「葬儀社担当者・納棺スタッフのための【状況別ご遺体処置】と【死化粧】のポイント」セミナー開催!

綜合ユニコム(本社:東京都中央区、代表取締役社長 鈴木文男、https://www.sogo-unicom.co.jp/)は、9月11日(水)、飯田橋レインボービル会議室(東京・飯田橋)にて「【状況別ご遺体処置】と【死化粧】のポイント」セミナーを開催いたします。

 

セミナーのお申込みはこちらから↓

https://www.sogo-unicom.co.jp/pbs/school/2019/0902.html

 

現場で使えるノウハウ多数!

参加型納棺を可能にする死化粧の進め方と困難遺体の対処法

葬儀社担当者・納棺スタッフのための【状況別ご遺体処置】と【死化粧】のポイント

目次

本セミナーのポイント

■家族を守る感染予防策、「触れたい」と思っていただける処置技術や納棺の進め方など、

納棺担当者が技術と接し方で提供できる“グリーフサポート”を参加型納棺から学ぶ!

 

開催概要

開催日時:2019年9月11日(水・友引)10:30~16:45

会  場:飯田橋レインボービル会議室

     東京都新宿区市谷船河原町11

     ※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参 加 費:46,440円(1名様につき、税込)

     ※資料代・実習備品代・昼食代を含む。

定  員:28名(申込み先着順)

     ※同業の研修企業など、主催者または講師の都合により参加をお断りする場合がございます。あしからずご了承ください。

 

ご案内

 納棺は慌ただしい葬儀のプロセスのなかで、家族が故人と向き合える貴重な時間です。特に昨今は葬儀の小規模化によって故人との距離は近くなっており、家族が故人に触れることを通じて想いを昇華させることができる最後の機会として、参加を可能にする処置技術と雰囲気づくりの重要性が増しています。

 本講座では、【ご遺族参加型】の納棺を実践する桜の笹原留似子氏を講師に迎え、ご遺族とともに進める納棺の手法と、求められる技術の習得を目指します。

 【ご遺体処置のケーススタディ】と【死化粧の演習】を通して、しっかりと故人と向き合って送りたいというご遺族の希望に応えるご遺体の状態づくりをご指導いただきます。

 知識や手順、処置技術と、遺された家族への適切なコミュニケーションによる支援を目指す葬儀社様、納棺担当者様のご参加をお待ちしております。

 

※当講座は、関連する2つの講座『【ご遺族参加型】納棺の手順とポイント』と「【状況別ご遺体処置】と【死化粧】のポイント」講座を2日続けての開催となります。両講座を受講いただくとさらに効果的です。

 

セミナープログラム&タイムスケジュール

1.死化粧施行時の感染予防策

 ①施行前にチェックするポイント

 ②必ず行なうべき感染防御の流れ(用具の取扱い等)

 

2.ご遺族が求める死化粧

  ~「元に戻った」から始まる最期の時間のために

 ①死後の身体に現れる変化の基礎知識(原因と対処策)

 ②死化粧の意味と必要性

 ③清拭とフェイスマッサージ

  • 水泡化の予防、表情筋への働きかけ

 ④色のコントラスト~色の配合を知れば、あざも復元できる

 ⑤血色の意味~生前の姿に戻す最大の鍵は血色にあり

  • 個性を見つけるポイント
  • ご遺族に協力を依頼するタイミング
  • 【実習】 4~5名1組での「血色戻し」「メイク」など

  (復元用ファンデーション、処置用ピンセット等、実習用具のいくつかをお持ち帰りいただきます)

 

3.ケース別 軽度処置法と説明術

  ~現在の状態と死後経過を予測した処置

 ①軽度水泡/酸素マスク痕/黄疸の復元

 ②長期療養の方に多い処置

  • 【実習】「目閉じ」「陥没部位の復元」処置など

 

  1. 実は復元できる! 特殊遺体処置

  ~ご遺族と故人のために安らかな看取りをもう一度

 ①「縊死」の処置と安置~いくつもの復元処置の組合せ方法

 ②臭い、ウジ~処置法と薬品の紹介

 ③高齢者に多い「溺死」の処置と安置法

 ④「出血多量」時の処置法と安置法、感染防御法

  • 火葬まで持たせる安置方法

 ⑤今後増える孤独死。死後数日経過した「困難遺体」対応のヒント

 ⑥復元後の家族とのコミュニケーションのポイント

 

  1. 質疑応答・まとめ

 

講師プロフィール

笹原 留似子(ささはら るいこ)

桜 代表取締役/復元納棺師

北海道出身。幼少の頃よりキリスト教日曜学校に通い、聖書の教え、マザーテレサの精神を学ぶ。のちに巫女として奉職し、神楽や舞楽を神前で奉納。3年後、巫女長となる。その後、病院に勤務。感染予防対策・褥瘡対策・接遇対策委員会等の活動で専門知識の習得に努めるとともに、患者と患者家族との関わりのなかで、メンタルケアをチームおよび病棟単位で実践。病棟で沢山の患者さんを看取るなか、医師の勧めで復元納棺師となる。病棟時代の経験を活かし、納棺の施行を通してのオリジナルのグリーフケアに取り組み、これまでにのべ2万件以上の施行実績を持つ。2007年11月、桜の立ち上げに伴ない現職。医師や看護師、ケアマネージャー、看取り実践施設等とのネットワークを持ち、水沢学苑看護専門学校の非常勤講師を務めるほか、医療・福祉関係者を対象とした勉強会等でも活躍中。また東日本大震災の際には、復元ボランティアとして被災地を奔走。

多方面の協力のもと、3か月以上かけて約300体の復元処置を行った。東日本大震災後、警察協議会委員に選任され、東北管区の警察庁・消防庁・海上保安庁・各警察本部・法医学教室諸教授・歯科医師のチームで行われる災害テロ訓練に年2回依頼を受けて、毎年参加している。現在も岩手県北上市を中心に、日々「参加型納棺」と「復元処置」を提供している。

 

【本件に関するお問合わせ先】

綜合ユニコム 企画事業部 担当:髙橋

TEL.03-3563-0099 FAX.03-3564-2560

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