終活関連情報メディア「終活瓦版」を運営する林商会は、40代以上の方100名を対象に実施した「お墓選びで最も重視したいこと・お墓の準備に対する意識」調査の結果を公開しました。最も重視した点については「価格」「自宅からのアクセス」と回答した方が多かったようです。
終活に関する情報を発信するメディア「終活瓦版」を展開する株式会社林商会(本社:滋賀県大津市膳所、代表取締役 林達也、URL:https://hayashi-grp.com/ )は、40代以上の方を対象にお墓選びで最も重視したいこと・お墓の準備に対する意識についてアンケート調査を実施しました。ご先祖様や亡くなった親族・親しい友人などが眠っているお墓の前で、嬉しい報告をしたり感謝の気持ちを伝えたり、ときには涙したり…そんな経験がある方も多いのではないでしょうか?
この世を去った大切な人やご先祖様を供養するお墓。
今はお参りする側の私たちですが、果たして自分のお墓については、みなさんどのように考えているのでしょうか?
林商会では、「お墓選びで最も重視したいこと・お墓の準備に対する意識」についてアンケート調査を実施しました。
▼お墓選びで最も重視したいのは「価格」と「アクセス」
(N=100名、単一回答。2022年12月12日~2022年12月19日に実施したインターネット調査
による)
「お墓選びで最も重視したいポイントは何ですか?」という質問に対しては、「価格」「自宅からのアクセス」が24票を集め、14票の「お墓の種類(一般墓・樹木墓など)」が続く結果となりました。
では、それぞれの回答の理由をみてみましょう。
1位:価格
・死ぬ時にお金の事で迷惑をかけたくないから。(40代男性)
・あまり高価なものは必要ないと思っています。自分自身は死んでいるので、高いお墓の価値もよくわかりませんし…。(40代女性)
・生きているうちの生活のほうが大事だからお墓にお金をかけたくない。(40代女性)
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物価が高騰する一方で給与はなかなか上がらない…厳しさを増す現実社会で、自分が亡くなった後も、残された家族は生きていかなければなりません。
そんな大切な人への思いから、「お金のことで迷惑をかけたくない」「死んでしまっている自分には価格は関係ない」という理由を挙げた方が多いのではないでしょうか。
1位(同率):自宅からのアクセス
・墓参りにいくのが大変で足が遠のくと自分が死んだとき残された子供たちとの距離が遠くなる気がするから。(50代男性)
・自宅から遠いと、お墓に行くこと自体が負担になる為。(50代女性)
・生まれたところに近い場所が良いので、必然的に自宅から近いところが良いと思っています。(50代男性)
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「自分が眠っているお墓には、なるべく足を運んで会いに来てほしい。そのためには通いやすく負担がかからない場所を選びたい」という思いを反映するような意見が並びました。
また、「生まれたところに近い場所が良い」という回答には、年齢を重ねるごとに自然と強まってくる「自分のルーツに帰りたい」思いが見え隠れしています。
3位:お墓の種類(一般墓・樹木墓など)
・墓参りをする子供たちの負担も考えて、樹木葬か永代供養にしたい。(40代女性)
・永代供養付き樹木葬墓地を購入しました。将来お墓の管理をしてくれる家族が居ない為です(40代女性)
・ガーデニング好きなので最期も花木の側で眠りたい。(50代女性)
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「子どもの負担を減らしたい」「お墓の管理をしてくれる家族がいない」などの理由から、樹木葬墓地や永代供養を選ぶ方が複数見られました。
また「ガーデニング好きなので花木の側で眠りたい」という回答は、「亡くなった後も、自分らしくこの世で大切な人を見守りつづけたい」という気持ちの表れなのかもしれません。
では、実際に自分が入るお墓の購入を具体的に検討している方は、どのくらいいるのでしょうか?
▼85%の人が、自分が入るお墓の購入は未検討
(N=100名、単一回答。2022年12月12日~2022年12月19日に実施したインターネット調査
による)
「自分が入るお墓の購入を検討していますか?」という質問に対しては、「検討していない」と回答した方が全体の85%を占め、「検討している」と回答した方は15%にとどまりました。
では、それぞれの回答の理由をみてみましょう。
「検討している」人の理由
・次男と結婚したので漠然と別にお墓を用意した方がいいんじゃないかと思っているから。(40代女性)
・夫の家族のお墓には入りたくないので、自分と夫が入る別のお墓を検討しています。(40代女性)
・子供に迷惑をかけないために元気なうちに終活の一環としてお墓の購入を検討中。(60代男性)
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「次男と結婚」「夫の家族」といったワードは、結婚が家と家の結びつきで、お墓とも密接につながっていることを示しているのでしょう。
また、60代は「元気なうちに」と具体的に終活を進めようという意識が高まる年代なのかもしれません。
では、「検討していない」人の理由はどのようなものなのでしょうか。
「検討していない」人の理由
・実家のお墓を受け継ぐので、購入はしません。(70代以上女性)
・まだ年齢的にそこまでの意識がないのと、ご先祖様が眠っているお墓に入る予定だから。(40代男性)
・私は次男なので実家の墓には入りません。いずれは墓の購入も考えましたが、自分が亡くなった後子供たちにお墓の管理を任せ、末代まで面倒をかけることに気がひけます。そのためお墓でなく納骨堂の購入を検討しています。子供たちへのお墓の管理という「大きな宿題」を残したくありません。(60代男性)
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「実家のお墓を受け継ぐ」という理由を挙げた方が非常に多く見られたほか、40代・50代では「まだ年齢的に意識していない」という理由が目立った印象です。
人生100年時代…折り返し地点前後で両親が健在な人も多い世代にとっては、まだまだ自分のお墓の購入まで意識がいかないのではないでしょうか。
また、「お墓の管理=子どもへの宿題」という表現は、少子高齢化が進む日本の重い現状を反映した表現と言えるでしょう。
今回のアンケートでは、自分が入るお墓について心配していることも調査しましたので、その結果をみてみましょう。
▼自分のお墓について心配なことは!?
(N=100名、単一回答。2022年12月12日~2022年12月19日に実施したインターネット調査
による)
「自分のお墓について心配なことはありますか?」という質問に対しては、「特に心配なことはない」が34%で、28%の「維持・管理費などの経済面が気になる」、23%の「お墓の世話をしてくれる人がいない」が続く結果となりました。
入るお墓が決まっている方やまだ自分のお墓の購入を意識していない方は、特に心配なことはないのでしょう。
しかしその一方で、経済面やお世話をしてくれる人がいない点を心配している人もおり、昨今の物価高騰や少子化・独身者の増加などが、お墓に対する意識にも影響を与えていると考えられます。
自分の人生の幕をどのように下ろすのか…亡くなった後の自分と大切な人との関わり方を考えるうえでも、お墓の準備などの終活について一度考えてみてはいかがでしょうか。
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