【60代の終活意識】5人に1人超が「エンディングノート」を準備中!家族のために書き残す、具体的な内容とは?~NEXER~一般公開

エンディングノート

株式会社NEXERが、ハタオ葬儀社と共同でエンディングノートの内容に関する調査を行いました。
エンディングノートに記載する内容として、もっとも多かったのが「資産・口座・保険の情報」(86.2%)、次いで「葬儀・お墓・供養の希望」(79.3%)となっています。

株式会社NEXER・エンディングノートの内容に関する調査

株式会社NEXER

エンディングノート

■エンディングノートには何を書いた?
高齢化社会の進展に伴い、「終活」という言葉は幅広い世代に浸透し、自分の人生の整理と残される家族への配慮は重要なテーマです。
終活の中でも、「エンディングノート」の作成は、自分の意志を整理し、万が一の際に家族が困らないようにするための最も実用的な手段として認知度が高まっています。

ということで今回はハタオ葬儀社と共同で、事前調査で「エンディングノートを知っている」と回答した60代以上の男女131名を対象に「エンディングノートの内容」についてのアンケートを行いました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとハタオ葬儀社による調査」である旨の記載
・ハタオ葬儀社(https://hataosougisha.com/)へのリンク設置

「エンディングノートの内容に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年11月5日 ~ 11月10日

調査対象者:事前調査で「エンディングノートを知っている」と回答した60代以上の男女
有効回答:131サンプル
質問内容:
質問1:現在、エンディングノートを準備(記入)していますか?

質問2:エンディングノートを準備した・している理由を教えてください。
質問3:エンディングノートの内容を教えてください。
質問4:家族にエンディングノートを準備していることを伝えていますか?
質問5:その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■17.6%が、現在エンディングノートを「一部だけ書いている途中」

まずは、現在エンディングノートを準備(記入)しているかを聞いてみました。

エンディングノート

エンディングノートを「すでに準備している」または「一部書いている途中」の方は約22%に留まる一方、「これから書こうと思っている」方が40.5%を占めました。
多くの方がエンディングノートの必要性を強く認識しつつも、具体的な作業には移せていないようです。

エンディングノートを準備した、または書いている途中の方はどのような思いで行動したのか、理由をくわしく聞いてみました。


「すでに準備している(完成済み)」その理由は?

・残された人の負担をなくしたいから。死後であっても自分の持ち物や財産を思うようにしたいから。(60代・女性)
・葬儀の時、関係者が、困らないように。(70代・男性)
・脳梗塞を患ったから。(70代・男性)
・年齢的に必要かと。(70代・男性)
・子供5人なので揉めないように書いてある。開封しないで裁判所へ持っていくように表に大きく書いてある。(80代・男性)

「一部だけ書いている途中」その理由は?

・家族が困らないように。(60代・男性)
・ガンに罹患したから。(60代・男性)
・妻に遺言書を残すように言われて、ついでにエンディングノートも書いた。(60代・男性)
・自分の持っている情報や考えを遺族に伝えるためエンディングノートを記録し始めました。(70代・男性)
・子供もいなく妻も年上で先が不安なので。(70代・男性)
・エンディングノートの作成について、年齢に関係して、子供達から要求されている。(70代・男性)
・そろそろ平均寿命を迎えるので。(80代・男性)

エンディングノートを作成する動機は、「家族の負担軽減」という他者への配慮が最も強力な要因です。
「残された人の負担をなくしたい」「葬儀の時、関係者が困らないように」といったコメントがそれを裏付けています。
とくに「すでに完成済み」の層では、「脳梗塞を患った」「ガンに罹患した」といった健康上の危機や、「子供5人なので揉めないように」といった相続トラブルの予防など、切実な必要性や強い危機感が作成を完了させる決定的な要因となっています。

一方、「一部だけ書いている途中」の層も動機は同様ですが、「妻に言われた」「自分の情報や考えを遺族に伝えるため」など、家族とのコミュニケーションや情報整理の側面から着手している傾向が見られます。

■86.2%が、エンディングノートの内容は「資産・口座・保険などの情報」

次に、エンディングノートの内容はどのような物かを聞いてみました。

エンディングノート

8割以上の方が「資産・口座・保険の情報」と「葬儀・お墓・供養の希望」といった、死後に家族が必ず必要とする実務的な情報を優先して記載しています。
また、「基本情報」や「連絡先」も半数以上が記載し、緊急時の対応に備えています。

一方、「医療・介護の希望」や「遺言の意向」といった個人の意志に関する項目や、「家族へのメッセージ」といった感情的な項目は約3〜5割に留まり、手続きの明確化を優先する傾向が強いことがわかります。
家族への心遣いが、感情より実務に表れているようです。

■69%が、家族にエンディングノートを準備していることを「伝えている」

続いて、家族にエンディングノートを準備していることを伝えているかを聞いてみました。

エンディングノート

約7割が、エンディングノートを準備していることを家族に伝えています。
準備自体が家族への思いやりであるため、存在の開示は終活の重要な一環として捉えられていることが分かります。

次に、回答理由をくわしく聞いてみました。


「伝えている」その理由は?

・せっかく書いても、存在や置き場所を話しておかなければ何にもならないので。(60代・女性)
・遺言書と一緒のところにありますと伝えた。(60代・男性)
・家族に自分の持っている情報や考え方を伝えるためのエンディングノートですので、その存在を伝えておかないと意味がないため。(70代・男性)
・子供達には現状を知ってもらってないといけないので。(70代・男性)
・探さなくても済むから。(70代・男性)
・高血圧で、狭心症でもあるので、いつ亡くなるか分からないから。実際に兄2人が突然死で亡くなっている。(70代・男性)

「伝えていない」その理由は?

・家族に言わず、執行人に任せてある。(60代・女性)
・まだ完成形でないので。(60代・男性)
・折を見て伝える。(70代・女性)
・一部のみ記入のため。(80代・男性)


エンディングノートの存在を「伝えている」方の理由は、「知らなければ、ないのと同じ」「せっかく書いても何にもならない」といった、実用性確保への強い意識に集約されています。
とくに「突然死」や「いつ亡くなるか分からない」という健康上の危機や、子供たちへの現状開示の責任感が、存在を明確に共有する強い動機となっています。


一方、「伝えていない」方の理由は、「まだ完成形でない」「一部のみ記入」といった準備の途上にあることや、「折を見て伝える」というタイミング待ちが主です。
また、執行人に託すなど、家族関係や環境に依存する個別的な事情も見られます。
総じて、実用性を重視する意識と、完成度や開示のタイミングに関する慎重な判断に分かれているようです。

■まとめ

今回は、エンディングノートの内容に関する調査を行い、その結果について紹介しました。
60代以上の方の約2割がエンディングノートを作成中で、動機は「家族の負担を減らしたい」という思いやりが最も強力です。

とくに「資産・口座情報」や「葬儀の希望」といった実務的な情報が8割以上を占め、家族が困らないためのマニュアルとして活用されています。
また、約7割が「使われないと意味がない」という理由で家族に存在を伝えており、エンディングノートは終活の最終責任を果たすための重要なツールとなることが分かります。

エンディングノートの準備を始めたい、本格的に用意したい方は、葬儀社に相談してみてはいかがでしょうか。

<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERとハタオ葬儀社による調査」である旨の記載
・ハタオ葬儀社(https://hataosougisha.com/)へのリンク設置

【ハタオ葬儀社について】
法人名:熊本県儀式共済株式会社
所在地:〒862-0949 熊本市中央区国府1丁目12-15
代表取締役 :畑尾 一心
Tel:096-364-3220
URL:https://hataosougisha.com/

【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作

PR TIMESより転載

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