~「新型コロナウイルス」関連倒産~

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神奈川葬儀業(有)式典さがみの

※画像は実際の企業と関係はありません

  (有)式典さがみの(TSR企業コード:360287972、法人番号:9021002028465、相模原市南区大野台6-3-40、設立1989(平成1)年2月、資本金500万円、神田忍社長)は3月30日、横浜地裁相模原支部より破産開始決定を受けた。
 破産管財人には多湖翔弁護士(多湖総合法律事務所、相模原市中央区矢部4-17-8、電話042-711-7142)が選任された。
 負債総額は約2億円。

  1989年2月に設立された葬儀業者。24時間体制で相談を受け付け、直営斎場「さがみの会館」を運営していた。密葬、大型葬、社葬など宗旨・宗派を問わず、葬儀業務全般を手掛け、ピーク時の1997年9月期には売上高約2億5000万円を計上していた。
 しかし、以降は葬儀の簡素化、多様化、競争激化などで業容は縮小し、2019年9月期の売上高は約3000万円まで減少していた。規模縮小で生き残りを図るなか、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う影響から高齢の参列者が集まる葬儀の延期や後日葬儀の増加、葬儀の中止などが相次ぎ受注が急減。先行きの見通しも立たず、事業継続を断念した。

株式会社 東京商工リサーチより転載

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