株式会社アスカネットが、葬儀会場においてお香典としてキャッシュレス決済で弔意を示すことができる仕組みの提供を開始しました。
従来の慣習を尊重しながら、参列者・葬儀社・喪家が安心して利用できる仕組みとなっています。
― 約半数が「条件付きで受容」香典文化の変化を示す調査結果も ―
遺影写真作成サービス国内トップシェアを誇る株式会社アスカネット(代表取締役社長:村上 大吉朗、広島県広島市、東証グロース 銘柄コード:2438、以下:アスカネット)は、葬儀会場において参列者が受付端末を通じてキャッシュレスで弔意を示すことができる新たな仕組みの提供を、2026年5月より開始いたしました。
本取り組みは、葬儀会場での受付においてキャッシュレス決済を可能にするものであり、日本国内では初の事例(当社調べ)となります。
また、当社が実施したアンケート調査では、日常生活において約8割以上がキャッシュレス決済を利用している一方で、葬儀における香典は約9割が現金で支払われており、生活様式と葬儀文化の間にギャップがあることが明らかとなりました。さらに、キャッシュレスでの弔意表現については賛否が分かれる一方、「条件付きで受け入れられる」と回答した層も多く、価値観の変化の兆しが見られます。

取り組みの背景
近年、キャッシュレス決済の普及により、日常生活における支払い方法は大きく変化しています。一方で、葬儀における香典は現金でのやり取りが主流であり、香典袋の準備や記入など、参列者にとって一定の負担が存在しています。
実際に、当社が実施した調査では、日常生活では約84%がキャッシュレス決済を利用している一方、直近の葬儀では約89%が香典を現金で支払っていることが分かりました。このように、生活の変化と葬儀の慣習の間にあるギャップを課題として捉え、有限会社みずぐち(静岡県伊豆市、「葬儀・家族葬のミックホールみずぐち」)様のご協力により今回の取り組みを開始しました。
取り組み概要
本取り組みでは、葬儀会場の受付に設置された端末を通じて、参列者がキャッシュレス決済により弔意を示すことが可能となります。
本仕組みは、従来の慣習を尊重しながらも、関係各所のルールに配慮した形で設計されており、参列者・葬儀社・喪家それぞれにとって安心して利用できる仕組みとなっています。
<主な特徴>
- 受付端末を通じてその場で決済が可能
- 香典袋の準備や記入が不要
- 現金管理や未回収リスクの軽減
■利用者・葬儀社・喪家それぞれのメリット
<利用者>
- 事前準備(香典袋・記入)が不要
- 突発的な参列でも対応可能
<葬儀社>
- 現金管理業務の削減
- 未回収リスクの低減
<喪家>
- 受付対応の負担軽減
- 葬儀費用との調整が可能

既存サービス「tsunagoo(つなぐ)」との関係
当社は2017年より、葬儀社向けWEBサービス「tsunagoo(つなぐ)」を提供しており、訃報配信や供花・供物の注文、オンラインでの香典受付などを通じて、葬儀のDX化を支援してまいりました。
tsunagooを使うことで、オンライン香典受付(キャッシュレス)は、遠方の方や家族葬で参列できない方を中心に利用されてきました。
今回の取り組みにより、tsunagooで訃報をお伝えする際に併せて事前案内することで、葬儀会場でもキャッシュレスで香典をお供えできるようになり、参列前後を含めた幅広いシーンでご利用いただけるようになります。
有限会社みずぐち「ミックホールみずぐち」 専務取締役岩田様の声

キャッシュレスサービスの開始から、大きな反響をいただいています。もちろん、サービスをご存知でない方は、現金で香典をご用意してご参列されます。
しかし「こんなことができるのか」と知っていただいた方は、次回のご参列からは香典袋が不要になるという認識が広まり、当社の最先端のブランディングにもつながっています。
今後は、tsunagooで現地決済ができることをより積極的に発信し、さらに多くの方に便利にご利用いただけるようにしていきたいと考えています。
また宗教的な観点からも、各寺院様との情報共有を積極的に行っております。宗教者様に対しても、現代的な供養や想いの伝え方として、現金ではなくクレジットカードなどのキャッシュレス決済といった形で、スマートフォン一つで手軽にご対応いただけることをご説明しています。
葬儀業界に携わる者として、宗教者様あっての私たちであるという認識のもと、相互の理解と情報共有は必要不可欠であると考えております。
調査結果サマリー
本取り組みにあわせて実施した調査では、以下の結果が得られました。
- 日常生活では約84%がキャッシュレス決済を利用
- 一方、葬儀では約89%が現金で香典を支払い
- キャッシュレスでの弔意表現については賛否が分かれる結果
一方で、「選択肢としてあってもよい」「条件によっては受け入れられる」と回答した人は約半数にのぼり、価値観が変化しつつあることが示唆されました。さらに、抵抗感を持つ層においても
- 「遺族の意向が明示されていること」
- 「葬儀社からの正式な案内があること」
などの条件が整えば、受け入れられる可能性があることが分かりました。
また、喪主・遺族の立場においても約7割が導入に対して一定の許容姿勢を示しており、「現金と併用できる形」での導入が鍵となることが明らかになりました。
調査概要
対象:過去5年以内に葬儀または告別式に参列し、香典を渡した経験のある20歳以上69歳以下の男女
調査機関:アイブリッジ株式会社「freeasy」
集計方法:インターネット調査
調査期間:2026年3月31日
有効回答数:300名
開発者コメント

故人への弔意の気持ちは、いつの時代も変わることのない大切なものです。
一方で、その気持ちを伝える手段や受付方法は、時代とともに多様化していくべきだと考えています。手続きがより簡便になることで、ご遺族の負担が軽減され、大切な方を偲ぶ時間をより多く確保できるようになります。
また、葬儀社の業務負担を軽減することで、ご遺族へのサポートにより多くの時間を充てることが可能となります。
当社は今後も、新たな技術や仕組みを通じて、葬儀に関わるすべての方にとってより良い体験の実現を目指してまいります。
会社名 :株式会社 アスカネット ( https://www.asukanet.co.jp )
所在地 :〒731-0138 広島県広島市安佐南区祇園3-28-14
設立 :1995年7月6日 資本金 :4.9 億円
代表者 :代表取締役社長 村上大吉朗(むらかみだいきちろう)
事業内容:フューネラル事業、フォトブック事業、空中ディスプレイ事業
※ 本リリースに記載されている社名・製品名等は、株式会社アスカネットの商標または登録商標です。
*その他アスカネットが提供する葬儀サービス情報はコチラ:https://www.mds.ne.jp/