現在の暮らしに適う「祈りのかたち」を追求するアルテマイスターは、ギャラリー厨子屋の20周年企画として第2回「格別なる表現から生まれた祈りのかたち」展の開催を発表しました。開催期間は11月12日(土)〜27日(日)ということですので、興味を待たれた方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
【厨子屋開廊20周年記念企画】11月12日(土)~ 27日(日) 火曜定休/11時~19時 最終日17 時閉場[入場無料]
この秋開廊20周年を迎えるギャラリー厨子屋(中央区銀座1丁目)は、3回にわたり記念企画展を開催しております。先月10月に開催・終了した第1回「インテリアデザイナー内田繁の厨子」展に続き、第2回「格別なる表現から生まれた祈りのかたち」展を11月12日(土)より開催中です。
第2回「格別なる表現から生まれた祈りのかたち」展
格別なる表現で、畏敬の念を抱かされる造形家、伊藤慶二、福森雅武、内田鋼一。各々、過去に同ギャラリーにて「祈りのかたち展」として作品展を開催。様々な方から好評をいただき、注目を集めました。一同に会しての展示は初めてのこととなります。
ー開催概要ー
■会期
2022年11月12日(土)〜27日(日)
■会場
ギャリー厨子屋
[東京都中央区銀座1-4-4 ギンザ105ビルB1F]TEL:03-3538-5118
時間:11:00~19:00 最終日17 時閉場 定休:毎週火曜日
■WEBサイト
店舗サイト:http://www.zushiya.com/
特設サイト:http://www.zushiya.com/anniversary/
[ 写真左:伊藤慶二「仏足」 中央:福森雅武「十一面観世音菩薩」 右:内田鋼一「緑青彩懸仏」 ]
◇新作が並ぶ展示会 約110点展示
今回新たに20周年を記念した作品制作を今年の春に依頼。開催間際まで作品に向き合い、制作された仏像や仏具など約110点が展示されています。
各々の表現から生まれた作品は、見るものに何かを語り掛けているような圧倒的な存在感があります。ご覧になられた方の心の静寂に繋がる、そんな出会いが生まれましたら幸いです。
- 【 展示作品紹介 】
伊藤 慶二 氏
永続的な存在性を示すような立体造形、多様な作品群が大きな支持を得ている岐阜の造形家・伊藤慶二氏の作品はおよそ40点。2018年に弊社と共同で制作した「仏堂」の他、「七体仏」「三尊仏」「三体地蔵」といった陶仏から、和紙に描かれたものや額入りの仏画まで、様々な作品が展示されています。
福森 雅武 氏
伊賀丸柱「圡楽窯」七代目の陶芸家・福森雅武氏からは「十一観世音菩薩」「不動明王」「釈迦如来」などの陶仏10点の他、磁器の香合、焼き締めの大壺など数多くご覧いただけます。会場でも一際目を引く書は、福森氏自ら手掛けられた本尊と脇侍の掛軸で、存在感を放つ作品となっています。
内田 鋼一 氏
素材の質感を重視しした作品作りを行う陶芸作家・内田鋼一氏。これまでヨーロッパからアフリカ、東南アジア様々な国の現場で技術を習得し、国籍にとらわれないその作風はこの度の「祈りのかたち」でも表れています。幾何学的フォルムに緑青を施した作品は見る者にインスピレーションを与え、自由な発想を促します。
◇開催中の様子
初日から多くの来場者が訪れ、3人の作家の格別なる表現から生まれた「祈りのかたち」の鑑賞を楽しんでいかれました。作家の熱心なファンだという30代の男性はじっくりと静かに作品をご覧になり、一度ギャラリーを出るも再度戻られ、また作品に魅入られていました。 展示会は今月27日(日)まで開催。
■作家プロフィール
伊藤 慶二 Keiji Ito
陶芸家
1935年岐阜県土岐市生まれ。武蔵野美術学校卒業。30歳で陶芸の道に入る。いずれの会やグループにも属さずに独立独歩で制作、畏敬を集める作品を作り続けている。国内はもとより、デュッセルドルフ、ハノーバーなど海外での個展も多数。1978年世界クラフト会議・日本クラフトコンペ美術出版社賞受賞。2007年円空大賞展 円空賞。2013年地域文化芸術功労表彰など受賞多数。
福森 雅武 Masatake Fukumori
陶芸家
1944年三重県伊賀市生まれ。伊賀丸柱「圡楽窯」の7代目当主。白州次郎・正子夫妻ほか多くの人々との出会いに薫陶を受ける。花、木々と言葉を交わし、米、野菜、肉、川魚など、伊賀の自然を慈しむ暮らしを愛で、余計な主張を徹底的に捨てたものを作り続けている。花生けの名手であり、料理の名人でもあり、暮らしのしつらえも然り。住まいの中に、陶仏もまた自然に至る。
内田 鋼一 Kouichi Uchida
陶芸家、 造形作家、 アートディレクター
1969年愛知県名古屋市生まれ。愛知県立瀬戸窯業高等学校陶芸専攻科修了後、世界各国の窯場やアトリエに住み込み、現地で作業をしながら技術を身に付けた後、1992年三重県四日市市にアトリエと窯場を構え独立。国内外の美術館やギャラリーにて個展を中心に活動。2015年三重県四日市市に「BANKO archive design museum」を開館。2019年日本陶磁協会賞受賞。2021年三重県多気町のVISONに「KATACHI museum」を開館、監修。
◇ギャラリー厨子屋について
- 「ギャラリー厨子屋」開廊当時から提唱する”大切なモノやコトを納める箱”としての厨子
仏壇は家系に属し、ご本尊やご先祖様のお位牌を納めるものであるのに対し、厨子は個人に属し、お守りや形見など自分の大切なものを納める箱として開廊当時からご提案し続けてまいりました。
『厨子』とは大切なもの・ことを 納める箱のこと。
魂を委ねられるほどの霊性ある格別な箱のこと。
その歴史は、日本に仏教伝来後の7世紀(飛鳥時代)まで遡り、法隆寺に安置される『玉虫厨子(たまむしのずし)』に由来します。厨子は仏像・仏舎利・経典・位牌など”大切なものを納める箱”として広まりました。 ギャラリー厨子屋ではこれからも、現在の暮らしに適う「祈りのかたち」を求め運営してまいります。
- 銀座で開廊20周年を迎える「ギャラリー厨子屋」が記念企画展を3回にわたり開催
◆開催概要◆
【開催終了】第1回 「インテリアデザイナー内田繁の厨子」展 10月15日(土)~10月30日(日)
【 開催中 】第2回 「格別なる表現から生まれた祈りのかたち」展 11月12日(土)~11月27日(日)
【開催予定】第3回 「アルテマイスターの厨子」展 12月10日(土)~12月25日(日)
詳細に関しましては前回配信いたしましたニュースリリースをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000085131.html
【法人概要】
「ギャラリー厨子屋」は
福島県に本社を置き、仏壇・仏具・位牌の製造販売を手掛けるアルテマイスター 株式会社保志(代表取締役社長:保志康徳)が運営するアンテナショップです。
アルテマイスター(株式会社 保志)は1900年の創業から、会津若松の地場産業の一つとして、仏壇・仏具・位牌の製造・販売を手掛けています。本社工場では200人を超える職人が、一つひとつ心を込め、現代の暮らしに適う祈りの製品を作り続けています。
法人名:株式会社 保志
所在地:〒965-0844 福島県会津若松市門田町一ノ堰村東40
代表取締役社長:保志 康徳
設 立:1948年
URL:https://alte-meister.co.jp/