直葬を選ぶのは「家族への愛」。50代以上の8割が回答した、自分らしい最期と負担をかけない選択~NEXER~一般公開

直葬

株式会社NEXERは、株式会社メモリードグループが運営する自由に家族葬と共同で、「直葬(火葬のみ)」の選択について調査を行いました。
自分の葬儀について、84.2%の人が直葬を希望しているという結果になっています。

株式会社NEXER・自分の葬儀に直葬を選びたいかに関する調査

株式会社NEXER

直葬

■直葬を希望する背景には「家族への思いやり」
人生の終わりをどのように迎えたいか。
この問いに対する答えは、時代とともに変化しています。

かつては盛大な葬儀が故人への敬意の表れとされてきましたが、近年では「直葬(火葬のみ)」を選ぶ人が増えているといわれています。
その背景にはどのような考えがあるのでしょうか。

ということで今回は自由に家族葬と共同で、全国の50代以上の男女500名を対象に「自分の葬儀に直葬を選びたいか」についてのアンケートをおこないました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERと自由に家族葬による調査」である旨の記載
・自由に家族葬(https://jiyuni-kazokusou.jp/)へのリンク設置

「自分の葬儀に直葬を選びたいかに関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年12月11日 ~ 12月22日
調査対象者:全国の50代以上の男女
有効回答:500サンプル
質問内容:
質問1:自分の葬儀は「直葬(火葬のみ)」で良いと思いますか?
質問2:直葬を選びたい理由を教えてください。(複数回答可)
質問3:直葬を選びたい理由を、具体的に教えてください。
質問4:直葬を選びたくない理由を教えてください。(複数回答可)
質問5:直葬を選びたくない理由を、具体的に教えてください。
質問6:直葬を前向きに検討するために、どんな情報やサポートがあると良いと思いますか?
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■84.2%が「自分の葬儀は直葬で良い」と回答

まず、自分の葬儀について「直葬(火葬のみ)」で良いと思うかどうかを聞きました。

直葬

結果は「とても思う」が52.2%、「やや思う」が32.0%となり、合わせて84.2%の人が直葬を希望していることがわかりました。

一方、「あまり思わない」は9.4%、「まったく思わない」は6.4%にとどまりました。

8割を超える人が直葬を肯定的に捉えていることから、葬儀に対する価値観が大きく変化していることがうかがえます。

■直葬を選びたい理由、最多は「家族に負担をかけたくない」

直葬を選びたいと回答した方に、その理由を聞きました。

直葬

最も多かったのは「家族に負担をかけたくない」で61.0%でした。
次いで「費用を抑えたい」が58.9%、「シンプルな形が良い」が42.5%、「身内だけで静かに送りたい」が37.8%と続きます。

「形式や儀礼にこだわらない」は33.3%、「宗教的儀式は必要ない」は24.9%という結果になりました。

費用面だけでなく、残される家族への配慮が大きな理由となっていることがわかります。
直葬を選びたいと考える理由を具体的に聞いてみたので、その一部を紹介します。

直葬を選びたい理由

・子どもの負担を一番に考えます。お墓もいらない。遺骨も引き取ってもらうところがあれば引き取ってもらえばいいと思う。(50代・女性)
・家族葬であっても遺族の経済的な負担も多く、弔問客の対応などの精神的負担も多いので、負担が少ない直葬を選びたいです。(50代・男性)
・自分が死んだあとは妻一人になるので、少しでも負担を減らしたい。(50代・男性)
・他人に無理をして参列して欲しくない。死んだ顔を見てほしくない。参列者も高齢者になると思うので負担。費用が無駄。家族や仲の良かった親族だけでいい。(60代・女性)
・老齢で社会とのつながりもほとんどないので静かにこの世から去りたい。(70代・男性)

直葬を希望する具体的な理由として、経済的な負担だけでなく、遺族の精神的な負担や、参列者が高齢になることへの配慮を挙げる声が目立ちました。

また、「静かに見送ってほしい」という穏やかな旅立ちを望む心情も見られます。

■直葬を選びたくない理由「きちんとお別れをしたい」が58.9%

一方、直葬を選びたくないと回答した方にも理由を聞きました。

直葬

「きちんとお別れをしたい」が59.0%で最多となりました。
次いで「通夜や葬儀が思い出を共有する場だと思う」が29.5%、「故人(自分)への礼儀として儀式が必要だと思う」が21.8%でした。

「家族・親族が反対しそう」が12.8%、「しきたりや宗教を大切にしたい」が11.5%という結果です。
直葬を選びたくない理由を具体的に聞いてみたので、その一部を紹介します。

直葬を選びたくない理由

・最後に、きちんとお別れをしたい。(50代・女性)
・自分も含めて、誰のお葬式でも火葬までにお別れの時間を持ちたい。(50代・女性)
・別れの挨拶はきっちりしたいと思うから。(50代・男性)
・残された家族との別れの会が必要。(60代・男性)
・大勢の人に見送られてあの世に旅立ちたいから。(70代・男性)

直葬を選びたくない理由として、故人や遺族がきちんとお別れをする時間を大切にしたいという思いが多く挙げられました。

直葬が広がる一方で、見送り方に求めるものは人によって異なり、どの形が正解というよりも「本人と家族が納得できるか」が大切だといえるでしょう。

■直葬を検討するために必要な情報は「費用」と「具体的な流れ」

最後に、直葬を前向きに検討するうえで、どんな情報があれば安心できるのかを具体的に聞いてみました。

どんな情報やサポートがあると良いと思いますか?

・費用別にメニューをわかりやすくしてほしい。(60代・女性)
・費用や必要な手続きを支える情報やサポートがあると安心できる。(60代・男性)
・どこに相談したらいいか分からないので、相談方法が知りたい。(50代・男性)
・実際に直葬を行った遺族の話などを聞けたらよい。(60代・男性)
・全部の流れや手続きの方法がわかるものがあるといい。(50代・女性)

費用の透明性や手続きの流れを求める声が多く見られました。
また、実際に直葬を経験した人の声を聞きたいという要望や、気軽に相談できる窓口の必要性を訴える意見もありました。

■まとめ

今回の調査では、50代以上の84.2%が自分の葬儀に直葬を選びたいと回答しました。
直葬が一部ではなく、多くの人にとって現実的な選択肢になっていることがわかります。

直葬を選びたい理由として最も多かったのは「家族に負担をかけたくない」という思いでした。費用を抑えたいという意向はもちろん、準備や手続き、参列者対応など、残される家族が背負う負担をできる限り減らしたいという配慮が根底にあります。

一方、直葬を希望しない人の多くは「きちんとお別れをしたい」と考えており、葬儀を故人と向き合う大切な時間と捉えています。

この結果から、どちらの選択にも、それぞれの価値観と家族への思いが込められているといえるでしょう。大切なのは「どの形式が正しいか」ではなく、本人と家族が納得できる形を選べるかどうかです。

直葬への関心が高まる中、費用や流れについての情報提供、相談しやすい環境の整備がより一層求められています。

自分らしい最期を迎えるために、早い段階から家族と話し合い、情報を集めておくことが大切です。

<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERと自由に家族葬による調査」である旨の記載
・自由に家族葬(https://jiyuni-kazokusou.jp/)へのリンク設置

【自由に家族葬について】
会社名:株式会社メモリードグループ
代表取締役:吉田 卓史
東京本社:東京都千代⽥区⼤⼿町2-1-1 ⼤⼿町野村ビル9階
電話番号:0120-107-556
URL:https://jiyuni-kazokusou.jp/

【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作

PR TIMESより転載

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