喪主経験者の約半数が、葬儀における「後悔」アリ 費用が2倍、火葬場難民…喪主たちが経験した「想定外」エピソード 多死社会の中で求められる『葬儀リテラシー』とは?

公益社

85年を超える歴史に根ざした年間10,000件を上回る葬儀実績を誇る、公益社(東京本社:東京都港区、大阪本社:大阪市北区、代表取締役社長:播島聡、以下「公益社」)では、このたび「葬儀リテラシー」をテーマにした意識・実態調査をおこないました。

<調査概要>

・調査名:「葬儀リテラシー」に関する意識・実態調査

・調査期間:2018年3月7日~8日

・調査対象:20~80代 喪主の経験がある男女500名 ※「公益社」のサービスを利用したことがない方

・調査方法:インターネット調査                                                           

・調査実施機関:楽天リサーチ

 

■心の準備ができないまま…喪主決定は「通夜の直前」が半数近く

現在日本では、「超高齢社会」に続いて「多死社会」がやってくると言われています。こうした中で求められるのが、葬儀に関する正しい知識、すなわち『葬儀リテラシー』です。そこで今回、公益社では、20~80代の喪主経験者500名を対象に調査を実施。葬儀を迎えるにあたっての準備の実態や、『葬儀リテラシー』と葬儀の満足度の関係性などについて調べました。

 

まず、「喪主」を初めて務めたときの年齢を聞いたところ、平均は「47.1歳」という結果になりました。割合でみると、「50歳未満」で喪主を務めた人が52%で半数以上にのぼっています。

 

 

続いて、初めて「喪主」を務めたときの故人は、どのような続柄の方だったかを聞くと、「父」(61%)が最多で、以下、「母」(23%)、「配偶者」(7%)となりました。初めて喪主となるのは、父親の葬儀というケースが多いようです。

 

また、「喪主」になることが決定したときのことを聞くと、「通夜の直前(当日・前日)に喪主になることが決定した」という人が47%と約半数に。心の準備ができないまま、急に喪主を務めることが決まったというケースも少なくないようです。

 

■故人と葬儀について「話ができていなかった」喪主が6割超

さらに、「故人の生前に、葬儀について十分な話ができていましたか?」と質問したところ、「十分にできていた」と回答した人は15%とわずか1割台となりました。「話はしていたが、十分ではなかった」人も24%にとどまり、残り大多数は「話ができていなかった」(61%)と回答しています。

 

 

その理由としては、「話すきっかけがなかったから」(39%)が最も多く、以下、「話す時間的なゆとりがなかったから」(35%)、「話をする必要性を感じなかったから」(28%)、「縁起が悪いと感じたから」(21%)、「自分が考えたくなかったから」(20%)と続きました。

 

■喪主の約半数が、葬儀において「後悔」アリ…費用や火葬場の予約など「想定外」の出来事も

また、「あなたが喪主を務めた葬儀において、後悔していることはありますか?」と聞くと、49%と約半数が「ある」と回答。

 

 

その理由としては、「本人の希望を聞いておけなかったこと、親戚や知人などの把握ができていなかったことなど、全てにおいて後悔している」(44歳・女性)、「安易に近所の葬儀会社へ依頼してしまったが、もっと事前に葬儀について調べておくべきだった」(60歳・男性)などがあがっており、事前の準備不足を後悔する人が多いようです。

 

さらに、喪主を務めた葬儀において、「想定外のことがあった」人も、53%にのぼりました。具体的には、「費用が想定の2倍以上になった」(61歳・男性)、「冬場の混雑期で、火葬場がなかなか押さえられなかった」(73歳・男性)など、費用や火葬場に関する声が多くあがっています。

 

■『葬儀リテラシー』は葬儀の満足度も左右することが判明!

そこで、「喪主になってから、葬儀に関する知識不足を感じましたか?」と聞いたところ、68%と約7割もの人が「感じた」と答えました。実際に、「喪主になる前から、準備に必要な知識・情報を事前に収集していた」人は2割台(27%)にとどまっており、『葬儀リテラシー』が低いまま喪主になった人が多い様子がうかがえます。

 

また、「喪主の葬儀に関する知識の有無は、葬儀の内容や満足度にも影響すると思いますか?」と聞くと、76%が「そう思う」と回答。さらに、理想的な葬儀と比較して、自身が喪主を務めた葬儀に点数をつけてもらったところ、「喪主になる前から情報収集していた」グループの人は、葬儀の満足度が平均76.5点という結果になっており、そうでないグループの人(平均66.6点)と比較して、およそ10点近くの差が生じています。

 

 

■85年以上にわたる信頼の実績、公益社の葬儀サービス

公益社は、葬祭業界で初の東証一部上場企業である「燦ホールディングス」の、グループ中核葬儀社です。85年を超える歴史ある葬儀社として培ってきたサービス品質と、一件一件のご葬儀に、まごころを込めて取り組む姿勢が評価をいただき、葬儀施行件数は、年間10,000件以上にのぼっています。

 

また、厚生労働省が認定する技能審査である「葬祭ディレクター」の資格を持つ社員が250名以上在席(2017年11月時点)し、ご要望に沿ったお葬式の内容をご提案。24時間365日対応していますので、もしもの時にもお電話1本ですぐに駆けつけ、葬儀に関する全てを滞りなくお手伝いいたします。

 

さらに、葬儀の施行前にご予算にあわせて、明確にお葬式の費用をご提示しますので、想定外に費用が高くなってしまう心配もありません。豊富な知識と経験を持ったスタッフがイメージ通りのお葬式を誠心誠意お手伝いいたします。

 

また、葬儀会館に足を踏み入れる機会は普段なかなか無いものですが、事前に会館内の設備や様子を確認しておくと、いざというときも安心です。公益社では、気軽に『葬儀リテラシー』を高められる、大小さまざまなイベントやセミナーを定期的に開催しています。詳細は、公益社のホームページをご覧ください。

 

 ⇒「公益社」ホームページ https://www.koekisha.co.jp/

 

ValuePress!より転載

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