とりあえず機能一覧がみたいという方はコチラ(葬祭管理システム提供企業における機能一覧)
葬儀のホームページでは急なお葬式のご依頼や事前相談といった内容ですが、合わせてお客様の管理も会館数や社員数が多くなると考えなくてはならないのが、葬儀施行管理システム。
多くの事業会社ではCRM(顧客管理システム)となりますが、葬儀では加えて葬儀施行の状況や、初盆・1周忌のご連絡といった複合的な機能が含まれなくてはならず、独自のものがつくられてきました。
どの様なものがあるのか並べてみることも少ないと思いますので、種類・機能面・業者一覧を等をここでまとめてご紹介していきます。
葬儀社の開業時における葬儀施行管理システムの有用性について解説 | 葬儀屋.jp
これからの葬儀社運営において効率的な顧客情報管理による生産性の向上は欠かせないでしょう。しかし、葬儀施工管理システムの導入については、どのシステムが自社に最適な...
(1)葬儀・葬祭施行管理システムの比較とメリット・デメリットについて
大別するとインストール型、クラウド型の2種類ですが、オリジナルものを構築するフルオーダー型もあるので全体では3種類になります。ここでは主な種類となるインストール型とクラウド型の2種類について比較表を作ってみました。
クラウド型 | インストール型 | |
インストール | 不要 | 必要 |
ネット環境 | 必要 | 不要 |
OS | Windows・Mac両方に対応 | ソフトによって異なる (Windows・Macどちらか) |
デバイス | PC・スマホ・タブレット等で使える | インストールしたPCでしか使えない |
料金形態 | 月額制 or 年額制 | パッケージ購入 or ダウンロード購入 |
バージョンアップ | 無料(随時) | 有料(年に1回) |
取引の入力 | 自動仕訳が充実 | 手入力が基本 |
インターフェース | シンプル | やや複雑 |
結論としては、クラウド型が優位な状況です。その理由について以下に解説します。
①インストールが不要
クラウド型はアカウント登録したら、どの端末からでもログインするだけで利用開始することができます。インストール型のものはソフトがインストールされているパソコンからのみ利用できます。そのため、パソコンの故障を想定したバックアップ作業や定期的なアップデートなどの手間がかかってしまいます。
普段、使用されているLINEやGmailといったサービスも、クラウド型になります。