平安レイサービス 湘和会堂 決算短信 平成31年3月期 第3四半期の発表内容

2019年2月13日に平安レイサービスより第50期(平成31年3月期) 第3四半期(2018年10月1日~2018年12月31日)の四半期報告書が発表された。
発表内容について葬儀に関する事業について抜粋をおこなっている。
第44期 平成25年(2013年)以降に発表された第3四半期の売上金額および営業利益についてもグラフにまとめている。

葬祭事業の状況について

平安レイサービスは1969年(昭和44年)9月17日に設立。2002年12月16日にジャスダックに上場した。
葬祭部門である湘和会堂(しょうわかいどう)では神奈川・東京エリアを中心として、36の葬儀会館を展開している。
平安レイサービス

平安レイサービス 第3四半期 葬祭事業における売上金額と営業利益の推移
数字取得期間:第44期 平成25年(2013年)~第50期平成31五年(2019年)

葬祭事業全体

第3四半期連結会計期間において、建物貸切型の葬祭施設として平成30年11月に「湘和会館秋葉台」(藤沢市石川)を開業いたしました。

なお、第2四半期連結会計期間に開業した「湘和会館岩原」(南足柄市岩原)も順調に施行件数を伸ばしました。

また、既存大型葬祭施設の施行件数増加を図るため、大中規模対応のフロアを残しつつ小規模にも対応可能な改装を、平成30年12月にカルチャーBONDS藤沢(藤沢市藤沢)において実施し、家族葬専用式場を新設いたしました。

商品面では、故人と家族の時間をより大切にする方針で完全個室の貴殯室に設置していたオリジナル商品である畳ベッドを、移送用のベッドにもなる分割型に改良いたしました。

これにより安置から納棺までスムーズに行える環境を整えました。また、社内製作による既存オリジナル商品の「花園」や「追悼壇」、「追悼生花祭壇」、あらゆる音楽ソースを忠実に再現する「オリジナル大型スピーカー」等と併せ販売を強化してまいりました。

葬祭事業における営業面

インターネットを含む各種広告媒体を駆使してより細やかな情報発信を定期的に行うなど、告知活動を強化するとともに、オリジナル商品を中心とした提案型の施設見学会や内覧会を通じて営業活動を行いました。

葬祭業における教育面

加えて、仏壇・墓地関連及び相続相談などを中心とした「メモリアルフェア」を開催し、集客及び周辺売上の増強に努めるとともに、引き続き当社独自の研修である、不安や疑問を解くカウンセリングセールストーク研修を行いました。

さらに、潜在的な想いを当社オリジナル商品を通じて具現化するためのコンサルティングセールストーク研修を継続して実施いたしました。

葬祭業における営業結果

当第3四半期連結累計期間においては、当社主要エリアにおける死亡人口増加率は前年同期に比べ上昇し、シェア率も上昇したため、葬儀施行件数は増加となりました。

また、葬祭一件単価は会葬者数の減少等の影響により減少し、売上高は6,238百万円(前年同期比1.9%増加)、営業利益は1,854百万円(前年同期比9.2%増加)となりました。

目次

互助会事業の状況について

平安レイサービス

平安レイサービス 第3四半期 互助会事業における売上金額と営業利益の推移
第44期 平成25年(2013年)~第50期平成31五年(2019年)までの

冠婚葬祭の施行利用に繋がる施策として、中長期的に互助会加入者へ各施設や商品・サービスについて告知の強化を行ってまいりました。

その結果、利用数は増加したものの、葬祭一件単価減少等の影響もあり、売上高は174百万円(前年同期比2.4%減少)、営業利益は91百万円(前年同期比4.9%減少)となりました。

出典:平安レイアサービス IR情報

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