GINZA TANAKA 名古屋店では2017年6月1日(木)~8月31日(木)まで、仏具展を開催中!
お盆は、一般的に7月もしくは8月の13日~15日(もしくは16日)です。お盆には親族や知人の方などが仏壇にお参りに来られることもあります。本レターでは、お盆を間近に控え、きれいに整えておきたい仏壇を彩る仏具についてGINZA TANAKAの美しい貴金属製仏具とともにご紹介します。
<そもそも「お盆」って何?>
仏教の伝統行事であるお盆は、亡くなったご先祖様が自宅に帰ってくるといわれる行事です。7月または8月の13日に迎え火を焚いてご先祖を迎え、15日(もしくは16日)に送り火を焚いて送り出します。仏教の教えでは本来7月15日を中心にお盆としていましたが、新暦(明治6年以降)になると、この時期が農業の繁忙期と重なるようになったため、農業が盛んな地域では、ひと月遅れの8月15日を中心としてお盆を行うようになりました。東京や横浜、東北地方などでは7月に、その他の地域では8月にお盆を行うのはこのためです。
お盆には、「盆棚」というご先祖様をお迎えする祭壇を作ります。棚にはござやまこも※1を敷き、中央にお位牌を安置します。なすやきゅうりで作った精霊(しょうりょう)馬(ま)、精進料理のお膳、そうめん、季節の野菜や果物、故人の好物などのお供え物を供えます。棚の左右には盆提灯を飾ります。お盆飾りにはお盆にご先祖様が家に帰ってくることを華やかにお迎えし、おもてなしをするという意味があります。
※1 まこも:邪気を払うと言われている植物で作られたござ
<一般的な盆棚飾りの例>
①素麺
②昆布
③ほおずき
④生花
⑤なすの牛・きゅうりの馬
⑥水の子
⑦みそはぎの花
⑧夏の野菜・果物
<仏具を飾る位置や仏具の意味をご紹介>
お仏壇は、ご先祖様への感謝の表れであると同時に、今を生きるご家族の絆ともなるものです。故人に手を合わせることで、改めて故人との絆を実感することにもなります。本来の伝統的なお仏壇の飾り方は、宗派によって異なっていました。しかし近年では、宗派を超えて、新しいかたちのお仏壇の飾り方も受け入れられるようになってきています。右図は、現代の住宅でよく利用される上置仏壇(小型仏壇)における仏具の飾り方(仏具の配置)です。最上段の中心にご本尊、2段目に位牌を安置します。3段の両脇に高月、中心に仏飯器と茶湯器を置きます。最下段の両脇に花立、下段中心に香炉、香炉の脇に火立(ろうそく立て)と線香差、右端におりんを配置するのが一般的です。
※以下、ご本尊・仏具説明内の画像は全てGINZA TANAKAの商品
◆ご本尊
ご宗派やお寺様によりご本尊のお姿は異なります。
商品写真:「純金製阿弥陀如来像(西)」
参考価格:1,550,000円
素材:K24、約130g
サイズ:高さ約16.3cm
◆高月(たかつき)/菓子器
お菓子や果物などのお供え物を盛ります。
商品写真:「18金製菓子器」
参考価格:1,525,000円
素材:K18、約200g
サイズ:高さ約9.3×上径約9cm
◆仏飯器(ぶっぱんき)
お供えのご飯を盛ります。
商品写真:「18金製仏飯器」
参考価格:775,000円
素材:K18、約100g
サイズ:高さ約6.6×上径約5.6cm
◆茶湯器(ちゃとうき)
お供えのお茶や水を入れます。
商品写真:「18金製茶湯器」
参考価格:1,325,000円
素材:K18、約170g
サイズ:高さ約10×最大径約6.3cm
◆花立(はなたて)
常(じょう)花(か)※や生花を供える際に使用します。
※蓮の花などをかたどった造花のこと
商品写真:「18金製花立て」
参考価格:1,900,000円
素材:K18、約250g
サイズ:高さ約12×上径約9cm
◆香炉(こうろ)/線香立て
中に灰を詰めて火をつけた線香を立てます。
商品写真:「18金製線香立て」
参考価格:2,150,000円
素材:K18、約290g
サイズ:高さ約7.5×上径約10cm
◆火立/ろうそく立て
ろうそくに火を灯し供養する、灯火具の一種です。
商品写真:「18金製蝋燭立て」
参考価格:1,075,000円
素材:K18、約140g
サイズ:高さ約10×上径約3.6cm
◆線香差(せんこうさし)
使用前の線香を差しておきます。
商品写真:「18金製線香差し」
参考価格:925,000円
素材:K18、約120g
サイズ:高さ約10×上径約3.5cm
※その他GINZA TANAKAが展開する貴金属製の仏具(ご参考)
「18金製常花」(左/右)
参考価格:各2,075,000円
素材:K18、約260g
サイズ:高さ約18×幅約9 cm
「18金製水入れ」
参考価格:625,000円
素材:K18、約80g
サイズ:高さ約6×口径約5 cm
※金相場により価格が毎日変動します。参考価格は、金税込小売価格5,000円/gで計算しています。
※上記の商品すべてに桐箱が付属します。
<「仏鈴※(おりん)」とは> ※GINZA TANAKAでは仏(お)鈴(りん)と表記
仏鈴は、読経時に使用する「梵音(ぼんおん)具(ぐ)」として使われる仏具の一種です。古くは禅宗で用いられ、本来はお経を読む時に鳴らすものでした。現在は宗派を問わず使用されており、永く響く音は、ご先祖様や仏様、故人への供養や祈りをのせて極楽浄土まで届くとも言われています。仏壇におかれる仏具の中の役割としては、仏様をお呼びするものとして位置づけられ、その音色は仏様と私たちの世界をつなぎます。美しい音色と長く続く余韻はご先祖との深い絆を印象づけます。仏鈴を鳴らす際には、鈴棒などを使って仏鈴の縁や内側を打ちます。鳴らす回数やタイミングは宗派によって異なります。
<GINZA TANAKAの貴金属製仏具の中でも人気の仏鈴>
GINZA TANAKAの貴金属製仏具は、GINZA TANAKAで取り扱う工芸品全体の売り上げの約5割を占め、
中でも仏鈴は、最初に揃える一般的な仏具の1つとして工芸品全体の売上の中でも約3割、仏具の中でも約7割を占めるなど、小判や兜と並んで特に人気を博しています。仏鈴の中でもGINZA TANAKAオリジナルの「18金製仏鈴」は2015年7月の発売以来、澄んだ美しい音色と、従来品より軽量化を実現したことによるお求めやすい価格設定から、多くのお客様に支持されています。本シリーズはGINZA TANAKAで取り扱う仏鈴全体の売り上げに対して、2015年度には約3割を、2016年度には約4割を占めるまでに拡大し、高い人気を誇っています。
「18金製仏鈴」は、艶やかで豊かな光沢、優れた対称性によって得られるのびやかに響き渡る澄んだ音色と、長く清らかな余韻が特長です。部分的に厚みを変えるなど、高度な貴金属加工技術によって生み出された仏鈴は、均一で美しい音色を奏でます。さらに、使用する金(K18)の量を抑えることで、より多くの方々がお求めやすい価格設定を実現しています。全4サイズ展開(2.5寸~4.0寸 税込参考価格:1,150,000~4,050,00円)でサイズバリエーションも多く取り揃え、お好みや仏壇のサイズに合わせて商品をお選びいただけます。また、付属品には紫を基調とした気品と落ち着きのある専用の座布団と、黒檀製の鈴棒と鈴台を採用し、現代の住空間にも馴染みやすいモダンなデザインです。
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― GINZA TANAKA 「18金製仏鈴」 商品概要 ―
■「18金製仏鈴 2.5寸」
税込参考価格: 1,150,000円
素 材: K18 約140g
サイズ: 本体高さ約4.0cm×直径約7.5cm
■「18金製仏鈴 3.0寸」
税込参考価格: 1,750,000円
素 材: K18 約230g
サイズ: 本体高さ約4.5cm×直径約9.0cm
■「18金製仏鈴 3.5寸」
税込参考価格: 2,450,000円
素 材: K18 約330g
サイズ: 本体高さ約5.3cm×直径約10.5cm
■「18金製仏鈴 4.0寸」
税込参考価格: 4,050,000円
素 材: K18 約530g
サイズ: 本体高さ約6.5cm×直径約12.0cm
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※金相場により価格が毎日変動します。参考価格は、金税込小売価格5,000円/gで計算
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◆GINZA TANAKA 名古屋店にて仏具展を開催中!◆
GINZA TANAKA 名古屋店では2017年6月1日(木)~8月31日(木)まで、
GINZA TANAKA名古屋店2階ギャラリーにて
「伝統仏具・現代仏壇展~現代の祈り空間がつなぐ絆~」を開催しております。
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情報協力:メモリアルアートの大野屋
【GINZA TANAKAについて】
1892年に創業したGINZA TANAKA(田中貴金属ジュエリー)は、クオリティーの高いジュエリーや工芸品などの提供を通して、一人一人のライフスタイルに更なる輝きを持たせる、歴史と伝統を有する老舗の貴金属店です。純金やプラチナなどの上質な貴金属に匠の工芸技術を駆使して、デザイン性に富み、かつ資産性の高いジュエリーや工芸品などを製作・販売しています。
〔直営店舗〕
銀座本店、新宿店、ホテル椿山荘東京店、伊勢丹立川店、横浜元町店、
仙台店、新潟三越店、名古屋店、栄店(ブライダル専門店)、名古屋三越 栄店、
心斎橋店、高松三越店、福岡 西鉄グランドホテル店
【田中貴金属グループとは】
田中貴金属は1885年(明治18年)7月の創業以来、貴金属を中心とした事業領域で幅広い活動を展開してきました。当グループは、国内でトップクラスの貴金属取扱量を誇り、創業以来長年にわたって、産業用貴金属材料の開発から安定供給、装飾品の製造・販売や貴金属を活用した貯蓄商品を提供。田中貴金属ジュエリーは、田中貴金属グループの一員として、宝飾品販売事業等を担っています。田中貴金属グループは、貴金属のプロフェッショナルとして、これからも貴金属がもたらすゆとりある豊かな社会の実現に向けて、活動を展開していきます。
また、さらにグローバル化を推進するため、 2016年にMetalor Technologies International SAをグループ企業として迎え入れました。今後も貴金属のプロとして事業を通じ、ゆとりある豊かな暮らしに貢献し続けます。