【終活イベントレポート】 俳優・小西博之さんが語る「終活を楽しむコツ」~ハウスボートクラブ~

終活バスツアー

株式会社ハウスボートクラブは、「コニタンと行く!終活バスツアーin東京」の開催レポートを公開しました。
ゲストに俳優の小西博之氏を迎えた、海洋散骨・樹木葬・納骨堂を一日で巡るバスツアーで、「終活を楽しむコツ」を知っていただくことを目的としています。

コニタンと行く!「終活バスツアーin東京」開催レポートを公開

ハウスボートクラブ

終活バスツアー

海洋散骨を中心に「旅立つ人、見送る人」に寄り添う終活事業を展開する株式会社ハウスボートクラブ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:赤羽 真聡、以下「当社」)は、俳優の小西博之さんをゲストに迎え2024年10月8日に開催した「コニタンと行く!終活バスツアーin東京」の開催レポートを公開いたしました。(URL:https://en-no-tabi.jp/case/20241008/

■イベント実施の背景

近年の日本では、少子高齢化の進展や、核家族化、都市部への人口集中などを背景にお墓の跡継ぎ問題が深刻化していると言われています。当社の海洋散骨も、2007年の創業以来年々利用者数が増加しており、後継ぎ不要の供養という選択肢が広がっていることを実感しています。
当社では、海洋散骨をご利用くださる方の8割程が「本人の生前からの希望」、あるいはそれに近い理由で海洋散骨を選択したと回答しています。そのことから、ご本人やご家族にとって、予め希望する供養方法を考え選択しておくことが将来の安心につながると考えました。そこで、海洋散骨に限らず様々なタイプの供養方法を実際に目で見て確かめることができる「終活バスツアー」を企画し、2023年5月10日に初の実施、以降定期的に開催してまいりました。
今回は海洋散骨・樹木葬・納骨堂を一日で巡る「終活バスツアー」のゲストに俳優の小西博之さんをお迎えし、各施設を小西さんと一緒に巡ることで参加者の方々に「終活を楽しむコツ」を知っていただくことを目的とした特別な回を実施いたしました。

<ツアー詳細>
名称: コニタンと行く!「終活バスツアーin東京」
出発日:2024年10月8日
行程:東京駅集合9:00 … 瑞華院了聞(港区)納骨堂の見学 → 證大寺 江戸川本坊(江戸川区)樹木葬・永代供養墓の見学 → 證大寺本堂にてランチ後、小西博之さんと證大寺住職によるトークセッション → 海洋散骨体験(中央区) (※1) → 朝潮運河船着場下船 → 東京駅着(16:40)

※1)悪天候により沖合での模擬散骨式は中止し、東京湾クルーズと散骨セミナーのみを実施

■開催レポート

〇納骨堂見学

最初の見学先は、港区南麻布の納骨堂「瑞華院了聞」です。瑞華院了聞は、随所にこだわりが散りばめられた全参拝室が特別室仕様の都市型納骨堂で、ずっとその場にいたくなるような、安らげる上質な空間で心穏やかに大切な人と向き合うことができます。

 はじめに本堂で心を落ち着けた後は、各階でそれぞれ特徴の異なる参拝室を見学して回ります。現代的で荘厳なしつらえはもちろん、登録した写真が映し出されるデジタル遺影や、生花やお香も常設されていて何も持たずに訪れられること、何より遺族の心に寄り添ったお参り空間にみなさん驚くばかり。家を建てる感覚で「自慢できるお墓」として興味を持たれた方もいたようです。小西さん自身も初めて見る設備や美しいしつらえに驚きながら、身内だけでゆっくりと故人に向き合える空間、そしてどんな天候でも快適にお参りができる利便性に感心された様子でした。
 館内見学の後は株式会社OAGウェルビーRの黒澤代表によるセミナーが開かれました。黒澤代表は、少子化や核家族化により“おひとりさま“でなくとも家族や身内に介護や終身ケアを託せるとは限らない時代になったと前置きした上で、健康なうちから自身で人生の幕引きをデザインすることこそ終活の第一歩と語りました。セミナー中参加者の面々は何度も深く頷き、「人にすすめたい」「終末期の意思決定や遺産に関しての終活もはじめたい」と積極的な声が挙げられました。

〇樹木葬・永代供養墓見学

 続いてバスが行く先は證大寺江戸川本坊です。毎朝「朝のお経と法話の会」を実施するなど地域に根差した活動を行い、永代供養墓のほか樹木葬、屋内納骨堂も備えるなど、地域住民の幅広い要望に真摯に応え続けてきた歴史ある寺院です。はじめにどっしりと巨大な石が印象的な浄縁墓(永代供養墓)の解説を受け、その後は色とりどりの花が植えられた樹木葬と個別区画に仕切られた納骨堂型樹木葬、そして今年9月に完成したばかりという屋内納骨堂を順に見て回りました。屋内納骨堂は本堂地下に設けられており、扉を閉めると数人だけが座ることのできる区切られた空間になります。ほんのりと灯る明かりだけを頼りに、外界を気にせず、ただ心の内の故人にのみ想いを馳せることのできる不思議な空間。小西さんはこの場所を「母親の胎内のようだ」と表現し、静かに感じ入っていました。
 見学の最後に一同が辿り着いたのは手紙処(てがみどころ)。大きなテーブルの中央で静かに炎がゆらぐ、心落ち着く空間です。手紙処の由来について問われた證大寺住職は、自身が亡き父と対話するため手紙を綴っていたエピソードを紹介し、亡き人と対話できる拠り所を寺院内に設けたと語りました。

 ランチ後には今回のメインイベントともいえる、小西さん自身の体験談を踏まえた證大寺住職とのトークセッションを行いました。
 2005年に腎臓がんの大手術を行った小西さんですが、普通なら到底受け入れられないような恐ろしい事実を突きつけられても自分を保つことができたのは、病と闘わずに受け入れることにしたからだと言います。「しんどい時は闘わなくていい。最後まで逃げ続ければいい。いつか命尽きて死ぬ日まで、必死で逃げ続けるだけでいい」そして、「朝目が覚めて、鏡の中の自分に「幸せだね」と声をかけてあげてほしい」と小西さんは語りました。小西さんのお話を受け、證大寺住職は三帰依文に書かれている『人身(にんじん)受け難し、今すでに受く』という言葉を紹介し、当たり前に思っているが実は当たり前ではないことに気づいたとき、“感謝”が生まれる。小西さんの考え方は、仏様の考えとも通じていると話しました。

 「終活」という言葉に対し、以前は良い印象を持っていなかったという小西さん。ところが5年ほど前、とある映像を観て考えが大きく変わったと言います。その映像は一人の男性が撮影したもので、自身が亡くなった後のため、妻や孫へ向けたメッセージが込められていました。映像の中で妻や孫に感謝の言葉を連ねる男性の姿を観て衝撃を受け、小西さん自身もすぐに映像を撮影することを決意。その際、「10年後にもっと楽しい人生を送れていたら、映像を撮り直そう」と考えた小西さんは、それを目標に日々を過ごしてきた結果、実際に5年前よりも今の方が充実した人生を送れていると語ります。
 『終活は終わり(=エンディング)ではなく、リセットです。』エンディングノートに書き留めるのは過去ではなく、これから新しい人生をはじめ、新しいものに囲まれて、どんな姿になっていたいのか。描いた理想を目標として、楽しい人生を送るために終活を始めましょう。と締めくくった小西さんの言葉に、参加者一同から大きな拍手が送られました。

〇海洋散骨体験クルーズ

 最後の予定はは海洋散骨体験ですが、当日はあいにくの悪天候となり、安全面から羽田空港沖合の散骨ポイントまで行くことが不可能と判断されました。そのため、一同は中央区勝どきの船着場から船に乗り込み、東京港の運河内をゆっくりクルージングしながら海洋散骨セミナーに耳を傾けました。

終活バスツアー

 実は、本ツアーの2日前、10月6日に沖縄・那覇市沖合で開催した海洋散骨体験クルーズにプライベートで参加されていた小西さん。当日の真っ青な海や、海面に広がっていく花弁の姿を情感豊かに語り、ツアー参加者の面々も「私も沖縄がいい」「自分は下関の海がいい」などイメージがどんどん膨らんだ様子。各地の散骨に関する質問が次から次へと寄せられるうちに、あっという間に船着場に到着してしまいました。

終活バスツアー
2024年10月6日に那覇市沖合で行われた海洋散骨体験クルーズの様子

 今回は「終活を楽しむ」をテーマに小西博之さんをゲストに迎えてバスツアーを開催しました。三ヵ所の立ち寄り先でさまざまな供養の方法を知り、参加者からは「今まで知らなかった世界が広がった」とのコメントも聞くことができました。
 終活や供養の話題は人に話しづらいと感じる方も多いでしょう。しかしながら積極的に新しい知識を取り入れ選択肢を広げることで、ご本人とご家族双方にとってより良い結果をもたらすことができると当社は考えています。より多くの方にこのような機会に触れていただき選択肢の広がりを手助けできるよう、今後も取り組んで参ります。

 ■ツアーを終えて、小西博之さんからのコメント

コニタンと行く 終活ツアー。
私の夢が叶った ツアーでした。
全国から お越し頂いた皆様 本当にありがとうございました。
感動と興奮。共有出来た事 本当に嬉しかったです。
終活。 皆さんがあまり考えたく無い事でしょうね。
勿論私自身もそうでした。 10年前 終活番組に出演して 私自身驚き感動させて頂き
終活が楽しいと思う事が出来ました。
それから10年 皆さんと共に 具体的な終活を体験させて頂きました。

瑞華院了聞。南麻布です
実際訪問させて頂くと 皆さんと笑顔になりました。 素晴らしかったんです。
このお部屋で故人と過ごすことが 楽しいと感じさせて頂きました。

證大寺 江戸川本坊
江戸川区のお寺にお伺いさせて頂きました。
心踊る美しい花々が目に飛び込んで来ます。
皆さん笑顔です。笑顔の下に 故人がいらっしゃる。素敵でした。
そして本堂地下。
別世界へと繋がる異空間でした。

そして 皆さんと海上へ。 
ブルーオーシャンセレモニー
船中で散骨のお話しをさせて頂きました。 故人様との思い出の海に散骨。
そして その後も思い出の海に 故人様に お会いしに行けるんです。
皆さんと ご一緒に体験させて頂くことが出来ました。
このツアーを通して
終活を もっと身近に考えて頂く事が 出来たのではないでしょうか。
本当に 素晴らしいお時間を過ごすことが出来 ありがとうございました。
また 全国で終活ツアーを 企画したいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。

■ツアー訪問先

個室納骨堂/瑞華院了聞(東京都港区南麻布5丁目1-4)
https://ryomon.jp/

了聞

樹木葬・永代供養墓/證大寺 江戸川本坊(東京都江戸川区春江町4-23-1)
https://shoudaiji.or.jp

證大寺

海洋散骨/ブルーオーシャンセレモニー(東京都江東区住吉1-16-13)
https://blueoceanceremony.jp

ブルーオーシャンセレモニー

■小西博之さんプロフィール

小西 博之

小西 博之(こにし ひろゆき)
所属:株式会社スタークコーポレーション
生年月日:1959年9月28日
出身地 :和歌山県田辺市中辺路 熊野古道出身
著書:2005年『コニタンの闘病日記』〜すべての人々へ感謝の心を〜(太陽エージェンシー)
2017年『生きてるだけで150点!』(毎日新聞出版)

経歴:
愛称は「コニタン」。バラエティ番組『欽ちゃんの週刊欽曜日』のレギュラーとして抜擢され、欽ちゃんファミリーの一員として、強面とは裏腹に、温厚なキャラクターで人気を得る。『ザ・ベストテン』の2代目司会者としても活躍し、俳優としても多数のドラマ、映画に出演する。2005年、腎臓癌の大手術を行い、現在は仕事を行えるまで回復した。ガンを受け入れ、闘う事をやめたおかげで、『前向きに生きること』の大切さ、『全ての人々に感謝の心』を学んだ。

■株式会社ハウスボートクラブ 代表者コメント

赤羽 真聡

 今回は、俳優の小西博之さんと一緒に巡るバスツアーを開催いたしました。「終活バスツアー」は今回で6回目になりますが、一般公募でのゲストをお招きしたイベントは初の試みでした。全国各地からご参加くださった皆さまと各所の見学や体験に加え、小西さんご自身の実体験を交えた「楽しい終活」を考えるミニセミナーなど、非常に有意義なツアーイベントだとご参加いただいたお客様からもお声をいただき嬉しく思います。
小西さんとは今年某テレビ番組でご一緒させていただいたご縁から、当社の海洋散骨はもちろんのこと、終活への考え方にも共感いただき、今回の企画にも快く賛同くださいました。貴重なご縁をいただいたことを大変嬉しく思います。同様の企画は東京を中心に、引き続き各地で開催を検討する予定です。
現代のような個を尊重する時代だからこそ、当社の企業理念でもあります「従来の価値観や概念にとらわれない自由な選択肢」を社会にひろげることができるよう、活動して参ります。

 

 ■会社概要

 株式会社ハウスボートクラブ

「大切な人とのつながりを大事にする社会を目指す」をビジョンに掲げ、海洋散骨事業「ブルーオーシャンセレモニー」、お別れ会プロデュース事業「Story(ストーリー)」、思い出に残る体験を提供する旅行「えんの旅」、改葬・お墓の引越しサポート「お墓の引越し&墓じまいくん」の4つのサービスを展開している。「偲ぶ」ということが、悲しみに暮れるということではなく、大切な人との結びつきを改めて感じ、感謝やあたたかな気持ちにあふれるような終活・葬送の機会を提供すべく、日々取り組んでいる。
【設立】  2007年2月15日
【代表】  代表取締役社長 赤羽 真聡
【住所】  東京都江東区住吉1-16-13 リードシー住吉ビル3F
【従業員】 23名(2024年10月時点)
【事業内容】
【1】汽船を使用したセレモニー及び、各種クルーズの企画運営
【2】終活支援、相談業務
【3】ライフエンディングに関する各種イベントの企画運営
【4】旅行業法に基づく旅行業
【URL】  https://hbclub.co.jp/

<報道関係・各種サービスに関するお問い合わせ先>
株式会社ハウスボートクラブ
TEL:03-6659-9801(携帯:080-3200-0352) E-Mail:info@hbclub.jp
担当:畑山花朱美

PR TIMESより転載

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