株式会社香十天薫堂が、これまで京都・二寧坂店で限定販売してきたお線香「香宮」の全国の直営店およびオンラインストアで販売開始しました。
「桂皮」の爽やかさを基調に、柔らかな甘みを持つ「安息香」を重ねた、気品あふれる香りになっています。
1575年に創業した香の老舗〈香十(こうじゅう)〉は、2016年より京都・二寧坂店で限定販売してきたお線香「香宮(こうぐう)」を、2025年9月2日(火)より全国の直営店およびオンラインストアで発売いたします。
「香宮(こうぐう)」は、「香十」が京に御香所を掲げ、宮中へ香を献上していた時代に思いをはせて名付けられたもの。伝統に新しい息を吹き込み、京の今を再現したお線香です。
香りは、古くから漢方としても重用されてきた生薬「桂皮(けいひ)※1」の爽やかさを基調に、柔らかな甘みを持つ「安息(あんそく)香(こう)※2」が重なり、気品あふれる香りに仕上げました。
日々の祈りや、静かに心を整えるひとときに焚いていただくことで、やさしい香りが空間を満たし、落ち着いた時間を演出します。秋のお彼岸の季節にもふさわしいお線香です。
商品ページは、こちら(https://shop.koju.co.jp/products/kogu)よりご覧いただけます。

※1:桂皮(けいひ):シナモンとしても知られ、漢方では身体を温め、血の巡りを良くする生薬として古くから用いられてきました。爽やかで甘辛い香りが特徴です。
※2:安息香(あんそくこう):樹木から採れる天然樹脂。古来より薫香や薬用として用いられ、甘くやわらかな香り。その名の通り「心を落ち着ける香り」として親しまれています。
d43168-29-bb9c61fedee766bcb01d71abb295b984.pdf
- 1575年創業、宮中や豊臣秀吉、徳川家康にも献上した香老舗『香十』