仲が良かったはずの兄妹がモメた!認知症の母による遺産トラブル!さまざま相続争いの対応法は、これだ!

相続終活専門協会代表理事・江幡吉昭さんの『プロが教える相続でモメないための本』が、12月14日に発売になりました。

株式会社アスコム
何も対策せずに結果として骨肉の争いになった相続争いを「争族」(あらそうぞく)と言います。遺産が少なくても「争族」は起こります。遺された家族がバラバラにならないためにも、事前の準備が必要です。「争族」は他人事ではなく、どのご家庭にも起きる可能性があります。

「遺産が少ない」「家族はみんな仲がいい」「信頼している税理士がいる」
これが、相続争いの当事者になりやすいタイプです。
相続争いが年々増加している理由として、高齢化が進み、当事者の数が増えたこと。また、長子相続の習慣がくずれ、兄弟が平等に権利を主張するようになったことや、未成年などの働いていない子や孫が権利を主張してきたことなどがあげられます。

兄弟の誰かが親を介護していて「争族」に!
親の世話をしていた姉が預金を勝手に使いこんでしまった場合、失われた現金は取り戻せるのでしょうか。

母親の四十九日後、4800万円を優に超える財産が残っているはずが、どんなに探しても遺産が見つけられない妹たち。しかも預金通帳もない。面倒を見ていた姉に聞いても「お母さんは預金なんてしてなかったんじゃない?」という言葉。
そこから、「争族」に発展した姉妹たち…。果たして、失われた現金は取り戻せるのか?

同居している、あるいは実家の近くに住んでいて親の面倒を見ている兄弟姉妹が、生前に財産を消費してしまっていることが原因で「争族」となってしまうケースは、非常に多くあります。

このケースでは、「家族信託を利用する」のも一つ。信託とは、財産を管理してくれる人と契約を結ぶことで、自身の生前の財産の管理はもちろん、自身の死後も財産を適切に相続人に渡したり、配分したりする仕組みです。

こんなケースで「争族」に
遺産が1000万円以下、兄弟間で収入格差がある、財産放棄を急に撤回してきた、親が認知症になってしまった、放蕩息子がいる、顔見知りの専門家に頼ってトラブルになる、などで「争族」になってしまうケースがあります。

「争族」を防ぐための究極の方法は「遺言」を書くこと。
著者の江幡さんがこれまでに3000件以上の相続を手掛けた経験に基づき考案した、
「争族」を避ける方法と相続の基本をわかりやすくまとめたのが、この本です。

亡くなった方の9割は遺言を残していません。「争族」が起きる可能性を予見していないからです。
「争族」を回避するには、トラブルが起きる可能性を事前に把握し、適切な遺言を書くことにつきます。

◆書籍情報
書名:プロが教える相続でモメないための本
著者:江幡吉昭 著
定価:本体1200円+税
発売日:2019年12月14日
判型:A5版
商品形態:単行本
ページ数:144
ISBN:978-4-7762-1067-2

PR TIMESより転載

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