神戸市、おひとりぐらしの生前の葬儀・納骨契約の手続きを支援します~神戸市~

エンディングプラン・サポート事業

神戸市は、頼れる身寄りがなく生活にゆとりがない高齢者が自身の葬儀や納骨先の不安を解消するため、「エンディングプラン・サポート事業」の実施を発表しました。
市の立ち合いのもと生前契約(死後事務委任契約)を結び、必要な費用を葬祭事業者に預託。死亡したときには、契約に基づく葬儀・納骨が行なわれます。

エンディングプラン・サポート事業の開始

神戸市

 超高齢化の進展や少子化・非婚化などの家族形態・社会経済情勢の変化をふまえ、「神戸市立墓園のあり方を検討する有識者会議」においては、『家族・承継者の有無や経済状況等に関わらず葬られる機会の提供』についてご意見をいただいたところです。これをふまえ、頼れる身寄りがなく生活にゆとりがない高齢者について、自身の葬儀や納骨先などへの不安を解消するため、生前の葬儀・納骨予約(市民と葬祭事業者の間の契約)の手続きを市が支援する仕組みとして「エンディングプラン・サポート事業」を実施し、6月3日より相談受付を開始します。

エンディングプラン・サポート事業

1 事業の概要

①相談を受け付け、生活状況とあわせて希望者についてはリビングウィル(生前の意思)をお聞きします。
②本事業に協力する葬祭事業者の情報提供を行います。
③相談者と葬祭事業者との間で希望する葬儀、納骨などについて合意できれば、市の相談員立ち合いのもと生前契約(死後事務委任契約)を結んでいただきます。
④必要な費用は葬祭事業者に預託していただきます。市は定期的に預託金の保管状況を確認します。
⑤本人が亡くなられた際には、契約に基づく葬儀・納骨が行なわれ、市はその履行確認を行います。
そのほか、市は本事業の登録者に対し定期的に生活状況の確認や、リビングウィル(生前意思)の保管・関係者への情報提供を行います。

2 対象となる市民

(1) 概ね65歳以上のひとり暮らしで、頼れる身寄りがいない方
   ※親族がいても支援が期待できない場合を含む
(2) 以下の所得制限を満たす方
・年収230万円以下(≒平均月収19万円以下(税・保険料等控除後))
・預貯金230万円以下
・所有固定資産の評価額500万円以下
 ※生活保護を受給されている方は対象外

3 葬儀・納骨に関する契約内容

・原則、葬儀・納骨を含め36万円まで
(葬儀内容などの拡充を希望する場合は追加費用により可能)

4 エンディングプラン・サポート相談窓口

・相談受付開始  2024年6月3日(月曜)9時から
・相談日時    平日9時~17時
・窓口設置場所  市役所1号館20階(健康局斎園管理課内)
 原則、相談日時について事前に電話、EメールまたはFAXで予約受付のうえ実施します。
(専用電話番号)078-322-5086 
(Eメール)  eskobe@office.city.kobe.lg.jp
(FAX)   078―322-6632

本事業のホームページ

参考 「神戸市立墓園のあり方を検討する有識者会議」

PR TIMESより転載

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