

村内を西から北へ向かって一般国道153号が縦貫し、中央から南へ主要地方道設楽根羽線が、東へ主要地方道阿南根羽線がそれぞれ分岐しており、一般国道153号及び主要地方道設楽根羽線を通じ、名古屋市や豊田市、豊橋市、静岡県浜松市などへアクセスが可能で社会的交流も古くから活発に行われてきました。名古屋市へは車で約2時間、豊田市・豊橋市・浜松市へは約1.5時間、長野県飯田市へは約50分の距離にあります。また、一級河川矢作川の源流地であり、愛知県三河地方の重要な水源地でもあります。

【人口:858人・世帯数:416世帯 (2023年3月1日現在)】

空き家活用株式会社が提供する「アキカツ自治体サポート」導入11例目

根羽村アキカツカウンター (7)

アキカツ自治体サポート

「アキカツ自治体サポート」とは、空き家活用株式会社が提供する自治体の空き家対策を推進するサポートパッケージです。アキカツが実際に利用・開発を続けてきた空き家調査用の空き家データをクラウド上で管理・閲覧共有できるシステム「アキカツ調査CLOUD(クラウド)」を自治体向けにカスタマイズし、データ化された空き家の所有者とその物件を利活用したい事業者をコーディネートする業務「アキカツカウンター」とパッケージ化しました。

これまでに、北海道栗山町(町長:佐々木学)や大阪市生野区(生野区長: 筋原 章博)、など合計11自治体に導入されており、各自治体で空き家の調査や相談業務が進んでいます。

▼「アキカツ自治体サポート」についてのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000057167.html

▼「アキカツ自治体サポート」サービスページ
https://navi.aki-katsu.co.jp/municipalitysupport
 

 空き家の専門家、空き家活用株式会社代表・和田貴充について

空き家活用株式会社代表・和田貴充

空き家活用株式会社代表・和田貴充

空き家活用株式会社代表・和田貴充1976年 大阪府生まれ20歳で父の事業を継承し、24歳で廃業。その後、不動産業界に飛び込み、建築、不動産に関わるあらゆる業務を経験した後、2010年に独立。『日本の空き家問題を解決したい』を背景に、2014年に空き家活用株式会社を設立。2017年1月より、自分達で調査員を派遣し空き家の実態調査を開始。2018年8月には第三者割当増資で6210万円を調達し空き家活用データシステム「AKIDAS(アキダス)」をリリース。2019年1月には本社を東京に移転。空き家所有者の課題に寄り添い、地域住人、事業者、そして自治体の方々を繋ぐ新しい取り組みとなる、空き家マッチングプラットフォーム「空き家活用ナビ」を構築。2021年11月より東京都世田谷区との協業により「せたがや空き家活用ナビ」をスタート、2022年6月には、全国の自治体向けに、空き家物件のクラウド管理から利活用斡旋までをパッケージした空き家対策サービス「アキカツ自治体サポート」(https://navi.aki-katsu.co.jp/municipalitysupport)の提供を開始した。

受賞歴(一部):
2017年9月/平成29年度「国土交通省地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業者」に選定
2018年6月/平成30年度「国土交通省地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業者」に選定
2018年11月/SDGsビジネスコンテストにて「優秀賞」を受賞
2019年2月/日本最大級のピッチイベント「未来2019」で、シェアリングサービス賞およびグッドパフォーマンス賞を受賞。
2019年3月/西武ホールディングスが主催するアクセレレータープログラム「Swing」の事業検討企業に選出
2019年7月/住吉区、空き家対策に協力する民間事業者を募集、第一号に空き家活用(株)のモデルが採用
2020年1月/内閣府オープンイノベーションチャレンジにて茨城県つくば市への提案が採択される
2020年9月/東京都「民間空き家対策東京モデル支援事業」に空き家活用(株)が提案した「リモートセンシングを活用した空き家調査の効率化に向けた先進事業」が採択される
2021年2月/宮崎県延岡市と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年4月/埼玉県・寄居町と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年10月/SDGs研究所主催第2回SDGsビジネスアワードで「SDGsソーシャルビジネス大賞」を受賞
2021年10月/大阪府泉南郡岬町と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年10月/茨城県常総市と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年10月/東京都世田谷区と「空き家活用マッチングシステム」に関する協定を締結
2021年11月/東京都世田谷区との協業によるマッチングプラットフォーム「せたがや空き家活用ナビ」がスタート
https://setagaya.akikatsu-match.com/
2022年4月/延岡・空き家利活用プロジェクト「HYPHENATION in NOBEOKA」にて事業者公募開始
https://seminar.aki-katsu.co.jp/hyphenation_in_nobeoka
2022年6月/「Smart City Osaka Pitch 2022」(大阪スマートシティパートナーズフォーラム)にて優秀賞を受賞
2022年7月/北海道・栗山町と「地域活性化起業人制度」に関する連携協定を締結
 

空き家活用株式会社概要

アキカツ

・名称 :空き家活用株式会社
・代表取締役社長:和田貴充
・本社所在地 :東京都港区北青山三丁目3番13号 共和五番館2F
・設立 :2014年8月
・資本金:1千万円(2023/2/27時点)
・従業員数:12名(+役員6名)
・事業内容 :空き家の市場への再流通システムの構築、空き家所有者と空き家利用者を繋ぐポータルシステムの構築、運用、空き家に対する新しい利活用モデルの開発、提案
・コーポレートサイト:https://aki-katsu.co.jp/
・サービスサイト:
空き家活用データシステム「AKIDAS(アキダス)」:https://aki-katsu.co.jp/about-akidas/
アキカツマガジン:https://aki-katsu.co.jp/magazine/
空き家活用YouTube公式「ええやん 空き家やん ちゃんねる」(登録者数2.56万人)/6月現在:
https://www.youtube.com/c/akiyayan
空き家活用公式LINE:https://lin.ee/vEpG93U
「アキカツ自治体サポート」:https://navi.aki-katsu.co.jp/municipalitysupport
・営業所 :
大阪営業所/大阪市北区中津3丁目10-4 第一西田ビル3階(Laugh Out 中津)

PR TIMESより転載

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