株式会社NEXERと株式会社メモリードは、「葬儀の苦労」に関するアンケートを実施し、その結果を公表しました。
葬儀で苦労したことのトップは、「葬儀前の手続きや準備」で42.2%、次いで「葬儀中の対応等」が14.1%という結果になりました。
株式会社NEXER・葬儀の苦労に関する調査
株式会社NEXERは、株式会社メモリードと共同で「葬儀の苦労」に関するアンケートを実施したので、その結果を紹介します。
■「葬儀」で苦労したことはある?
「葬儀」で喪主を務める経験は、人生においてそう多くはありません。
予行練習などができるケースも滅多になく、大抵は事前準備ができていない状態で喪主を務めることになってしまうのではないでしょうか。
そこで今回は株式会社メモリードと共同で、事前調査で「喪主あるいは葬儀を執り行った経験がある」と回答した全国の男女198人を対象に「葬儀の苦労」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERと株式会社メモリードによる調査」である旨の記載
・株式会社メモリード(https://kanto.memolead.co.jp/funeral/)へのリンク設置
「葬儀の苦労に関するアンケート」調査概要
調査期間:2024年9月12日 ~ 9月19日
調査機関:株式会社NEXER(自社調査)
調査対象:事前調査で「喪主あるいは葬儀を執り行った経験がある」と回答した全国の男女
有効回答数:198サンプル
調査方法:インターネット調査
質問内容:
質問1:葬儀において苦労したことはありますか?
質問2:どのようなことに苦労しましたか?もっとも苦労したことを1つだけ選んでください。
質問3:葬儀において、それにもっとも苦労したと感じる理由を教えてください。
質問4:事前にどういう事ができていれば苦労しなかったと思いますか?
質問5:それが事前にできていれば苦労しなかったと思う理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■68.2%が葬儀で苦労したことが「ある」
まずは、葬儀において苦労したことはあるか聞いてみました。
68.2%と7割近くの方が、葬儀において苦労したことが「ある」と回答しています。
どのようなことに苦労したか、もっとも苦労したことを1つだけ選んでもらいました。
もっとも多かったのは「葬儀前の手続きや準備」で、42.2%でした。
葬儀において、それにもっとも苦労したと感じる理由を聞いてみたので一部を紹介します。
「葬儀前の手続きや準備」回答理由
- やることが多い。(30代・女性)
- 勝手が分からない。(40代・男性)
- 今どきほとんどのシーンでキャッシユが必要になるので、バタバタしている時間にもかかわらず銀行に行かないといけないのが面倒に感じられました。(40代・男性)
- 初めての事だったので、事前の知識が全くなかったので。(50代・男性)
- 何も知らない状態で突然のことだったので知らないことばかりで、何からどうやって連絡したらいいのか準備していなかった。(50代・女性)
- 精神的、肉体的に辛いときに初めてのことを迅速に処理していかなくてはいけないので。(50代・男性)
「葬儀中の対応等」回答理由
- 初めてのことで大変だったため。(30代・男性)
- 慣れていないのでどう対応するといいのか分からない。(50代・女性)
- 何をしたら良いかわからなかったから。(50代・男性)
- 経験が少なく気疲れした。(60代・男性)
「葬儀後の手続き」回答理由
- 色々な名義の変更が大変でした。(40代・男性)
- 様々な手続きがあり、また手続き先が複数だったりして、時間と手間がすごくかかるというのが感じられました。(40代・男性)
- 葬儀に関わることなど滅多にないので、様々なやるべきことが多すぎて一人でやるのが複雑すぎて難儀した。(60代・男性)
「親族や知人への連絡」回答理由
- 悲しい知らせのため伝えにくいから。(30代・男性)
- 親族のどこまで連絡したらいいかのライン引きが難しかったから。(30代・男性)
- 自分は会ったことのない親戚などが数多くいたため、誰が誰だかまったく関係性も含めてわからないことが多かったから。(40代・男性)
「気持ちの整理」回答理由
- 突然やってきて、何をしたらいいのかパニックになってしまった。(20代・女性)
- すぐに動かなければならないので、大変だった。(30代・男性)
- 夫が急死して、ショックが大きすぎて、立ち直るのに10年かかりました。10年経過した今も、油断したら涙があふれてしまうので、まだ立ち直っていないのだと思いますし、一生立ち直れないのだと思います。(50代・女性)
■可能な範囲で事前に準備しておくことが大切
続いて、事前にどういう事ができていれば苦労しなかったと思うかも聞いてみました。
事前にどういう事ができていれば苦労しなかったと思う?
- 会の進行があらかたわかっていたらよかった。(30代・女性)
- 手伝ってくれる仲間をよぶ。(30代・男性)
- 葬儀社の目星をつけておくこと。お寺で行う儀式の日程、お布施の相場など把握しておくこと。(40代・女性)
- 口座や保険に加入しておくだけでなく、現金で用意しておくこと(生前中に話し合いをしておき、葬儀費用を引き出しておく、口座の名義変更を済ませておく等)がとても重要。(40代・女性)
- 極端に言えば、結婚式の準備のように打ち合わせなどの時間をしっかり設けてもらいたかったです。(40代・女性)
- 流れをフローとして分かるといいと思います。(50代・男性)
- 葬儀の知識を勉強していれば良かったと思うが、あまり事前に勉強したいとも思わない。(50代・女性)
- 簡単な葬儀についてのパンフレットなどあればいい。(50代・女性)
「事前に流れが分かっていればよかった」「現金を用意しておく」などの声が多く挙がっていました。
また「手伝ってくれる人を呼ぶ」といった声もあるようです。
さらに、それが事前にできていれば苦労しなかったと思う理由も聞いてみたので一部を紹介します。
「流れを知っておく」それが事前にできていれば苦労しなかったと思う理由は?
- 1から調べるのに時間と労力がかかったから。(40代・女性)
- お金も節約できるところがあったかもしれないです。(40代・女性)
- 事前に知識を持っていれば、対応出来る知識が生まれるから。(50代・男性)
- 看病で体力限界の時に、葬儀社を調べるのも疲れて辛かった。(50代・女性)
- 知識があれば当日オロオロすることもなかったと思うから。(50代・女性)
- 全く何から手を付けていいか分からなかったので事前の準備不足。(60代・男性)
「現金を用意しておく」それが事前にできていれば苦労しなかったと思う理由は?
- 口座があっても引き出せず、葬儀やそれにかかる費用を現金で用意出来ないこと。(40代・女性)
- お返しの手配がスムーズにできるのと、お返し品の選択に苦労しない。(60代・男性)
- 収入がなかったから。(60代・男性)
「手伝いやサポートの力を借りる」それが事前にできていれば苦労しなかったと思う理由は?
- 葬儀運営の知識が全くなかったから。事前に知識があればかなり変わるから。だから2回目の時は物凄く精神的に楽だった。(60代・男性)
- 突然の事ではあるが段取りは必要で葬儀会社に頼む。(60代・男性)
- 忙しさが減るから。(80代・男性)
■まとめ
今回は「葬儀の苦労」に関するアンケートを行い、その結果について紹介しました。
経験者の42.2%が「葬儀前の手続きや準備」にもっとも苦労した、と回答しています。
特に遺産関係は凍結されてしまってすぐには引き出せず、保険関係の手続きにもある程度の時間を要するため、葬儀関係に必要となる費用を工面するのは予想以上に大変です。
また、初めてのことばかりで何をすればいいか分からないという方も多いでしょう。
いざという時も落ち着いて対応できるよう、あらかじめ葬儀屋のサポートを受けることも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERと株式会社メモリードによる調査」である旨の記載
・株式会社メモリード(https://kanto.memolead.co.jp/funeral/)へのリンク設置
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