「コロナ収束」「脱マスク」に伴い家族で集まる海洋散骨の実施数が前年比2倍、単価は2年で4万円アップ。顔を見せて見送りたいというニーズが後押し ~SPICE SERVE~

海洋記念葬シーセレモニー

チャーター船運営会社のSPICE SERVEは、同社の海洋散骨事業「海洋記念葬®シーセレモニー」における2022年実施件数が前年の2倍に達したと発表しました。参加人数や食事の注文が増加した結果、1件あたりの単価は2年で4万円アップしたとのことです。

「脱マスク」で来期の海洋散骨実施数は、4倍になる見込み。コロナ禍でお葬式は縮小傾向だが、その分海洋散骨を家族で集まる場にする方も

スパイスサーブ

チャーター船運営会社「株式会社SPICE SERVE(スパイスサーブ)」(代表取締役・山田康平、本社・東京都港区)が運営する海洋散骨事業「海洋記念葬®シーセレモニー(https://sea-ceremony.com)」による家族で船をチャーターする「ファミリー散骨」の2022年実施件数が前年比の2倍に増加しました。「家族で見送りたい」「せっかく家族で集まるので船上で食事をして故人を見送りたい」というニーズから参加人数や食事の注文が増え、1件あたりの単価は2年で4万円アップしております。「脱マスクの動き」から、2023年の依頼件数は4倍に伸びる見込みです。

◆海洋散骨の件数が2倍に、2023年は4倍に増える見込み。脱マスクの影響も◆
 

海洋散骨件数

少子高齢化と都市部への人口集中を背景に、墓の場所を移す「改葬」や「墓じまい」の傾向は強まっていました(※1)が、コロナ禍の行動制限で遠隔地に墓がある不便さや負担が浮き彫りになり、海洋散骨の件数は業界全体で2021年が19年の1.4倍(※2)と増加傾向が続いています。業界の水準を上回るペースの2倍(20年比)でご依頼をいただいております。

1月13日の脱マスクの動きからも、屋外で行う海洋散骨の依頼は高まると考えられ、2023年はさらなる増加(20年の4倍)を見込んでおります。コロナ禍を機に、人生の終わりを見据えた「終活」を考えるようになった人もいる中、終活の目的は「のこされた人に迷惑をかけたくない」との意見が多数派(※3)となっています。
当社は粉⾻と貸し切り船の海洋散⾻を合わせ、家族で送る「ファミリー散骨」を業界の最安価格帯(※4)132,000円(税込み)から提供できるため、業界平均を超える伸びになっていると考えられます。
【お客様から寄せられている声(一例)】
・コロナ禍の行動制限で遠隔地の墓が負担になり、海洋散骨をしたい
・屋外なので安心してマスクを外して見送れる

(調査期間:2019年〜2022年、対象:スパイスサーブ社「シーセレモニー」のファミリー散骨を利用した方)

 

◆1件あたりの単価が2年で4万円アップ◆

単価

シーセレモニーが手掛ける家族で船をチャーターする散骨「ファミリー散骨」での1家族が海洋散骨にかける費用が2年で4万円増加しており、「コロナで集まれなかったから、散骨で親族と会えて良かった」「お葬式は少人数で行ったので、海洋散骨は大人数で行いたかった」といった声が多く寄せられています。
【単価がアップした理由】
・参加人数が増えた
・船上での会食希望が増えた

(調査期間:2020年〜2022年、対象:スパイスサーブ社「シーセレモニー」のファミリー散骨を利用した方)

□貸し切り船で最多実績□

海洋記念葬シーセレモニー

当社は、クルージング事業の一つとして、船上で忘れられない記念日を過ごしてもらう目的のブランド「アニバーサリークルーズ」を運営。その中で、海洋散骨のニーズが高まったため、2019年から海洋散骨に特化したブランド「海洋記念葬シーセレモニー」を展開してきました。


貸し切り船での海洋散骨の年間件数は350件超。別途実施の委託や合同を除く件数としては国内最多(自社調べ)です。遺骨をまくだけではなく、故人が好きだった音楽をかけたり、帰りは好きだったスポットを巡ったりと、オーダーメイドの対応ができ、「心に残る」供養ができます。年々需要が高まっており、今年は500件規模を目指しています。


■パウダー状にして広がる選択肢■
2023年1月17日に立ち上げた事業「とこしえ」https://tokoshie-kuyo.com/も、供養へのニーズが多様化してきたのを踏まえ、「粉骨」と、ご遺骨をコンパクトにし自宅で保管する「手元供養」を〝入り口〟にして、解決策を提案していきます。初年度は、「粉骨」の受注件数150件を目指しています。

とこしえ


供養へのニーズが多様化してきたのを踏まえ、「粉骨」と、ご遺骨をコンパクトにし自宅で保管する「手元供養」を〝入り口〟にして、解決策を提案していきます。初年度は、「粉骨」の受注件数150件を目指しています。

「とこしえ」の名称には「遺骨をご希望に合わせてケアすることで身近な存在に変え、ご家族が故人を永遠に心で想えるサポートをしたい」という願いを込めています。

・粉骨は、大きさや作業方法(機械、手作業)、目的(納骨や自宅手元供養、自然葬など)によって種類が分かれ、価格は16,500円〜55,000円(税込み)。
・粉骨と貸し切り船の海洋散骨を合わせ、132,000円(税込み)からご提供できるのは、業界の最安価格帯です。(※4)
・供養の形は、「海洋散骨」のほか、小壷などに収める「手元供養」▽山で行う「里山散骨」▽墓石の代わりに樹木を墓標とする「樹木葬」▽個人に代わって寺や霊園が管理する「永代供養墓・納骨堂」–の五つに大別できます。
・コロナ禍で需要が高まったペットの粉骨も承ります。
・粉骨については、寺や行政機関からの問い合わせもあり、需要に対応していきます。

◆安らぎにつなげる◆
代表取締役・山田康平(※5)のコメント

山田康平

海洋散骨や手元供養は、終活をされる方にとっては、のこされる方に負担をかけたくないという心理的な安らぎにつながり、見送る方にとっては、故人との思い出を大切にしつつ、葬儀や墓石、墓の管理費といった経済的な負担の軽減にもつながります。少子高齢化が進む中、「死」を巡る負担やストレスを和らげる一助になりたいと考えています。



■企業概要について
社名 株式会社SPICE SERVE(SPICE SERVE Co.,Ltd)
本社 東京都港区海岸3-18-21 ブライトイースト芝浦1F
電話 03(6435)6107 FAX03(6435)4569
設立 2009年4月14日
「場創り法人」として、〝人生が加速する機会〟を創造、提供していくことを企業理念に掲げています。
SPICE SERVEに関わるすべての人々の日常に「刺激的な非日常サービス」を提供し、様々な目的達成のお役立ちをしています。
「可能性に満ち溢れた「場」をオーダーメイドし続ける」。それがSPICE SERVEの仕事。日常を瞬時に非日常に変える力を「リゾート革命」と定義し、未だ見ぬサービスのフロンティア(開拓)を日々目指しています。
〝人生が加速する機会〟を創出する、散骨・粉骨のセレモニー事業以外の6つの主要事業

(1)クルージング
旅客不定期航路事業および内航不定期航路事業を旅行業資格と組み合わせて行う、国内最大級の「チャータークルージングイベント・プラットフォーム」を複数の目的別ブランドにて展開しています。
(2)船舶・水辺施設マネジメント
個人・法人および行政管轄の遊休船舶・水辺施設を効果的に「リユース・マネジメント」。空き船舶を旅客船化し管理・整備・運用することやクルーザーオーナー様のための船舶維持管理フルサポートサービスが主軸です。
(3)ケータリング
自社キッチンからは和洋折衷のお弁当やオードブル、ビュッフェ、フィンガーフードのケータリングやデリバリーを行っており、バーベキューの店舗からはバーベキューのサポート付きケータリングなども行っており、洋上や陸上のパーティーシーンを盛り上げます。
(4)店舗運営
プライベート桟橋付きのテラスでバーベキューとクルーズを楽しめる貸切ラウンジや、毎日食べても飽きないデリカテッセン(西洋風惣菜)など、個性的な店舗等を運営しています。今後も多様な店舗を新規出店していきます。
(5)イベント企画運営
法人・個人様向けに、各種懇親行事での幹事様業務を全力サポート。魅力的なイベント企画から会場・料飲・演出手配、当日運営、アフターフォロー等々、丸ごと手掛けます。
(6)旅行業事業
クルージングを含めた募集型・受注型企画旅行、社員旅行、インバウンド(訪日外国人客)、MICE(ビジネス目的の旅行)など、観光と懇親会を兼ねた思い出作りを旅程総合企画・手配し、当日運営までワンストップ提供しています。

※1)「改葬」の件数について
厚生労働省「衛生行政報告例」によると、「改葬」件数は、2016年度9万7317件▽17年度10万4493件▽18年度11万5384件▽19年度12万4346件-と増加傾向で、20年度は政府の緊急事態宣言が発出される時期があった中でも11万7772件に上りました。

※2)海洋散骨件数と散骨に関するガイドラインについて
一般社団法人「日本海洋散骨協会」の統計によると、協会加入企業の散骨施行件数は2018年が1049件▽19年1201件▽20年1503件▽21年1709件-と増加傾向です。
2020年度には、厚生労働省が、散骨事業者向けに「散骨に関するガイドライン」を提示しました。散骨に関するルールを示し、粉骨を散骨の一環として定義するなど、散骨事業の振興に役立つ内容となっていたのが特徴です。

※3)終活に関する調査について
葬儀社を傘下に持つ「燦ホールディングス」が2022年3月、「終活に関する意識」について首都圏と近畿圏の40~70歳代の男女千人から回答を得た調査では、「終活」の目的(複数回答)は、「のこされた人に迷惑をかけたくない」が最多の83%。コロナ禍をきっかけに「終活」への考え方に変化があった人は12%いました。

※4)業界最安の理由について
当社は、クルージング事業として6隻所有し、海洋散骨では16隻を運営。東京都港区に自社の桟橋をもち、船長となれる1級船舶免許や海技士免許の所有者が多数在籍しています。稼働率が高く、ワンストップで対応できるため、費用を抑えて最安の価格帯を実現できます。

※5)代表取締役・山田康平の経歴について

・愛媛県松山市で、祭りが大好きな幼少期を過ごしました。
・大学時代は交流イベントなどを主催。国際人として可能性を拡げたく英国へ留学。南欧まで旅し、さまざまな国の人が集うゲストハウスに宿泊。世代と人種を越えて対話し、さまざまな価値観と出会いました。
・帰国後、在学中に横浜に「カフェ&バー」をオープン。旅人が集う場をつくろうとしたものの、お客は学生中心で収益が伸びず、約2年で閉店を余儀なくされました。
・そこで経営を学ぶため、インターンとしてリサイクル会社や投資会社、Web制作会社を経験。土日は生活費を稼ぐため、新聞の定期購読を促す訪問販売員として営業職に従事。営業力を身に付け、バイトとして全国1位の実績を挙げたこともありました。
・婚礼会場のコンサルティングを担当し、平日の稼働率を上げるためにイベントの企画から運営まで担当。数々の成果を通して、お客に笑顔と豊かさを提供する「場づくり」を主体としたビジネスをやろうという決意につながりました。
・2009年に「SPICE SERVE」の前身となる「Mid-Blue株式会社」を設立し、独立。コンサルタント職を通じて身に付けた経営力と訪問販売員時代に培った営業力で「場づくり」に主軸を置いた事業展開をスタートさせました。
・会場の一つとして、知人からクルーザーを借りたのをきっかけに、「クルージングは多くの人に喜びと驚きをもたらす」と実感。クルージング事業への進出を決めました。さらに、コンサルタント時代に多種多様な業種をサポートした経験から旅行事業、店舗運営事業などの多角経営に着手し、順調に業績を伸ばしてきました。
・お客様に「人生が加速するSPICE(機会=時間・体験・仲間創り)をSERVE(提供する)すること」を企業理念に、今後も多くの事業を展開していきます。

PR TIMESより転載

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