株式会社NEXERは、合同会社アイワクリーンと共同で「遺品整理」に関する調査を行いました。
遺品整理で大変だったことについて、「何を残すか・処分するか判断が難しかった」「物の量が多かった」と回答した人が、ともに6割を超えています。
株式会社NEXER・遺品整理の大変さに関する調査

■遺品整理で大変だったことは?
家族が亡くなった後に直面する「遺品整理」は、感情的な負担と大きな労力を伴います。
とくに、故人の思い出が詰まった品々を前にして「いるもの」と「いらないもの」の仕分けを行う作業は、精神的な辛さや物理的に大変な思いをするケースも多いのではないでしょうか。
ということで今回は合同会社アイワクリーンと共同で、事前調査で「遺品整理を行った経験がある」と回答した全国の男女176名を対象に「遺品整理の大変さ」についてのアンケートを行いました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERと合同会社アイワクリーンによる調査」である旨の記載
・合同会社アイワクリーン(https://aiwaclean.com/)へのリンク設置
「遺品整理の大変さに関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年10月23日 ~ 10月28日
調査対象者:事前調査で「遺品整理を行った経験がある」と回答した全国の男女
有効回答:176サンプル
質問内容:
質問1:遺品整理で大変だったことはありますか?
質問2:どのようなことが大変でしたか?
質問3:処分するか迷ってしまったものはありますか?
質問4:処分するか迷ってしまったものを教えてください。
質問5:遺品整理はどれくらい時間・期間がかかりましたか?
質問6:とくに時間がかかった作業を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■73.9%が、遺品整理で大変だったことが「ある」
まずは、遺品整理で大変だったことはあるか聞いてみました。

7割以上が「大変だった」と回答しており、遺族にとって大きな負担のようです。
遺品整理は、多くの方にとって精神的・物理的・時間的コストを伴うことが分かります。
一方で、約4人に1人は「大変ではなかった」と回答しており、遺族の状況によって異なるようです。
次に、大変だったことは何かを選んでもらいました。

「何を残すか・処分するか判断が難しかった」と「物の量が多かった」が約6割台を占めていました。
「処分先の判断」や「感情的になること」も約3割台で多く、専門知識や精神的なケアも必要なようです。
■64.8%が、処分するか迷ってしまったものが「ある」
続いて、処分するか迷ってしまったものはあるかを聞いてみました。

6割以上が「処分するか迷ったものがあった」と回答していました。
具体的にどのような物を処分するか困ったのか、くわしく聞いてみました。
処分するか迷ってしまったものは何?
・昔のお金、切手。(20代・女性)
・コート等の洋服類です。(50代・男性)
・写真、日記、手紙などつい見入ってしまうもの。(60代・男性)
・父親の遺品、趣味の品。(60代・女性)
・好きだったアイドルの品物、ポスター、レコード、CD。(60代・男性)
・釣り竿。捨てた後に高級な材質であったことが判明した。(60代・女性)
・亡き夫がやり遂げた仕事の書類がなかなか処分できずに置いていました。(70代・女性)
「昔のお金や刀」といった骨董的価値の有無が不明瞭なものから、「コート類」「趣味の品」といった日常的な品物まで、さまざまなものがありました。
とくに「写真、日記、手紙」のように故人の記録や思いが詰まったものは、作業者がつい見入ってしまい判断を留保させます。
また、「仕事の書類」や「アイドルグッズ」のように、故人の特別な品も迷いの対象となるようです。
■25.6%が、遺品整理にかかった時間・期間は「2週間~1か月程度」
次に、遺品整理にかかった時間や期間はどれくらいかを聞いてみました。

「2週間から一か月」「数か月」が約半数を占める一方で、「1年以上かかった」が約2割強にも上り、作業の長期化が伺えます。
1日や1週間で完了するケースは少なく、多くの場合で遺族の日常生活に長期にわたって負担をかけていることがわかります。
とくに遺品量が多いか、感情的な負担が大きいと、作業しなければいいと分かっていても進められない実情が想像できます。
次に、特に時間がかかった作業をくわしく聞いてみました。
1~3日程度
・故人の衣服や古い写真。(40代・女性)
・捨てるものと残すものの判断。(50代・男性)
・アイドルのパネル、コンサートチケットの半券迷いました。(60代・男性)
・不動産の分配。(70代・男性)
1週間程度
・処分先の選定など。(50代・男性)
・捨てるものと保管しておくものの仕分け。(60代・男性)
・思い出があるから一つ一つに時間が掛かる。(70代・男性)
・着物の処分。(70代・男性)
2週間~1か月程度
・遺品の処分先を探すのにいちいち時間がかかりました。ゴミはゴミでもどうやって捨てるか、家具はどこに引き取ってもらうか、売るものはどこに売りに行くか、色々な場所を右往左往して時間がかかりました。(30代・女性)
・書類の整理は、記載内容を確認しながら捨ててよいかどうかの判断をしなければならなかったため、意外に時間がかかりました。(70代・男性)
・義母の遺品整理をしなければならなかったが新幹線を利用しても2時間ほどかかるので、義母の家の近くに住む義兄の都合に合わせられなく作業に入るまでに時間が掛かった。(70代・男性)
数か月かかった
・物が多すぎて分別するのに時間がかかった。(30代・女性)
・タンスなど大型家具の解体、撤去。(40代・男性)
・亡くなった母が認知症だったので身の回りのものがタンス内の色々な場所に分散して収められていたので、整理に時間が掛かった。(60代・男性)
半年以上近くかかった
・ごみ捨てを少しずつしたから時間がかかった。(40代・男性)
・分別作業に大変時間かかった。(50代・男性)
・単身赴任中でなかなか自宅に帰ることができなかった。(60代・男性)
・全体像をつかむまでの時間が想定以上にかかった。(70代・男性)
1年以上かかった
・10年以上かかっていて、今も遺品整理が終わっていません。夫の仕事道具はどうしてもできません。夫の存在を消してしまいそうで、未だに整理できません。(50代・女性)
・分別の際に処分するか保存しておくかで迷い時間を要した。(60代・男性)
・すべて処分してしまうと、寂しさが増し耐えられなくなりそうだったから。(70代・女性)
遺品整理の所要期間は、1週間程度に収まるのは少数派であり、大半が2週間以上を要しています。
とくに「数か月」や「1年以上」かかるケースでは、思い出の品や衣類の選別、書類確認といった「仕分け」作業の難航が主な原因です。
また、遠距離の移動や業者選定の手間、さらに「夫の存在を消してしまうようで整理できない」といった感情的な要因が、作業期間を長期化させていることが分かります。
■まとめ
今回は、遺品整理の大変さに関する調査を行い、その結果について紹介しました。
遺品整理経験者の約7割が「大変だった」と回答しており、仕分けの難しさが最大の壁です。
何を残すかの判断と物の量の多さがそれぞれ約6割を占め、約3分の2が思い出の品などの処分に迷っています。
作業期間は、大半が2週間以上と長期化しており、1年以上かかったケースは約2割に上ります。
長期化する要因は、感情的な負担や遠方での作業、専門的な処分先選定のようです。
遺品整理や家の片づけに時間が掛かる、自分ではどうにもできないと感じる方は、遺品整理の専門業者に任せてみてはいかがでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERと合同会社アイワクリーンによる調査」である旨の記載
・合同会社アイワクリーン(https://aiwaclean.com/)へのリンク設置
【合同会社アイワクリーンについて】
住所:〒509-0201 岐阜県可児市川合2608番地68(岐阜本社)
代表:芝田 健二
電話番号:0120-322-221
事業内容:遺品整理、生前整理、ゴミ屋敷片付け、買取、リサイクル業、特殊清掃、ネット販売、
終活相談、永代供養養墓、神棚販売
URL:https://aiwaclean.com/
【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作

