葬儀事業において上場している企業様は現在7社あります。株式関連サイトは葬儀系というカテゴリでみるとより多くの企業様がありますが、ここでは葬儀・葬祭事業を運営されている企業様のみとしています。
各社様では現状、葬儀・葬祭事業をどの様なかたちで運営されているのか、公開されている情報をもとに解説を進めて参ります。
上場している企業では、大きく分けて以下3種類の発表・公表が定期的におこなわれております。
①決算説明資料(1年に1回)、②有価証券報告書(1年に1回)、③決算短信(3ヶ月に1回)上記の公開資料のいずれかより、『葬儀・葬祭・式典事業』のセグメント情報を抽出しております。
上場葬儀社における直近の決算数字の推移
※前期比の成長率のみ表示しております。詳細の数字は記事内あるいは各社様のIR情報にてご確認下さい。
※各社様のIR情報より、葬儀・葬祭・式典事業の事業業績結果を抽出させていただきました。
なお各社様の平均年齢・平均年収は以下の通りです。
※平均年齢・平均年収はYahoo!ファイナンスの各企業の概要情報から取得しております。
平安レイサービス様 2022年3月期 第3四半期 葬祭事業の内容
葬儀事業における売上高は5,505百万円(前年同期比4.7%増加)、営業利益は1,389百万円(前年同期比10.2%増加)となっています。
葬祭事業(湘和会堂)の公表内容
老朽化した「湘和会堂鵠沼(くげぬま)」から中小規模葬儀に対応可能な「湘和会堂片瀬鵠沼(神奈川県藤沢市)」への建替えを行い2021年11月に開業、2021年12月には1日1軒の貸切型葬祭施設「湘和会館南湖(神奈川県茅ヶ崎市)」も開業しています。
故人を生花で囲む「花園」や遺影を装飾し思い出の品も飾れる「追悼壇」、大型スピーカー「バックロードホーンスピーカー」などのオリジナルサービスを充実させることで、葬儀単価の向上を実現しました。
その結果「湘和会堂鵠沼」建替えによる休業の影響もあり葬儀件数が微減となったものの、増収増益となっています。
新型コロナウイルス対策としては、従来の感染症対策を徹底しつつ、不特定多数の方と接触することのない貸切型葬儀の有益性を活かした広告戦略を拡大しました。
解説
葬儀の縮小傾向に対応するため、老朽化した大型葬祭施設を中小規模の葬儀に対応可能な施設への建て替えを順次進めているようです。
また各葬儀場の安置施設を「殯(もがり:遺族が故人に添い寝する風習)」を参考に、畳ベッドを備えた24時間面会可能な「貴殯室(きひんしつ)」に改修するなど、顧客満足の向上に注力しています。
今後の展望としては、中核店舗周辺に複数出店するドミナント戦略により神奈川県全域を対象にシェアを拡大しつつ、FC(フランチャイズ)事業により葬祭事業の全国展開を想定しているようです。
サン・ライフホールディングス 2022年3月期 第3四半期 式典事業の内容
このコンテンツは会員様限定です。
メールアドレスを登録して仮会員になっていただくと、2記事限定で全文をご覧いただけます。
さらにユーザー情報を登録して葬研会員(無料)になると、すべての記事が制限なしで閲覧可能に!
今すぐ会員登録して続きを読む
新規会員登録
葬研会員の方はコチラ
ログイン