葬儀社関連の資格の一つに、IFSA(一般社団法人日本遺体衛生保全協会)が認定する「 エンバーマー資格 」があります。
火葬が主流の日本では馴染みのなかった「エンバーミング」ですが、東日本大震災やコロナ禍での遺体保全を通して、近年注目されつつあるようです。
日本ではエンバーミングを規制する法律は存在しませんが、遺体にエンバーミング処置を施す場合、原則として エンバーマー資格 が必要となります。
現在ではエンバーミングサービスを取り扱う葬儀社様も増加傾向にあり、エンバーマーの需要も徐々に高まりつつあるようです。
そこで本記事では、 エンバーマー資格 の取得方法やメリット・年収などについて詳しく解説していきます。
あわせて読みたい


エンバーミング業者11社まとめ│エンバーミングのメリットや費用・事業内容を解説
近年死亡者数が増加の一途をたどっており、首都圏を中心とした都市部では、火葬までの待機期間が長くなるケースも増えつつあるようです。2022年の死亡者数は160万7,011...
目次
- エンバーミングとは
- エンバーミングの歴史
- エンバーミングの目的と必要な場面
- エンバーミング処置を実施するメリット・デメリット
- 衛生面でのメリット
- 遺族の心理的なメリット
- エンバーミングのデメリット
- エンバーミングの流れ
- エンバーマーの現状について
- エンバーマーの担当業務
- エンバーマー資格の取得メリット
- エンバーマー資格 取得方法
- エンバーマー養成校について
- エンバーマー認定受験資格について
- エンバーマー養成校入学試験について
- エンバーマーに関する年収や求人
- まとめ
