株式会社ハウスボートクラブは、新規エリア24か所を追加し、全40か所から選べる代行散骨プランの提供を開始したことを発表しました。
代行散骨は、家族の居住地から遠く離れた場所でも散骨が可能であり、散骨海域の希望に応えたいという思いから実施エリアの拡大を行っているとのことです。
ハウスボートクラブ
海洋散骨「ブルーオーシャンセレモニー」を主軸の事業とする株式会社ハウスボートクラブ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:赤羽 真聡、以下「当社」)は、散骨実施件数が増加する秋に合わせて、2023年10月5日より新規エリア24か所を追加した全40か所で代行散骨プランを提供開始することといたしました。
■「希望の海へ」 散骨を将来希望する人は11.5%。9~10月のシーズンに件数増加
海洋散骨とは、故人の遺骨をパウダー状に加工して海に散布する、お墓を持たない供養の方法です。日本全国に加盟事業者を持つ一般社団法人日本海洋散骨協会は2022年の加盟事業者の散骨実施件数を2,387件と公表しており(※1)、一般的な墓地や納骨堂での供養に比べると、散骨の実施件数は現時点でそう多くはありません。しかしながら、おひとりさまやお墓の継承問題に悩む人、自然に還ることを望む人などから一定の支持を得ており、2023年にハルメク生き方上手研究所が実施したアンケート調査によると、50~79歳の男女2,000名のうち11.5%が海・山を含む散骨を将来的に希望する、と回答する結果(※2)となりました。安価で、物や場所、人にさえとらわれず、現代日本人のライフスタイルや価値観に寄り添う供養方法である海洋散骨は、今後ますます希望する人が増加すると予想しています。
海洋散骨では船で海上に出る必要があることから、季節によって実施数が大きく変動します。暑すぎる真夏には乗客の負担が大きく、冬季は出航不可となる海域もあるため、初夏と秋に散骨が集中する傾向があり、2022年の当社では10月の実施が最多となりました。中でも、当社でご利用いただく散骨プラン中34.6%の割合を占める「代行散骨」は、9・10月と12月に実施が集中していることがわかります。代行散骨の場合、ご家族の居住地から遠い場所でも散骨が可能であり、中には生前に個人より「〇〇に散骨してほしい」と強く希望されているというケースもあります。当社では2023年当初18のエリア(※10月以降廃止エリアを含みます)で代行散骨をご提供して参りましたが、散骨海域に関する強いご要望にお応えするべく、実施エリアの拡大に着手しました。そして、散骨の実施が集中する10月に合わせて新規エリア24ヵ所を追加し、全国40か所で代行散骨プランを提供開始することといたしました。
※1:一般社団法人日本海洋散骨協会散骨件数(https://kaiyousou.or.jp/about.html#kazu)
※2:出典「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」2023年(https://www.halmek-holdings.co.jp/news/press/2023/qesw47v_zks/)
■プラン概要
〇名称|代行散骨プラン
〇費用|55,000円(1柱/税込)※粉骨料は別途
〇販売期間|通年 ※日程は出航箇所毎に異なります
<出航場所>40か所
☆……新規追加箇所
●北海道・東北エリア
(北海道)小樽
☆(岩手県)宮古
☆(秋田県)男鹿
(宮城県)松島
☆(福島県)小名浜
●関東エリア
(東京都)勝どき
(神奈川県)横浜
(神奈川県)葉山
(千葉県)銚子
☆(千葉県)館山
☆(千葉県)浦安
●中部エリア
(新潟県)新潟
☆(富山県)射水
☆(石川県)小松
☆(京都府)与謝郡
☆(静岡県)沼津
☆(愛知県)南知多町
●近畿エリア
☆(三重県)伊勢志摩
(大阪府)大阪湾
(兵庫県)明石海峡沖
(和歌山県)南紀白浜
●中国エリア
☆(島根県)松江
☆(岡山県)宇野
(岡山県)笠岡
(広島県)広島
☆(山口県)防府
●四国エリア
☆(徳島県)徳島
☆(愛媛県)松山
(香川県)高松
☆(高知県)高知
●沖縄エリア
(沖縄県)那覇
☆(沖縄県)宮古島
●九州エリア
☆(福岡県)北九州
(福岡県)福岡
☆(大分県)別府
☆(長崎県)島原
☆(熊本県)天草
☆(宮崎県)宮崎
(鹿児島県)鹿児島湾
☆(鹿児島県)奄美大島
■決まった日時に出航に立ち会える「代行散骨お見送り対応エリア」
ご家族が乗船しない代行散骨プランの場合、出航日時をご指定いただくことができません。散骨日程が決まったらご家族へお知らせをし、無事に散骨が完了した後、散骨をおこなった日時と地点を示す「散骨証明書」をもって報告をいたします。
しかしながらご依頼の多い一部の地域に限り、ご遺骨を乗せた船が出航する瞬間に立ち会うことのできる“お見送り可能エリア”を設定いたします。お見送り可能エリアでは、出航する日程・場所・時間が予め決まっているため、ご家族は当日港まで来て出発前のご遺骨に触れたり、声をかけたりと、船に乗らずとも故人の旅立ちを見送っていただくことが可能です。
<お見送り対応エリア>14か所 ※一部、お見送り追加費用が発生する地域が含まれます
(北海道)小樽、(宮城県)松島、(東京都)勝どき、(神奈川県)横浜、(神奈川県)葉山、(千葉県)銚子、(新潟県)新潟、(和歌山県)南紀白浜、(岡山県)笠岡、(広島県)広島、(香川県)高松、(福岡県)福岡、(大分県)別府、(沖縄県)那覇
■代表者コメント
当社では、これまで全国75か所で展開するチャーター散骨プランをはじめ、複数のご家族で乗り合う合同散骨プランを中心に海洋散骨のお手伝いをさせていただいていました。しかしながら、ご年齢や体質その他、様々なご事情で乗船しない代行散骨プランに対するご要望が高まっていることも感じていました。そこで、新たに代行委託散骨が実施できるエリアを大幅に追加し、さらに『大切な方の旅立ちを家族に体験していただきたい』という当社の想いや、お客様の安心感や満足感の観点から、出発前に桟橋でお見送りができるサービスも整えました。海洋散骨需要が増加する人気シーズンが始まるこのタイミングでお客様のニーズにしっかりとお応えできる体制が整いましたので、サービスのリリースにいたりました。コロナ禍以降ご相談がさらに増加している中で、少しでもお客様が思い入れのある海域をお選びいただき、お客様の想いをスタッフがしっかりと受けとめて散骨のお手伝いさせていただきます。
■会社概要
株式会社ハウスボートクラブ
2007年の創業以来、海洋散骨事業「ブルーオーシャンセレモニー」を主軸とし、海洋散骨のフロントランナーとして成長を続けている。『従来の価値観にとらわれない自由な選択肢を世の中に提供する』をビジョンに掲げ、お別れ会プロデュース事業「Story(ストーリー)」、思い出に残る体験を提供する旅行事業「えんの旅」、改葬手続き・お墓の引越しサポート「お墓の引越し&墓じまいくん」の4つのサービスを通して「自分らしい」最期を自分でデザインするお手伝い、また、大切な人との心が触れ合う機会を提供する。
【設立】 2007年2月15日
【代表】 代表取締役社長 赤羽 真聡
【住所】 東京都江東区住吉1-16-13 リードシー住吉ビル3F
【従業員】 23名(2023年10月時点)
【事業内容】
【1】汽船を使用したセレモニー及び、各種クルーズの企画運営
【2】終活支援、相談業務
【3】ライフエンディングに関する各種イベントの企画運営
【4】旅行業法に基づく旅行業
【URL】 https://hbclub.co.jp/
<本件に関する報道関係からのお問い合わせ先>
株式会社ハウスボートクラブ 広報事務局
TEL:03-5411-0066 FAX:03-3401-7788 E-Mail:pr@netamoto.co.jp
担当:小室(携帯:090-5537-8309) 担当:福土(携帯:080-6538-6292)
<各種サービスに関するお問い合わせ先>
株式会社ハウスボートクラブ
TEL:03-6659-9801 E-Mail:info@hbclub.jp
担当:畑山花朱美