株式会社宙の会は、「お墓の管理」に関する実態調査を実施し、その結果を公表しました。
その結果によると、およそ半数の人が「お墓の管理」に負担を感じており、その理由として、「維持管理・清掃」「お墓が遠い」などのる理由があげられています。
株式会社 宙の会
株式会社宙の会(本社:東京都千代田区 、代表取締役:臂 幸子)は、一般墓を管理している方を対象に「お墓の管理」に関する実態調査を実施しました。この調査結果から、お墓の管理の実態や問題などが明らかになりました。
<背景>
近年、少子高齢化や家族構成の変化に伴い、お墓に関する問題が社会問題として浮上しています。特に、先祖代々受け継がれてきた一般墓では、管理者が不在となった場合、無縁墓となりやすく、管理や処理に悩む方が増えています。そこで、管理費不要で、都心にお墓を持ちたい人向けに樹木葬・納骨堂を提供している株式会社宙の会は、一般墓を管理している方を対象に「お墓の管理」に関する実態調査を実施しました。
<調査サマリー>
・お墓の管理をしている人の内、5割以上の方が少なからずお墓の管理に負担を感じている
・お墓の管理で最も負担に感じることは「お墓の維持管理・清掃」
・お墓の管理に負担を感じている方の内、約4割がお墓の管理の負担を減らす方法を検討している
・お墓の管理の負担を減らす方法として、大半の方が「改葬・墓じまい」を検討している
・改葬先として新たにお墓を求める予定の方は約3割
・改葬先のお墓に主に望むことは「管理費用の少なさ」と「アクセスの良さ」
・お墓の管理に関して、負担を減らす方法を検討していない理由の第1位は「まだ急ぐ必要がないと感じているから」
<調査概要>
調査期間:2024年11月6日~11月12日
調査方法:インターネット調査
調査対象:一般墓を管理している方(40代~70代の男女)
調査人数:332名
モニター提供元:RCリサーチデータ
お墓の管理をしている人の内、5割以上の方が少なからずお墓の管理に負担を感じている
まず、「お墓の管理について負担を感じているか」を尋ねる設問への回答では「多少負担を感じる」という回答が32.8%と最も多く、次いで「どちらともいえない」が20.2%で続く形になりました。尚、「非常に負担を感じる」と回答された方も17.5%おり、「多少負担を感じる」と回答された方と合計すると回答率は50%を超え、5割以上の方がお墓の管理に少なからず負担を感じている、ということが明らかになりました。
お墓の管理で最も負担に感じることは「お墓の維持管理・清掃」
次に、お墓の管理について負担を感じると回答された方に、「お墓の管理において、最も負担に感じることは何か」を問う設問の回答では、1位が「お墓の維持管理・清掃」で31.1%、2位が「お墓までの距離が遠いこと」で22.2%、3位が「継承者がいないこと」で20.3%という結果になりました。この結果から、維持管理といった負担や物理的な距離の遠さ、自分の次の管理者となる継承者がいない不安や心配など、様々な面で負担を感じていることがわかりました。