メモリード群馬(メモリードホール)は多くの方が利用する冠婚葬祭互助会ですが、加入にあたって不安を感じる方も多いようです。口コミや評判など、実際に利用した方のリアルな生の声を参考にしたうえで、自分に合うかどうか判断したいという方も少なくないでしょう。
そこで本記事では、メモリード群馬に関する口コミや報道を収集し、良い点・悪い点の両面を含めて紹介します。
メモリード群馬を利用するメリット・デメリットについても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
メモリード群馬(メモリードホール)の口コミ
年間19,000件以上の葬儀を施行するメモリード群馬は「料金に納得できるお葬式」「お客様満足度」「知人に進めたいお葬式」それぞれでNo.1を公言している会社です。公式サイトのお客様の声ではさまざまな感謝のコメントを確認できますが、外部の口コミサイトには残念ながら悪い口コミも寄せられているようです。
ここでは、外部の口コミサイトに投稿された良い口コミと悪い口コミの両方を紹介します。
メモリード群馬(メモリードホール)の良い口コミ
事例①
12月29日に祖父が他界しました。年末でしたしとても急なことだったのであまり良い対応をしていただけないと思っていたのですが、メモリード東京さんは丁寧に対応してくれました。遺族に対する思いやりが深く、私たちの思いにすべて応えていただきました。「祖父がよく通っていた道を最後に通ってあげたい」と伝えたところ、葬儀場に行く時にはそのルートを通っていただきました。さらには、「祖父はこの音楽が好きだった」と事前に伝えたところ、わざわざ手配していただいており大変驚きました。祖父も喜んでいるはずだと、家族一同感謝の気持ちでいっぱいでした。
引用:みん評
事例②
事前に見積もりや流れを話し合っていたお陰で、予期せぬことがおきることもなく、すべてがスムーズにいきました。病院で夜間に死亡しましたが、病院への業者の到着は、非常に迅速で、私たち家族への対応も丁寧で、とくに不満に思うことはありませんでした。料金面でも、想定外のことは一切なく、見積もり内でおさめることができました。正直、他社の対応やシステムを知らないのでなんとも言えませんが、次回も使わせていただくことになるとおもいます。
引用:葬儀社の評判
事例③
一生にそう何度もあるわけではないお葬式という機会にはなるため、きめ細やかなサービスと、分かりやすい説明!納得のいく価格の上での柔軟で丁寧な案内をしていただけるため、とても安心して任せることができました。
引用:cheeese
メモリード群馬(メモリードホール)の悪い口コミ
事例①
私の子どもが大学に入学したばかりでどうしても葬儀に参列できなかったのだか、それを打ち合わせの際に太田市の葬儀社スタッフ(葬儀担当者)にあれこれ言われ、とても腹立たしかった。
親戚には事情を説明し納得してもらっていたのに、血縁でもない人から「内孫が葬儀に来ないなんてお婆様がかわいそう」と非難されたのは、思い返しただけでも怒りが込み上げる。
通夜は、家族葬ということもあり、スナップ写真を大きく引き伸ばしたものと造花を上手く組み合わせ、割と豪華な祭壇を作ってもらえたのはありがたかった。
告別式は、4月上旬ということもあり、葬儀社から火葬場に行く道中を桜舞い散るなか送ってあげられたのは良かったのではないかと思う。
引用:葬儀社の評判
事例②
会員なので葬儀等は滞りなくスタッフの対応は非常によかったのですが、会食会場の裏で作っているのにもかかわらず温かいものも料理が冷たく、また、食事中にかたづけを始められ、あまり気分が良いものではなかった。周りに気配りをした対応をしてほしかった。これらを踏まえ是非今後に生かし改善していただきたい思いです。
引用:いい葬儀
事例③
積立てをしていたことで、非常に安心して任せることができました。各種の細々とした選択肢でも、決して押し付けるようなことはなく、こちらの意向を汲んでくれ、追加費用も若干はありましたが、当初の見積額から 大きく外れることもありませんでした。母は、暮れの30日に亡くなり、家は狭く、他人を呼べるスペースもないので、直接、病院からホールに運んでもらいました。ホールには個室もあり、宿泊できる設備があったのは助かりました。葬儀は年明けの4日になるので、その間そこで寝泊まりをしていましたが、年末年始にもかかわらず、スタッフの皆さんが丁寧に対応してくれたのが今でも心に残っています。今は私のように、独り暮らしの人も増えているでしょうから、通夜前から葬儀までホールで安置していただけるのはとてもありがたく感じます。また、会員システムによる積立てはとても便利で、臨終直後には葬儀費用をどうするかを考えざるをえないので、本当に助かりました。葬儀後には自分の積立ても初めました。ただ、会員であること、積立ての現状などに関する通知のようなものはあまりないので、母が会員であったことも、「そう言えば」とようやく思い出した次第です。その辺が改善されれば良いかと思います。まぁ、あまり頻繁に葬儀屋さんから通知が届くのもちょっと、という声はあるかもしれませんが。
引用:葬儀社の評判
メモリード群馬(メモリードホール)に関する報道
メモリード群馬は、2023年3月13日をもって、「清閑堂」の株式および関連資産をベイシアグループから譲受する契約を締結しました。
この合意に至った理由として、清閑堂の長い歴史と伝統、以前から協力関係性にあったこと、営業エリアの一致、経営理念の共通性が挙げられます。
今後、清閑堂の営業エリアを拡大し、終活に関連した相談窓口としても活用する計画がされています。
メモリード群馬(メモリードホール)の会社概要
【社名】株式会社メモリード
【設立】1981年(昭和56年)6月
【所在地】〒371-0847 群馬県前橋市大友町1-3-14
【代表者】代表取締役 吉田 卓史
【従業員】477名
【葬祭施設数】206会館
【事業内容】
- 婚礼事業
- 葬祭事業
- 互助会事業
- ホテル事業
- 貸衣裳(レンタル衣裳)事業
- 婚活事業
- 終活事業
- レストラン事業
- 洋菓子販売事業
- 保険・共済代理店事業
- ウェルネス事業
- IT事業
【公式サイト】https://kanto.memolead.co.jp/
メモリード群馬(メモリードホール)の歴史
1969年7月にメモリードグループが創立され、12年後の1981年6月にグループ会社としてメモリード群馬が設立されました。1987年に通商産業大臣許可を取得し、互助会員の募集を開始しています。
まだ自宅葬が一般的だった1992年に群馬県内初の民間斎場として「前橋メモリードホール」を開設するなど時代を先取りした事業展開を行い、東京、埼玉にも葬祭ホールを次々に新設。群馬県前橋市の群馬本社とは別に、2022年6月に千代田区に東京本社を開設しました。
メモリード群馬(メモリードホール)に関する数字(財務状況など)
貸借対照表(令和4年5月期)
- 資産合計:381億1千1百万円(前年同期比+2.87%)
- 負債合計:372億8千6百万円(前年同期比+2.65%)
- 純資産:8億2千5百万円(+13.80%)
- 利益剰余金:△1億0千8百万円(赤字縮小)
- 自己資本比率:2.16%(+0.2%)
損益計算書(令和4年5月期)
- 売上高:86億5千9百万円(前年同期比+17.41%)
- 営業利益:4千5百万円(黒字転換)
- 経常利益:7千7百万円(黒字転換)
- 当期純利益:1億0千0百万円(前年同期比+61.29%)
メモリード群馬(メモリードホール)の葬儀プランと費用
メモリード群馬は東京、埼玉、群馬で選択できる葬儀プランが異なります。ここでは、互助会の会員と非会員が利用できるプランを地域ごとに紹介し、群馬の一般的なお葬式プランの詳細を紹介します。プランは一例であり、利用者の希望に合わせて提案してもらうことも可能です。
- 東京都
- 埼玉
- 群馬
- 【群馬】通夜式・告別式から火葬までの一般的なお葬式プラン
メモリード群馬(メモリードホール)を利用するメリット・デメリット
冠婚葬祭互助会を含む葬祭事業者はサービス業ですので、他社との差別化を図るべく独自のサービスを打ち出しています。しかし葬儀に求めるものは人それぞれ異なりますので、各葬儀社が提供するサービスについても好みが分かれるのも当然でしょう。
メモリード群馬が提供するサービスについて、口コミからみた利用者側のメリット・デメリットを解説します。
メリット
- 遺族に対する思いやりがある
- 故人のことを考えて葬儀してくれる
- 料金に対する納得度が高い
- 丁寧なサービスと明瞭な説明
メモリード群馬に寄せられた口コミから、遺族や故人に寄り添った葬儀で満足度が高いことがわかります。また、丁寧な説明やきめ細かいサービスで安心して葬儀を任せることができるようです。
デメリット
- 一部スタッフの不適切な発言
- スムーズな対応により気配りが不足してしまった事例も
- 積立ての現状などに関する通知のようなものはあまりない
スムーズで滞りのないスタッフの対応が好評な一方で、気配りの不足で残念に受け止められてしまう場面もあったようです。また、通知などがあまり無いのでいざ葬儀が必要になった時に、互助会に加入していることを忘れていて使い損ねるところだったという意見もありました。
積立金を使い損ねた場合にも解約には手数料がかかるので、家族にしっかり積み立てのことを話しておく必要があります。
まとめ
今回はメディアの報道や財務状況に関する数字、口コミサイトなどに寄せられた口コミをもとに、大手冠婚葬祭互助会のメモリード群馬について紹介しました。利用者から見たメリット・デメリットについても、ご理解いただけたかと思います。
今回の調査を通して感じたのは、スタッフの遺族・故人に寄り添った対応と明瞭な説明が企業の高評価に繋がるということです。
また、メモリード群馬に限らず、互助会に加入していることを遺族が把握していない、または忘れてしまっている場合、積立金を使い損ねてしまうというケースが少なく無いようです。今の時代に合った通知方法や確認方法を取り入れることで、利用者のニーズに合ったサービスを提供できるかもしれません。