全国石製品協同組合(全石協)は、「“お墓を購入する上で重視したこと”についてアンケート調査」を実施し、その結果を公表しました。
お墓の購入を決める上で重要視したことで最も多かったのは「利便性」であり、次いで「環境」「価格」の順番という順番になりました。
お墓を購入される方は、”価格”よりも”利便性”や”環境”を重んじる傾向に
全石協
お墓業界唯一の経済産業省公認団体「全国石製品協同組合(以下 全石協)(東京都港区、理事長 加登隆三)」は、近年多様化するお墓の満足度の実態を把握するために、全国40代以上 男女 227名を対象に「“お墓を購入する上で重視したこと”についてアンケート調査」を実施いたしました。得られた回答結果の概要をまとめました。
【アンケート結果サマリー】
◇お墓の購入を決める上で重要視されることは「利便性」「環境」「価格」の順番となった。
◇この3項目は、購入した人の約半数の方が重視すると答えている。
◇お墓の購入金額については、1位が「100万円以下」、2位が「150万円以下」。
― お墓に関するアンケート調査概要 ―
【調査対象】全国でお墓を購入している人 40才代以上 男女
【調査期間】2023年9月1日~2023年9月30日
【調査方法】インターネット調査
【有効サンプル数】227名
【調査結果】
■「お墓を決める際に重要視したことは?」について
最も回答が多かったのが、回答人数227名の内63.7%が「利便性」、次に56.8%で「環境」、三番目に49.3%の「価格」という回答が得られた。また、3人に1人の割合で「経営主体(34.4%)」と答えており、「遺骨埋蔵形態」は20.7%であった。※回答は複数回答可
■「購入したお墓の金額は?」について
お墓の購入金額については、1位が「100万円以下(25.6%)」、2位が「150万円以下(18.9%)」、3位が「50万円以下」と続く。それ以外の価格帯でも、「30万円以下」が10.1%、「300万円よりも高額」についても7.9%など、幅の広い構成の中でまんべんなく回答が得られている。これは、「お墓」の範囲が、一般墓所から樹木葬・永代供養墓であることが起因している。
《まとめ》
お墓を購入する上で、最も重要視された「利便性」と「環境」を挙げている回答を深掘りすると「家族の住む場所から行きやすい立地てある事」や「実家の近くのお墓」や「子供たちが住んでいる場所の近く」などの墓所へのアクセスに関する回答が見られる。一方「価格」については、「管理費がかからないこと」などの回答が多く、永年に渡って使用するものであることから維持に負担が掛からないものへの選択が伺えた。また、お墓の購入金額の調査結果は、ほぼ半数が100万円以下と回答しており以前に実施した当協会の調査と変化のない結果となった。以上のことから現代の消費者は、「利便性」、「環境」、「価格」のバランスの取れたお墓が求めているのではないかと全石協が考える。全石協は、今後も、個人や家族のライフスタイルに対応した多様なお墓のニーズに応えられるよう、供養文化や正確な墓地・墓石情報の提供に努めてまいります。
◆「全国石製品協同組合」(全石協)とは
全国石製品協同組合(全石協)は、全国47都道府県の石材会社及び同関連会社が結集し強力な組織化と連携のもと石材業界の指導的役割を担うとともに、消費者ニーズへの的確な対応と石材業界の健全な発展を目指す団体です。全国石製品協同組合では、日本人が大切にしてきた供養文化を守るべく、消費者に正確な情報をご提供し、石材業界の健全な発展を目指してまいります。
【商号】 全国石製品協同組合(経済産業省認可 2012004情第5号)
【設立】 2012年11月22日
【所在地】 東京都港区芝大門2丁目9番14号5階
【運営サイト】 みんなのお墓 https://minnanoohaka.com/