夫には内緒!!『夫と同じ墓に入りたくない!』『姑の世話はしたくない!』『亡き夫の実家と縁を切りたい!』今、女性たちの間で話題になっている「死後離婚」

洋泉社

洋泉社(東京都千代田区/代表取締役社長:江澤隆志)は、2月3日に発売した、洋泉社新書y『死後離婚』(定価:本体900円+税)の重版を販売好調のため決定しました。

【本書の特徴】
いま、「死後離婚」という言葉が急速に広まりつつあります。2015年ごろから週刊誌などの一部メディアが取り上げるようになり、2016年末にはNHKのニュース番組が「注目する社会問題」として特集しました。
 この5年で1.5倍にも急増した「死後離婚」とはいったいなにか?「夫と同じ墓に入りたくない!」「姑の世話はしたくない!」「亡き夫の実家と縁を切りたい!」「元の姓に戻したい!」・・・・・こうした妻たちの密かな願いをたった1枚の書類でたちどころに可能にする「死後離婚」。
 本書では実際に「死後離婚」に踏み切った体験者の声から、密接に絡み合う「お墓の問題」、「死後離婚」の予備群とも考えられる現代の離婚事情について、そして、配偶者の死後の手続きや相続、「死後離婚」を考える上で起こりうるトラブルについてなど、多面的に迫ります。

【本書の目次】
はじめに
第1章 死後離婚とはなにか 〈芹澤健介〉
そもそも配偶者の死後に離婚できる?/夫が死んでも嫁と姑の関係は続く/義理の親の「介護義務」と「扶養義務」/こんな姻族はいやだ/「死後離婚」を成立させる書類/ 「死後離婚」のメリット/「死後離婚」のデメリット/もうひとつの「死後離婚」=「復氏届」/家裁の許可が必要になる「子の氏の変更許可申立書」/ 「死後離婚」を望む人たち/ 「死後離婚」をする際の心構え/「死後離婚」問題で孤立しないために/夫の女性関係を含む生き方を容認できずに「死後離婚」したケース/夫の親族が原因で「死後離婚」したケース/「死後離婚」を経験したからわかること/「自分の墓には興味がない」

第2章 夫と同じ墓に入りたくない妻たち 〈吉川美津子〉
3割以上の既婚女性が「夫と同じ墓に入りたくない」?!
ケース1 【同じ墓に入ることは死後の拷問……個人墓を購入した玲子さん】
夫の浮気で決断「子どもが社会人になったら離婚しよう」/継ぐ人がいなくても買える「個人墓」とは/女性に人気。樹木や花を墓標とする「樹木葬墓地」
ケース2 【夫の実家の墓では「死んでも死にきれない」……散骨を希望したはつさん】
終活イベントで思う「自分は散骨でいい」/死後離婚は母から娘へ引き継がれた
ケース3 【再婚で複雑化。どちらの婚家とも縁を切る「死後離婚」……墓じまいした麻子さん】
二人の夫を見送った未亡人の終の棲家は/中村家の墓を「墓じまい」/泥沼の墓じまい/無縁墳墓の増加/結果、どちらの婚家とも縁を切った
ケース4 【婚家と嫁で遺骨を分骨。四十九日も一周忌も墓も別にした節子さんと姑】
通夜の席で嫁姑バトル勃発/嫁は社葬にも声がかからなかった/四十九日法要も別、納骨も別/分骨できなかった人も/これからのお墓と葬送はどうなるか

第3章 死後まで待てない! 現代の離婚事情 〈芹澤健介〉 
日本が離婚大国になる日/妻の暴言で帰宅恐怖症になる夫/イクメンの増加と結婚観のギャップ/育児・介護休業法と離婚率の関係?/離婚を増加させる社会要因/夫婦は複合的な理由で離婚する/親の過干渉が子ども夫婦の仲を壊す/「実家と縁を切れ!」と迫る鬼嫁/夫の暴力や暴言による被害 典型的なケース/増加傾向にある妻からのDV/深刻なDV被害・加害のケースは専門の施設へ/同居期間がないのに離婚する夫婦/そんなことで離婚!?「価値観の違い」という恐怖/子どもが生まれるタイミングは危うい分岐点/増え続ける熟年離婚/熟年離婚を切り出すのは妻/離婚を考えている熟年妻へのアドバイスとは?/都市部と地方の離婚問題

第4章 知っておきたい配偶者の死後の手続きやお金 〈中村麻美〉 
1 配偶者が亡くなった後の手続きにはどのようなものがあるか
期限が決まっていて急ぐ手続きの対応のコツ/ある程度落ち着いてから行う手続きはここに注意/1 葬儀・お墓に関する手続き/2 死亡届等の公的手続き/3 相続・相続税の手続き/4 年金に関する手続き/5 生命保険等の手続き/6 公共料金・携帯電話等のサービスに関する手続き
2 相続の注意点やトラブルとその対策 
義父母や配偶者の兄弟姉妹と遺産を奪い合うことも/遺産相続争いを避けるための注意点とその対策/ケース(1)遺産が分けにくい/ケース(2)生前に援助していた/ケース(3)銀行口座がたくさんある/ケース(4)遺産がどこにあるかわからない/ケース(5)借金がある/子のいない夫婦が特に気をつける点と対策/対策(1)遺言書が配偶者を守る/対策(2)公正証書遺言だと相続人全員が助かる/対策(3)生前贈与で配偶者の名義に変えておく
3 死後離婚にまつわる手続きやトラブルとは? 
遺産、遺族年金はどうなる?/姻族関係終了届の効果/夫の死後、自分の旧姓に戻したい/子の権利・気持ち/法の及ばない問題/準備(1)自分の住まいを確保しておこう/準備(2)理解者を作っておこう/準備(3)手続きの概要を知っておこう

巻 末 死後離婚に関係する手続き 〈中村麻美〉 
復氏届──婚姻前の名字に戻したいときの手続き/姻族関係終了届──亡くなった
夫(妻)の親族と縁を切る手続き/子の氏の変更許可申立書──旧姓に戻した後、子
も同じ姓に変える手続き/入籍届──子の氏の変更許可をもらった後の手続き/住
民票や戸籍の取り方/住民票・戸籍取得Q&A

【著者紹介】
吉川美津子(きっかわ・みつこ)
東京都出身。葬儀・お墓コンサルタント。「アルック」代表。葬祭業者「公益社」、仏壇」墓石販売業者「はせがわ」に勤務し、葬送の現場に従事。駿台トラベル&ホテル専門学校にて葬祭マネジメント学科非常勤講師として活動の他、雑誌等で葬送関連情報連載、全国で公演を行っている。著書は「お墓の大問題」(小学館)など。

芹澤健介(せりざわ・けんすけ)
1973年生まれ。日本に住む外国人の問題などを追いかけるほか、テレビや雑誌などで構成作家・ディレクター、ライター・編集者としても活躍。

中村麻美(なかむら・あさみ)
行政書士ほか、葬祭カウンセラー、FP,宅建士の資格を活かして、相続、遺言をはじめ、お墓や葬儀の相談などライフエンディングステージの問題に幅広く対応。

書籍URL:
http://www.yosensha.co.jp/book/b278627.html

[商品概要]
洋泉社新書y『死後離婚』
定価:本体900円+税
発売日:2017年2月3日
判型:新書判/192ページ
ISBN:978-4-8003-1152-8
発行所:洋泉社

<報道関係の方からのお問合せ先>
洋泉社プレス窓口  E-mail yosensha.press@gmail.com  TEL 03-5259-0251

ドリームニュースより転載

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