2019年2月12日に燦ホールディングスより2019年3月期(平成31年3月期) 第3四半期(2018年10月1日~2018年12月31日)の四半期報告書が発表された。
発表内容について葬儀に関する事業について抜粋をおこなっている。
平成26年(2014年)以降に発表された決算短信の売上金額および営業利益についてもグラフにまとめている。
公益社グループの状況について
その後、事業買収等で子会社の会館、展開エリアは以下の通り。
公益社
東京都(11会館)、神奈川県(2会館)、大阪府(18会館)、兵庫県(7会館)、奈良県(3会館)、合計:41会館を展開している。
葬仙
鳥取県(8会館)、島根県(4会館)、合計:12会館を展開している。
タルイ
兵庫県(10会館)を展開している。
燦ホールディングス全体では63会館を展開している。
近畿圏(大阪・兵庫・奈良)および首都圏(東京・横浜)で、一般葬および社葬をあわせて年間約1万件以上のご葬儀を施行しています。
公益社では、首都圏の一般葬儀および関西圏の大規模葬儀(金額5百万円超の葬儀)の施工件数が伸長しました。
これは新規出店による営業エリアの拡大や集客チャネルの多様化、ならびに組織間の連携強化の取り組みが奏功したものとと考えられます。
また、一般葬儀においては、関西圏、首都圏ともに提案力の向上により葬儀施工単価が上昇しました。
その結果、全体の葬儀施工件数は前年同期比1.2%の増加、葬儀施工収入は前年同期比6.8%の増収となりました。
葬儀に付随する販売やサービス提供においては、返礼品販売収入および仏壇仏具販売収入は好調に推移し、前年同期比増収となりました。
費用については、消耗備品費や広告宣伝費が減少した一方、営業収益の増加に伴う直接費や人員増による人件費の増加等により、営業費用は前年同期比増加しました。
この結果、当セグメントの売上高は126億91百万円(前年同期比6.2%増)となり、セグメント利益は12億62百万円(前年同期比69.8%増)となりました。
葬仙グループの状況について
葬仙グループの葬仙においては、鳥取エリア・松江エリアを中心に葬儀施工件数が前年同期比1.7%増加したものの、葬儀施行単価が低下したため、葬儀施工収入は前年同期比2.7%の減収となりました。
費用についてては、営業収益の減少に伴う直接費の減少により、営業費用は前年同期比減少しました。
この結果、当セグメントは売上高は9億94百万円(前同期比3.1%減)となり、セグメント損失は9百万円(前年同期は12百万円の利益)となりました。
タルイグループの状況について
タルイグループのタルイにおいては、葬儀施工件数が前年同期比7.6%増加したため、葬儀施工収入は前年同期比8.2%の増収となりました。
費用については、人員増に伴う人件費、全館備品の買い替えによる消耗備品費および広告宣伝費の増加等により、営業費用は前年同期比増加しました。
この結果、当セグメントの売上高は13億33百万円(前年同期比9.8%)となり、セグメント利益は2億35百万円(前年同期比5.0%増)となりました。
出典:燦ホールディングス IR情報