日比谷花壇が小田急ランドフローラの株式を取得 M&A情報 

 

ポイント
日比谷花壇は東京都・神奈川県に強みをもつ小田急沿線の事業地盤を強化する 
2019年3月29日に「小田急ランドフローラ」の称号変更が行われ子会社化する 
小田急ランドフローラはフラワーショップ、ブライダル、造園が中心のためお葬式サービスとの連携について現状では不明 

 

日比谷花壇 サイトトップページ

2019年1月18日、日比谷花壇が小田急電鉄の完全子会社である、小田急ランドフローラの全株式を取得する株式譲渡契約を締結したことを発表した。

日比谷花壇は、全国200店の直営店舗とオンラインショップの運営、空間装飾、葬祭事業等を通じて、花と緑の魅力を全国に発信し、人と人をつなぎ、地域や家族の絆を育み、花と緑で彩られた豊かなライフシーンの実現を目指している。

一方、小田急ランドフローラは、小田急沿線でのフラワーショップ「小田急フローリスト」「Reconnel」の運営、造園事業等を展開。東京都、神奈川県の沿線地域に根ざした事業基盤がある。

小田急ランドフローラ サイトトップページ

2019年3月29日付けで、小田急ランドフローラの称号変更が行われ、日比谷花壇の子会社として、東京都、神奈川県の小田急沿線を中心に、花と緑ある豊かな生活提案を行う予定だ。造園事業はグループ会社である日比谷アメニスと連携する。

日比谷花壇は両社のノウハウやリソースを融合し、事業基盤の強化とさらなる事業拡大、サービスの拡充を図る予定だ。

小田急ランドフローラはフラワーショップやブライダル・空間装飾、造園等が中心のため、日比谷花壇のお葬式サービスとの連携については不明だが、東京都、神奈川県の沿線地域での強みが強化されるため、今後の展開に注目していきたい。

 

【小田急ランドフローラ概要

社名  :小田急ランドフローラ
所在地 :東京都世田谷区千歳台1丁目1番18号
代表者 :代表取締役社長 金野祥治
設立年日:1998年2月2日
事業内容:フラワーショップ「小田急フローリスト」「Reconnel」の運営、装花、造園事業 等
URL  :http://www.odakyu-landflora.co.jp/

【日比谷花壇概要】

社名  :日比谷花壇
所在地 :東京都港区南麻布1-6-30
代表者 :代表取締役社長 宮島浩彰
創業  :1872年 設立年日/1950年12月6日
事業内容:ウエディング装花、直営店及びオンラインショップでの個人・法人向けフラワーギフトの企画・制作・販売、お葬式サービス、各種空間装飾デザイン・ディスプレイ、屋内緑化の設計・施行 等
URL  :https://www.hibiya.co.jp/

 

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