株式会社アスカネットは、仏壇への意識の変化や悩みについて調査を実施し、その結果を公表しました。
71.2%の人が自宅に仏壇がないと回答しています。その理由として、トップが「今特に必要としていない」、次いで「スペースがないため」「ライフスタイルに合わないため」と続きました。
「デザイン性」や「インテリアとの親和性」など、見た目を重要視するという結果も
フューネラル事業において遺影写真作成サービス国内トップシェアを誇り、インターネットを活用した訃報のサービスや手元供養品を展開する株式会社アスカネット（本社：広島県広島市、代表取締役社長松尾 雄司、以下アスカネット）は、仏壇への意識の変化や悩みについて、20歳〜59歳の仏壇を持たない男女489名を対象に仏壇に関する調査を実施しましたので、その結果を発表いたします。
【調査概要】
調査対象：20〜59歳の男女489名
調査機関：株式会社マーケティングアプリケーションズ サーベロイド
集計方法：インターネット調査
調査期間：2024年9月2日～9月3日
回答数 ：489名
※調査結果の数値は小数点第２位以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
リリースサマリー
■自宅に仏壇がないと回答した方は71.2%
所有していない方の理由として現代生活とのミスマッチが考えられる。
■仏壇に求める要素の第1位は「金額」。続いて「サイズ感」を重要視。
■仏壇の設置場所への問題として費用以外にも設置場所に対して不安を抱えている方が多い。
■年代別で仏壇へのイメージは異なり、20代と30代は仏壇について
「現代の生活に馴染まないもの」と回答する方が最も多い傾向に
■都市部では仏壇に「コンパクトさ」や「インテリアとの親和性」を重要視の傾向
※調査結果をご紹介いただく際は「アスカネット調べ」と注釈を記載ください。
【調査背景】
秋のお彼岸の季節となり、お墓参りやお仏壇へのお参りをされる方も多くなってくる季節となりました。しかしその一方で、居住空間の欧米化やライフスタイルの多様化により、日本の伝統的な文化である仏壇を設置していない家庭も増加していることが考えられます。そこで本調査では、仏壇を持たない方を対象に現代人が抱える「仏壇」への悩みやイメージに関して意識調査を行いました。
今回の調査を通して「仏壇」の新しい可能性や、故人を偲ぶことの尊さを改めて再発見していただけますと幸いです。
自宅に仏壇がないと回答した方は71.2%と、半数以上の方が持ってないと回答！所持していない方の理由として現代生活とのミスマッチが考えられる。
Q1.ご自宅に仏壇はありますか？（ある／ない）
Q2.仏壇がない理由についてお答えください。
仏壇を持っていない方に調査するために20歳から59歳までの男女2409名に仏壇の有無についてアンケートを行ったところ、全体の約7割が自宅に仏壇がないという結果になりました。
本調査では、仏壇がないと回答した中から489名を対象にQ2.以降の設問にご回答をいただきました。
まず、仏壇がない理由として最も多かったのが「今特に必要としていない」という回答で、34.4％（242名）を占めました。次に「スペースがないため」という回答が17.6%（124名）、「ライフスタイルに合わないため」という回答が6.5%（46名）とマンションや自宅の狭小化などの現代の生活様式と従来の仏壇とのミスマッチを懸念する回答が見受けられました。
仏壇に求める要素の第1位は「金額」。続いて「サイズ感」を重要視
Q3.仏壇に求める要素として当てはまるものをお選びください。
仏壇を選ぶ際に求める要素として、最も多かった理由が「金額」で、275名の方が回答しました。
次いで「サイズ感(196名) 」 、「手入れのしやすさ(163名) 」が続きました。
また、「デザイン性」や「部屋のインテリア、雰囲気にあうかどうか」への項目も同等の数値が出ていることから、従来の仏壇とは異なる見た目や機能性が重要視されていることが分かりました。
Q3の回答を地域別で比較すると、関東地方や近畿地方では、他の地域と比べ「サイズ感」や「部屋のインテリアとの親和性」などを求める数値が高くでました。比較的人口が多い地域では、居住環境がマンションや家具へのスペースが限られるため仏壇へ求める要素として、そのような利便性も重要視されていることが見受けられます。
仏壇の設置場所への問題として費用以外にも設置場所に対して不安を抱えている方が多い
Q4.仏壇の購入・設置しようとしたら、起こりそうな問題についてお答えください。
仏壇の購入・設置後に起きそうな問題として、Q3と同様に「 費用が高い(287名) 」が最も多い回答となりましたが、次に多い回答として「設置場所を確保するのが難しい(216名) 」と続き、スペースの制約を感じている方もいることがわかりました。「特にハードルは感じていない(61名)」という回答数からも、仏壇の購入や設置に対して容易ではないイメージがあることが伺えます。
一方で「家族や親族との意見の不一致(44名)」からは仏壇の購入や設置に対して柔軟な対応を求められている方がいることが分かります。これからの生活スタイルや個人の好みに合わせた仏壇の選択肢が増えることによって、より一層仏壇が受け入れられやすくなるのではないでしょうか。
年代別で仏壇へのイメージは異なり、20代と30代は仏壇について「現代の生活に馴染まないもの」と回答する方が最も多い傾向に
Q5. 仏壇に対してどのようなイメージを抱いてますか？
「仏壇」に対する意見として、購入費用や設置場所に関する課題が挙げられる一方で、続いては仏壇に対するイメージを調査しました。Q5では「故人を偲ぶための大切な場所」というイメージを抱くという回答が198名と最も多い意見であることから改めて、日本の古くからの伝統としての仏壇の重要性が伺えます。
年代別で比較すると「現代の生活には馴染まないもの」という回答が20代(12名)、30代(17名)、40代(18名)と、増加傾向にあり、「伝統を守るための象徴」という回答では、 20代(25名)、30代(21名)、40代(16名)と減少傾向にあり、50歳未満の年齢層では年代が上がるにつれてネガティブなイメージがあることが見受けられました。
都市部では仏壇に「コンパクトさ」や「インテリアとの親和性」を重要視の傾向
Q6.コンパクトな仏壇や供養製品に対して、どのような期待がありますか？
前の設問で、多くの方が仏壇に対して「サイズ感」や「インテリアとの親和性」を求めていることを受け、続いてコンパクトで現代の生活空間に適した仏壇や供養製品に対するニーズを探りました。
従来の仏壇とは異なるコンパクトな仏壇や供養製品への期待として「省スペース化(210名)」や「手入れのし易さ(156名)」などの利便性を求める声が合わせて半数近くを占める中で、現代のインテリアに合わせやすいような「デザインの多様性(121名)」を求める声もあり、仏壇もインテリアの一部として見た目が重要視されていることがわかります。
地域別でみると、特に東京都のような都市部では、限られた居住スペースでのコンパクトな仏壇や、多様なデザイン性のある供養製品への期待値が高いという結果になりました。
今回の調査を通して、今後の仏壇や供養製品には伝統的な価値を維持しつつも、現代の住宅様式やライフスタイルに適応した「サイズ」や「デザイン」の多様性が求められることが明らかになりました。仏壇は単なる宗教的なアイテムとしてではなく、生活空間の一部とすることで、より多くの人々に受け入れられる可能性が広がっています。
現代の生活様式に寄り添う 手元供養品「Omokage MINI」
現代のライフスタイルに合わせ「仏壇」に変わる新しい供養の形として
小さくても心に寄り添う、そんな特別なひと時を「Omokage MINI」は提供します。
本調査では時代と共にライフスタイルが変化していくなか、供養に対する考え方も変化しつつあることが見受けられました。アスカネットが9月より販売を開始する「Omokage MINI(おもかげミニ)」は手元供養品としてはもちろんのこと、様々な写真や動画を投影するフォトフレームとしてインテリアとしてもご利用いただけます。
＜製品仕様＞
サイズ：W157mm×H115mm×D115mm
対応メディア：SDHC：4GB-16GB
推奨再生フォーマット：MPEG2,MP4(H.264),JPEG
<Omokage MINI 専用ページ>
https://www.mds.ne.jp/omokagemini/index.html
POINT1 スタイリッシュでコンパクトなデザイン
欧米風のリビングやモダンな空間にも調和する、木を基調としたシンプルなデザイン。
リビングに置いてもお部屋の雰囲気を損なわず、さりげなくご遺影を飾ることができます。
POINT2 革新のASKA3D技術で、遺影が空中に浮かび上がる新体験
Omokage MINIにはアスカネットが手掛ける空中に写真や動画を表示させるASKA3Dプレート技術を採用しています。SDカードに保存された写真や動画を浮かび上がるように映し出すことで、まるで故人がその場にいるかのような温もりを感じられます。来客時には、電源を切ることで写真が消えるため気を遣うことなく設置が可能です。
POINT3 小さくても多機能で現代の暮らしにフィット！
サイズはW157mm × H115mm × D115mmと非常にコンパクトなため限られたスペースでも無理なく配置できます。写真や動画の再生はリモコンで簡単に操作ができます。
株式会社 アスカネット 概要
会社名 ：株式会社 アスカネット ( https://www.asukanet.co.jp )
所在地 ：〒731-0138 広島県広島市安佐南区祇園3-28-14
設立 ：1995年7月6日
資本金 ：4.9 億円
代表者 ：代表取締役社長 松尾 雄司（まつお ゆうじ）
事業内容：フューネラル事業 フォトブック事業 空中ディスプレイ事業
※ 本リリースに記載されている社名・製品名等は、各社の商標または登録商標です。
＊その他アスカネットが提供する葬儀サービス情報はコチラ：https://www.mds.ne.jp/
