終活の新トレンド「J 活」、親から子へ,

アンブローズ アンド カンパニー

ジュエリー製造販売メーカーのアンブローズ アンド カンパニー(東京都中央区、代表:堀内信之)で、ジュエリーをリモデルして子や孫に受け継ぐシニアのために「J活」サービスを開始したところ、2年前と比べてリモデル需要は3倍になりました。今回、ジュエリーを相続する場合にどのように譲るのがおトクなのか、相続に強い税理士に伺いました。

 

アンブローズ アンド カンパニー= http://www.ambrose.co.jp

 

【終活、認知度は高いが実践はまだまだ】

2010年に「終活」が流行語大賞にノミネートされてから、終活ブームは今もなお続いています。今年2月にジュエリー会社、アンブローズが50代以上の女性121人に調査を行ったところ、「終活を知っている」と答えた人は97.5%だったのに対し、「終活をしている・したことがある」と答えた人は15%以下でした。何から始めてよいのかわからないという方が多い中、終活を始めている方の多くが身の回りの整理から取り掛かっていました。

 

身の回りの相続するもので何が気になるかを聞いたところ、約30%の方が宝石・貴金属類をあげていて、結婚や記念日など、人生の大切な節目の思い出と共にある指輪などのジュエリーをどのように相続すればよいのかと、迷う女性が多いことがわかりました。

 

【高額なジュエリー、どのように相続するとおトク?】

大切なジュエリーを子や孫に受け継ぎたいとそのまま譲っても、サイズや好みが合わないということもあります。相続で譲る場合、次の世代が気に入って使い続けられるよう、サイズのお直しだけでなくデザインを新しく作り変える「リモデル」と、買い取りを依頼して「現金」で渡すのと、どちらがおトクなのか相続に強い山田麻美税理士事務所の山田麻美税理士に聞いてみました。

 

◆換金して現金を渡す

年間110万円までなら受取り側に贈与税はかかりませんが、お金に換金すると100%贈与税課税対象になってしまいます。金額が明確になるので、姉妹に公平に与えることができるメリットはあります。

 

◆リモデルして渡す

換金可能なジュエリーは、やはり贈与税の対象となります。しかしながら、譲り受けた物の価値は買い取り業者に査定された金額の中で納税者が選んで申告するので、有利な価格(一番低い査定金額)にでき、現金化するよりも課税される金額を低くおさえられる可能性があります。

 

【ジュエリーのリモデル「J活」、サービス開始後3倍の伸び】

大切なジュエリーであればあるほど、換金するよりは子や孫に受け継ぎたいもの。さらに相続でもおトクならなおさらです。アンブローズでは昨年、ジュエリーのリモデルサービス「J活」を開始したところ、2年前と比較して3倍の方がリモデルに訪れています。

 

値段やデザインはケースバイケースで一律ではないため、気軽に相談できるよう見積りは無料で行います。また昨年、日本ジュエリー大賞内閣総理大臣賞を受賞したデザイナーがデザインをおこし、一級貴金属技能士がデザイン画から忠実に作成します。3Dプリンターで見本を手に取ることもできるので安心です。たて爪の婚約指輪をシンプルなペンダントにしたり、いくつかの石を組み合わせて新しいものを作ったり、譲り受けた方も毎日身につけたいジュエリーによみがえります。

 

アンブローズの堀内社長は「お子さんやお孫さんと一緒にご来店され、デザイン制作に参画されることも少なくありません。J活は単なる生前整理ではなく、家族と楽しい時間を一緒に過ごし、想いを伝えて絆を深めるものになっています。」と話します。

@prssより転載

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