人生100年時代を迎え「終活」という言葉も一般化しています。しかし一口に「終活」といっても、終末期医療や生前整理・葬儀・相続など、必要な事項は多岐にわたるため管理は容易ではありません。「Hiraql(ヒラクル)」は「終活」の一助になるサービスとして生まれたようです。
~生活者のこれからの人生に寄り添ったサービスをワンストップで提供~
東急株式会社(以下、東急)の子会社で、超高齢社会においてさまざまな事業を営むグループが一体となり、生活者一人ひとりのこれからの人生に寄り添うサービスを展開する東急ラヴィエール株式会社は、デジタルライフプランニングサービス「Hiraql(ヒラクル)」(以下、本サービス)の一部機能を5月12日(木)より開始します。
東急株式会社(以下、東急)の子会社で、超高齢社会においてさまざまな事業を営むグループが一体となり、生活者一人ひとりのこれからの人生に寄り添うサービスを展開する東急ラヴィエール株式会社は、デジタルライフプランニングサービス「Hiraql(ヒラクル)」(以下、本サービス)の一部機能を5月12日(木)より開始します。
人生100年時代、少子高齢化、人間関係の希薄化などのさまざまな社会的要因から、「老後は周囲や子供に負担や迷惑をかけたくない、かけられない」という方が増え、「終活(しゅうかつ)」が2010年前後から急速に広まりました。さらに、近年は、空き家問題、長生きリスク、タンス預金の増加といった新たな社会課題も生まれ、社会的不安は増大しつつあります。一方で、こうした不安に応えるサービスの提供は十分とは言えない状況です。
サービス名の「Hiraql(ヒラクル)」は、「ひらく」と「miracle」を合わせた造語で、人々が人生の新たなドアを開くことを後押しし、心豊かな日々を過ごすきっかけとなるイメージを表しています。本サービスは、利用者が歳を重ねることに向き合い、これからの人生を前向きに設計し万全の備えができるよう、必要になるさまざまなサービスをワンストップで提供することを目指しています。気づきや学びのきっかけとなる「ヒントコラム」と、その気づきを日常化・習慣化するオンラインノート「Hiraql NOTE」の2つの機能があります。
◆気づきや学びとなる「ヒントコラム」
自分らしい選択をしていくためのヒントや学びが詰まったコラムです。自分は何を大切にし、どんなことに価値を見出すのか。これからの人生の時間をどう生きたいのか。生と死と幸せに関わる気づきや発見、考えの転換や深化につながるきっかけをお届けします。
◆オンラインノート「Hiraql NOTE 」
自分の大切なものやデータ(知人・友人・親族の連絡先や資産・保険の他、自分史など)や意思(やりたいことや、相続や医療措置についてなど)を整理し、記して、遺していくためのオンラインツールです。「死ぬまでにやりたい10のこと」などの具体的なプランを立てたり、これだけはやっておくべきチェック項目などでもしもの時に備えることができます。大切にしたい記念日をメモしたり、仲間とのわくわくするイベントを企画したり、思い出の写真や大切な人へのビデオメッセージもオンラインに保管し、何度でも書き換えられます。
本サービスは、アジャイル型開発の手法を採用することにより、早期サービス提供と効果確認、ニーズ変化への俊敏な対応実現を目指しています。今後も随時、本サービスからリアルなサービスにつながる機能などを追加し、オンラインにとどまらないサービスを提供していきます。また、5月27日(金)にはヒントコラムと同様に死に関するさまざまな気づきを与えてくれる参加型の展覧会「END展~死から問うあなたの人生の物語~」の開催を予定しており、本サービスのイベント機能を使うことで参加できます。
東急・東急ラヴィエールは、今後もラヴィエール事業を通じて、2019年に東急が発表した「長期経営構想~未来に向けた美しい生活環境の創造~」における、東急の描く未来の「Well-being(ウェルビーイング)とSocial-harmony(ソーシャルハーモニー)の具現化を目指し、“文化的で豊かな都市生活”を次世代へつなぎ、「サステナブルな街づくり」の実現に貢献していきます。
■デジタルライフプランニングサービス「Hiraql」の概要
1.概要
・開始日 :2022年5月12日(木)
・対象地域 :東急線沿線を中心とした首都圏1都3県
・コアターゲット:55~65歳。現役で仕事に従事し、プライベートも活動的、知的好奇心が旺盛な方
・サブターゲット:広くエルダー(40~50歳代)・シニア(65歳超)の“これからを考える”方
・「Hiraql」WEBサイト: https://hiraql-note.tokyu-laviere.co.jp/
2.コンセプト
人生100年時代、超高齢社会、、、現代日本の社会は急速に少子高齢化が進み、また、核家族化など家族や職場、地域社会での人間関係の希薄化、都市化の進展など生活環境変化も加わり、「周囲や子供に負担や迷惑をかけたくない、かけられない」という意識から、いわゆる「終活(しゅうかつ)」が2010年前後から急速に広まりました。
一方で、こうした不安に応えるサービスの提供は十分とは言えない状況です。近年は、空き家問題、長生きリスク、タンス預金の増加といった社会課題も生まれ、社会的不安は増大しつつあります。
東急ラヴィエールは、デジタルライフプランニングサービス「Hiraql」を始めとする提供サービスによって、こうした社会課題をビジネスの手法で解決することを通じ、超高齢社会において、生活者一人ひとりのこれからの人生を心豊かで充実したものとし、輝かしい人生の実現できる世界を目指します。
3.主な機能
(1)ヒントコラム
自分らしい選択をしていくためのヒントや学びが詰まったコラムです。自分は何を大切にし、どんなことに価値を見出すのか。どんな哲学を持っているのか。これからの人生の時間をどう生きたいのか。幸せをどう捉えるのか。終わりにどう向き合っていくのか。
生と死と幸せに関わる気づきや発見、考えの転換や深化につながる記事をお届けします。
気に入った記事、読み返したい記事は、Hiraql NOTEにストックしていくこともできます。
(2)Hiraql NOTE
自分のデータや意思を整理し、記していくためのオンラインノートです。人生でやりたいことの具体的なプランを立てたり、ヒントコラムやイベントを通じて感じたことを生活に持ち帰り、記録していくことができます。
①MY DATA 私のデータ
金融資産、保険の在りかや友人の連絡先から、スマホやPC、ペットのことまで。。記入しておくと、日常生活の中ではもちろん、“もしもの時”に自分自身や家族がとても助かります。
②HISTORY 大切なもの
自分史や親族、宝物リストなどを記していくためのページ。今までを振り返ると、人とのつながりや本当に大切なものが整理されていくと共に、これから何をして生きていきたいかが見えてくるかもしれません。
③WILL 私の意思
自分の“意思”を示すためのページ。自分らしくあるために、大切な人たちに負担をかけないために。人生でやりたいこと、夢の実現プランを立てたり、介護や医療措置、相続、葬儀やお墓など、次世代になにを、どのように遺していくのか、自分の考えを整理してみましょう。
④HINT お気に入りヒント
Hiraqlのヒントコラムを読んで、気に入った記事、読み返したい記事をストックしていくためのページ。Hiraql NOTEを書き進める時、自分の暮らしや考え方に変化があった時に、読み返すと新しい発見がありそうです。予約済みのイベントもこのページで確認できます。
⑤死ぬまでにやりたい10のこと
人生でやりたいこと、夢の実現プランを立てたり、自分らしくあるために、これからの目標や楽しみについて、まずは書いてみることが実現のための一歩になります
⑥これだけやっておけば安心 Check!
「まずはこの項目を記入しておけば、“もしもの時”に安心!助かる!」という項目を厳選しました。何から始めようか…と途方に暮れている方は、まずはここから始めてみてください。
4.利用イメージ(一部抜粋)
・大切なもの(自分史)機能
思い出の写真とともに、自分史を記し、今までを振り返ることを通じ、人とのつながりや感謝、本当に大切なものが整理されていくと共に、これから何をして生きていきたいかが見えてくるかもしれません。
・「実際に相談してみる」機能
自分自身との対話、家族や仲間との会話を通じ、実際に、相談したり、行動に移したくなった際には、「実際に相談してみる」をタップすれば、リアルなサービスにつながります。
5.開発パートナー
◆株式会社ノングリッド(https://non-grid.com/)
ビジュアルデザインからブランディング、コミュニケーションデザインまで、デジタルテクノロジーを駆使したクリエイティブ事業を提供するクリエイティブファーム。
◆Connected Design株式会社 (https://connected-design.jp/)
IoTを活用したソフトウェアやデバイスの企画開発を中心とし、IoTデバイスの調達・販売から、スマートホーム、スペース管理ソリューション、見守りソリューションなどの自社サービス展開までを実施する東急グループの企画開発会社。
以 上