【遺言書作成体験会レポート】最年少23歳が参加!大切な人への想いや感謝の気持ちを込めた遺言書を作成しました |Authense法律事務所

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Authense法律事務所は、「若いからこそ書きたい遺言書の話~遺言書に対するイメージが変わる1時間~」と題した所員向けたワークショップの体験レポートを発表しました。参加したほとんどの所員が、この体験により遺言書に対する印象が変わったと回答したそうです。

「若いからこそ書きたい遺言書の話~遺言書に対するイメージが変わる1時間~」を開催しました

Authense法律事務所

Authense法律事務所(東京都 港区)は、2023年8月9日(水)に「若いからこそ書きたい遺言書の話~遺言書に対するイメージが変わる1時間~」というテーマのもと、「遺言書作成体験会」と称した所員向けのワークショップを開催しました。今回は、100件以上の遺言書作成補助をしてきた当事務所の弁護士 三津谷 周平が講師を務め、20~40代の所員12名が参加しました。

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【遺言書作成体験会とは】
当事務所が開催する「遺言書作成体験会」は、相続や遺言についての知識がなくても、1時間で自筆証書遺言を完成させることができるワークショップです。参加者にはご自身の印鑑のみ持参いただきました。
まずは座学で遺言に関する基礎知識を学び、その後実際に遺言書を書きます。遺言書を書き進めていく中で出てくる疑問については、その場で弁護士に質問をすることも可能です。遺言書を書き終えたら署名捺印をし、封筒に入れて完成となります。

【実施概要】
イベント名:遺言書作成体験会「自分には関係ない?!若いからこそ書きたい遺言書の話」
日時:2023年8月9日(水)13:00~14:00
開催場所:Authense法律事務所 六本木オフィス
参加者:Authense法律事務所の所員12名(20~40代)
持ち物:印鑑

【なぜ今回は若手所員を対象にしたのか】
遺言は、自分が亡くなった後に、生前持っていた自分名義の財産を、誰にどのように遺すのかについての意思表示をするもので、それを書面に残したものが遺言書です。遺言は15歳から残すことができますが、実際に遺言の相談が多い年齢層は、「死」への具体的なイメージが出てくる70歳以降の方といわれています。

当事務所でも、高齢のために複雑な文章を書くことが困難な方や、寝たきりのために自筆証書遺言を作成することができない方などのご相談をお受けしてきました。このようなご相談をお受けしてきたからこそ、当事務所は、「想い」が伝わる遺言書を、元気な若いうちから作成し、ライフスタイルに合わせて書き替えていくことを推奨しております。

また、当事務所が2023年4月に実施した「遺言書の印象と作成意思」のアンケートでは、30~40代で遺言書の作成意思のあると回答した方はわずか21.9%でした。
当事務所の考えと若い層にも遺言書を作成しておくことを選択肢の一つとして理解してほしいという想いで、今回は当事務所の若手所員を対象に遺言書作成体験会を実施いたしました。

【講師紹介】 https://www.authense.jp/lawyers/lawyer_mitsuya/

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【当日の様子】
~座学「遺言書に対するイメージが変わる1時間!」~
まずは、参加者に遺言書作成の重要性や注意すべき事項について理解を深めてもらうために、遺言に関する基本的な知識やポイントを弁護士が分かりやすく解説しました。「遺言書は何をするためのものか」や「遺言書に対してどのような印象を持っているか」については、参加していた所員に意見を聞く場面も。また、「付言事項」の重要性についても弁護士から解説をしました。付言事項とは、なぜこの遺言を書いたのかや大切な人への感謝の想いなどを書くことができる、いわば「お手紙」のようなものです。

終了後にアンケートにて、「体験の前後で、遺言書に対する印象は変わったか」を聞いたところ、ほとんどの所員が「変わった」と回答。下記のコメントのような前向きな印象に変わった声が多くみられました。

▼参加所員のコメント(一部抜粋)
・高齢者が書くイメージから、若い人でも作成する必要があることを感じました。
・何度も書き直せるということを初めて知り、ライフステージごとに自分の資産や考え方を棚卸しする上でも必要なものという印象に変わりました。
・想像よりも簡単に作れることに驚きました。また、死期が近づかないと作る必要がないものと考えておりましたが、若くても作成する意義を知ることができてよかったです。

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~ワークショップ「遺言書を書いてみよう!」~
座学の後は、参加者が実際に遺言書を自筆で作成するワークショップを行いました。今回は、弁護士が用意した遺言書のひな形を参考に、自分の状況にあてはめながら、書いてもらいました。
書き進めていく中で出てきた疑問点については、その場で弁護士に質問し回答を得られるとあって、さまざまな質問が寄せられました。講師の三津谷弁護士は、100件以上の遺言書作成の補助をしてきた経験もあり、多数の具体例を交えながら回答してくれる親密さが、参加所員からの好評を得ていました。

前半の座学において「付言事項」の重要性について解説があったため、付言事項に大切な人への想いを書いた所員も少なくなかったようです。

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【参加した所員の声(一部抜粋)】

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▼30代・女性所員のコメント
和やかな雰囲気で退屈せずに、遺言のことについて考えることができました。遺言についてわからないことを気軽に弁護士に確認できる場でとてもありがたかったです。ネットで調べてもわからない細かい点や、コツなどを直接聞けるのは、なかなか無い機会だと思います。

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▼20代前半・女性所員のコメント
この会に参加する前は、遺言書は「難易度が高い&死を覚悟しながら書くもの」だと思っていました。その意識が、「意外と簡単に作成できる&自分の大切な人の顔を思い浮かべる機会になる心あたたまるもの」に変わりました。
ワークショップでは、テンプレートをそのまま書き写すので大丈夫と知り、一気に書くハードルが下がりました。また、「誰に」「どの財産を」「何割」を遺すか考えた時に、今自分が感謝を伝えたい・大事にしたい人を改めて考えさせられました。人間関係の見直しの機会にぴったりだと思います。
年1回行う恒例行事(年末調整や年末の大掃除など)のついでに、「遺言書作成」もしていきます!

▼40代・男性所員のコメント
元々、遺言書作成は難しい、面倒、まだ若いし不要との先入観がありましたが、その考えは一掃されました。
自分が亡くなった後に残される妻や子ども達へ、残した財産をどう扱ってほしいかを自分自身の中で整理できたことが一番よかったです。
また、ただ財産をどう扱うかを指定するだけでなく、付言事項として個人の想いも残せることができることを知り、嬉しく思いました。

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▼20代後半・男性所員のコメント
最近長年付き合っていた彼女との結婚が決まり、自分の生活環境が大きく変わるタイミングだったのでこのワークショップに参加してみました。
正直、今まで「遺言書」というと自分のような20代には全く無縁の、遠い未来の話だと軽く考えていました。しかし、実際にボールペンで紙に遺言を書き進める中で、遺産の分け方を正確に書く大変さを、ボールペンを握る指の疲れから痛感しました。
いま日本では遺言書を書く年代は60代以上の方がほとんどだそうですが、自筆証書遺言の場合紙とペンさえあればいつでもどこでもかけますし、資産やライフステージの変化に応じて簡単に書き直すこともできるので、若いうちから定期的に書き直すようにしておくのがベストだと思いました。
実家の話になりますが、父が約10年前に亡くなった際、遺言書がなかったため相続手続きがやや複雑に進行したことを覚えています。母はまだ元気なので、早速遺言書の作成を勧めてみたいと思っています。また、私の周りの20代、30代のビジネスパーソンや経営者の友人にも、「自分が意思決定をした証」として今のうちから遺言を遺すことの大切さを伝えていきたいと思います。

▼最年少参加所員(23歳・男性所員)のコメント
遺言書に対するイメージが大きく変わりました。内容もとても分かりやすく、遺言書に対する理解を簡単にすることができました。ただ、正直自分も最初にイメージしていた通り遺言書を若い人が書くイメージがなく、自分の周りの人に遺言書は書くことを勧めたときに書く人が何人いるのだろうと思いました。亡くなることに対する危機感みたいなものは、若い方はやはり少ないのかなと思います。ただ、遺言書は紙とペンと印鑑があればだれでも簡単に作ることができ、年齢関係なく書いておいて損はないものになると思うので、自分の周りにも遺言書を書くことを勧めたいと思います。

【今後について】
今回の最年少参加所員のコメントにもありましたが、一般的にも「遺言書は高齢になってから書くもの」という印象があるように、特に20代にとっては遺言書を書くことがまだ自分事ではないと感じる人が多いのは、おそらく事実だと考えます。ただ、今回の遺言書体験会を通して、遺言書に対する印象や意識が変化した所員もいました。なんとなく「難しそう」という先入観が先行してしまっていることが、今回の体験会を通じて感じました。今後は、遺言書の作成に関するイベントやワークショップの開催などを通して、いざというときに備えて、若いうちから遺言書を書いておくことを選択肢の一つとして理解しておくことの重要性を発信し続けてまいります。

【Authense法律事務所とは】
「すべての依頼者に最良のサービスを」という理念のもと、幅広くプロフェッショナルサービスを提供する総合法律事務所です。2005年の創業以来、上場企業、有力ベンチャー・スタートアップ企業を中心とした企業法務から、離婚・遺産相続などの個人法務や刑事事件まで、弁護士・パラリーガル・コーポレートスタッフを含む総勢220名が、依頼者の方々の期待を超えるサービスを提供し続けています。
日本最大級の法律相談ポータルサイトを運営し、クラウドサインを生み出した弁護士ドットコム株式会社を代表弁護士の元榮太一郎が創業後、東証マザーズ市場に上場するまでインキュベーションした法律事務所としても知られています。税理士法人や弁理士法人、社労士法人やコンサルティング会社といったAuthenseグループ企業と連携し、従来のリーガルサービスにとらわれない新しいサービスをこれからも生み出していきます。

Authense法律事務所
概要
法人名称:弁護士法人Authense法律事務所(第二東京弁護士会)
代表弁護士:元榮 太一郎
設立:2005年1月15日
所在地:〒107-6222 東京都港区赤坂九丁目7番1号 ミッドタウンタワー22階
所員数:220名
TEL:03-4590-9000(代表)
FAX:03-6804 -3820(代表)
オフィス:六本木・東京・新宿・北千住・横浜・千葉・大阪
ホームページ:https://www.authense.jp/

PR TIMESより転載

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