相続遺産・デジタル遺産管理ツール「akareco」福利厚生プラン、静岡県内初、総合建設会社の株式会社橋本組様にて導入決定～ジギョナリーカンパニー～

2024年2月15日

ジギョナリーカンパニー株式会社は、デジタル時代の終活に役立つデジタル資産管理・継承サービス「akareco」が従業員向け福利厚生として株式会社橋本組に導入されることを発表しました。
ジギョナリーカンパニーは、昨年末より「akareco」の企業向け福利厚生プランを提供しています。

勤務環境の整備に留まらず、従業員にとっての「万が一に備えた安心」を提供

ジギョナリーカンパニー株式会社

　デジタル時代の終活に役立つデジタル資産管理・継承サービス「akareco（アカレコ）」（運営：ジギョナリーカンパニー株式会社、東京都渋谷区)は、企業向け福利厚生プランを昨年末より提供開始していましたが、この度、静岡県内企業として初めて、株式会社橋本組（静岡県焼津市）様にて従業員向け福利厚生として導入されることが決定いたしました。

　近年、相続の際にスマートフォンやPCのログインパスワード、ネットバンクのアカウント情報などがわからず家族が困るという「デジタル遺品」をめぐるトラブルが増えています。福利厚生の一つとしてデジタル資産をまとめて管理し、死亡や脳死判定、認知症判定などの際に指定した人に引き継げるようにする「akareco (アカレコ) 」を提供することで従業員の資産管理・終活をサポートし、従業員とその家族が安心して生活できるようにしてもらいます。

　橋本組様は、今後の継続的な事業運営のためにも従業員の皆様が安心して働ける環境の提供を重視しており、新しい概念である“デジタル資産管理”を行う「akareco (アカレコ)」を積極的に従業員様に活用いただきたいと考えています。

■橋本組様からのコメント
株式会社橋本組　広報担当　村越様より
橋本組ではこれまでにも社員の健康と安心のため、様々な取り組みを行ってきました。この度の「akareco」導入により、情報資産管理という今までと違った角度から、社員とその家族の安心をサポートできることをありがたく感じております。特に終活に関してはできれば避けたいことでもあり後回しにされがちですが、「akareco」導入をきっかけに各社員が、自身と家族の情報資産を整理する機会とし、これまで以上に健康管理について日々意識を高めてほしいと考えました。安心して働ける環境づくりにこれからも力を入れて行きます。

■akareco福利厚生プラン開始の背景
　 akarecoはスマホやPCのパスワード、ネットバンクや暗号資産などのアカウント情報、サブスク契約情報などを入力・管理し、死亡や脳死判定、認知症判定などの際に指定した継承者にだけその情報を開示するサービスです。
　当社の別事業である経営支援先である企業から「akarecoを従業員にも提供したい」という声があったことから、従業員の資産管理や早めの終活をサポートすることは会社としても従業員に安心して働ける環境をつくる際に役立つと考えました。そこでこの度、法人・団体を対象に福利厚生プランの提供を開始することとしました。

■便利なデジタル資産が一転、相続トラブルに
　高齢者もデジタル資産を持ち、スマートフォンを使いこなす現代、手軽に決済や取引ができて便利になった一方、次のような相続トラブルも発生しています。
・故人のスマホやPCのパスワードがわからず、財産の把握に時間がかかった
・相続手続終了後に、仮想通貨口座やネットバンクの存在が判明
・故人がFXをやっていたことを知らず、後に損失が発生
・故人が契約していたサブスクサービスに気づかず、料金を払い続けていた
　相続発生時だけなく、認知症などにより資産状況を家族に共有できなくなる
こともあり、国民生活センターも終活の一貫として「デジタル遺品」の整理をよびかけています。当社は、akarecoによってこういった相続トラブルの解決を行なっていきたいと考えています。

【株式会社橋本組　会社概要】
土木・建築事業を中心に各種事業を展開する総合建設会社。公共・民間建設事業に加え、
デベロッパー事業、生コンクリートの製造販売、新しい概念の住宅づくりにも取り組む。
［代表取締役］橋本真典
［所在地］静岡県焼津市本町2丁目2番1号
［創業］大正11年12月　　　　［従業員数］260名
［企業サイト］https://www.hashimotogumi.co.jp/

【株式会社橋本組様の従業員向け取り組み】
【採用についての取り組み】
橋本組では建設業界の将来につなげるため採用を強化している。高卒から専門学生卒、大卒、院卒まで学部学科不問で採用。新卒者はすべて総合職として採用し、14カ月の研修で社内すべての部署で業務を体験し、本人の希望と適正から配属先を決定している。また、研修期間の中で建設の基礎から学べる「富士教育訓練センター」での研修が組まれ、土木・建築を一切学んでいない学生でも心配なく研修を進められる体制を整えている。

【社員に向けた取り組み】
2022年に創立100年を迎えた橋本組は、社員が安心していきいきと働ける環境づくりに取り組んでいる。「超働き方改革」を推進し、完全週休2日制の実施に加え、年に1度の「クリエイティブ休暇（9連休）」取得の推奨や、出産・育児、介護や病気療養などで社員のキャリアが絶たれることのないよう、社員のライフステージに合わせた働き方が選択できる多様な制度を取り入れている。相談しやすい雰囲気づくりのため、サークル活動や懇親会への補助など社員同士の交流を積極的に促し、風通しの良い笑顔あふれる職場環境を作り出している。

〈社員制度の一部〉
・クリエイティブ休暇（9連休）制度
・社員のキャリア継続応援
（短時間勤務正社員制度・勤務地限定正社員制度）
・産業医による健康相談（毎月）
・メンタルヘルスケア、ハラスメント対策
・社員寮/提携保育園
・サークル活動（ソフトバレー・不定期ボーリング大会など）
・社員懇親会補助（1人3,300円/月）
・国家資格等の合格奨励金制度　など