現在では「終活」に関する書籍も多数出版されていますが、シニア向け書籍『終活! 送る人送られる人もホッと満足できる本』は、実際の終末期医療に携わってきた看護師さんが寺院の体験をもとに執筆しています。具体的なエピソードも記載されているので、自分の「終活」をイメージしやすいかもしれません。
明日香出版社では7月26日(火)に、シニア向け書籍の新刊『終活! 送る人送られる人もホッと満足できる本』(著・後閑愛実)を発売します。
【本書の概要】
これまで1000人以上の患者の看取りに接してきた看護師が、自身の経験に基づく多種多様なエピソードを紹介。読者が自身の身に置き換えて考えることで、自分の人生の幕引きをより幸せに行うための価値観の幅が自然に広がります。
巻末には「終活チェックシート」つき。
・病名/余命の告知の要不要
・延命治療についての考え方
・大切な人に伝えておきたいこと
など、元気なうちに決めておきたい事項が1枚にまとまっています。
【もくじ(一部)】
第1章 「終わりよければすべてよし」という実感
*生活保護、身寄りなしが不幸とは限らない
*どんな人でも「すべてよし」で人生を終えることができる
第2章 「幸せな最期」のために本人と家族がすべきこと
*最期に着る服をどう選ぶか
*本人不在で治療方針が決まるという現実
第3章 間違いだらけの終末期への対し方
*早すぎる片づけは考えもの
*「施設に入ったら認知症が改善」が教えていること
第4章 終活に失敗した人たちに何を学ぶか
*「遺産相続の手続きは早めに」が看取り看護師の実感
*人は便秘で死ぬこともある
【著者略歴】
後閑 愛実(ごかん・めぐみ)
埼玉県上尾市生まれ。正看護師、BLS(一次救命措置)及びACLS(二次救命措置)インストラクター、看取りコミュニケーター。看護師だった母親の影響を受け、看護師をめざす。2002年、群馬パース看護短期大学卒業。以来、1000人以上の患者と関わる。最期まで幸せを感じながら穏やかに亡くなった患者、一方で死への苦しみの中で亡くなっていく患者、突然の死を受け入れられず取り乱す家族など、さまざまな看取りを経験する中で、どうしたら人は幸せな最期を迎えられるようになるのかを日々考えるようになる。看取ってきた患者から学んだことを生かして、看護師をしながら看取りの際のコミュニケーションの方法を、2013年より看取りコミュニケーション講師として研修や講演活動を始める。トータル3000人以上の聴衆者の前で講演や研修を実施。自由が丘FMのパーソナリティーとしてインターネットTVによる生配信や、Youtubeで動画の配信を行い、のべ3万人を超える視聴者に「生きる」ということについて語ってきた。他にも雑誌の執筆など、多方面で活動中。著書に『後悔しない死の迎え方』(ダイヤモンド社刊)がある。
【書籍情報】
・書名:終活! 送る人送られる人もホッと満足できる本
・著者名:後閑 愛実
・ページ数:256ページ
・ISBN:978-4-7569-2228-1
・本体価格:1400円
・判型:四六並製
【会社概要】
有限会社明日香出版社
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