墓じまいした際の墓石でつくる「縁添珠 -よりそいじゅ-」を手掛ける神⼾珠数店が、手元供養の新しいかたちとして、室内墓プラン「縁添墓-よりそいぼ-」の販売開始を発表しました。祭祀承継者がいないなど、やむを得ない事情で墓じまいを行う方の寂しさを和らげてくれるかもしれません。
お墓じまいの墓石を数珠に。多様化する供養業界の新たな手元供養サービス。
京都の数珠製造卸業である株式会社 神⼾珠数店(代表取締役社⻑:神⼾ 伸彰)は、墓石でつくる、心つながるお数珠「縁添珠 -よりそいじゅ-」の新たな室内墓プラン「縁添墓-よりそいぼ-」を2022年8月8日に発表。数珠と自宅墓がセットになった、墓じまいに対するお客様の悩みに応える数珠専門店ならではの商品サービスとなる。全国の縁添珠販売店にて随時販売を開始。
【縁添墓とは】お客様にとって大切なお墓を墓じまいした際に数珠として手元に残す「縁添珠-よりそいじゅ-」。その縁添珠でご自宅や介護施設でもご先祖様の供養ができる、デザイン自宅墓「縁添墓-よりそいぼ-」が誕生しました。
ご遺骨や故人の思い出の品を入れて先祖代々受け継いできたお墓の石でご先祖様にお参りできる、今までの手元供養や自宅墓にはなかった特別なコンセプトを持った手元供養サービスです。
数珠には家紋を彫刻することができ、自宅墓木材部分には戒名などの文字を彫ることもできる。
【縁添墓誕生の背景】
近年、核家族の増加や少子化で、お墓や供養に対する考え方が多様化しています。その中で、故人を偲ぶ新しい供養の形として故人の遺骨を手元に置いて供養する「手元供養」が注目を集めております。
墓じまいをして遺骨を手元供養するという声も多く聞きました。
しかし、墓じまいをした際にご家族の思い出が詰まった墓石は産業廃棄物として道路工事などの材料などにリサイクルされてしまいます。「墓じまいすると何も残らないので寂しい」「自分の代でおしまいにするのは抵抗がある」といったお声を聞き、同じ供養産業に携わる数珠メーカーとしてお客様の心を少しでも癒すことが出来ればと考え、墓じまいした墓石を手元に残し、ご先祖様も故人と同じように供養できる「縁添墓-よりそいぼ-」を作り上げました。
これまで受け継いできた家族の象徴であるお墓を「縁添墓」として生まれ変わらせ、新たな心の拠り所としてそばに置いていただきたいという願いを込めています。
【縁添墓ご利用シーン】
・ご自宅のリビングや寝室に
温もりを感じさせる天然木を使用することで、ご自宅のインテリアにも馴染む温かな印象のデザインに仕上げました。リビングや寝室など場所を問わず設置していただけます。
・介護施設や高齢者向け住宅などの個室に
軽くてコンパクトなので施設などでも設置場所に困りません。蓋を取るとそのままお参りできる専用桐箱が付属しており、来客の際にも蓋をするだけですぐに収納でき、他の方に気を使うことなく設置できます。
【商品詳細】
「縁添墓」(縁添珠室内墓プラン)
置き場所に困らないコンパクトな自宅墓「縁添墓」と縁添珠の数珠、縁添墓専用ブレスレット、遺骨カプセルをセットで専用桐箱に入れてお届けするプランです。
・希望小売価格:129,800円(税込)
<セット内容>
・縁添墓本体 1基
材質 台座:黒御影石 木材:楢(なら)/メープル
本体サイズ H175×W130×D100mm
収納スペースサイズ H40×W60×D25mm
重量2.4kg
・縁添墓専用ブレスレット 1連
水晶 墓石14mmタイプ
・縁添珠(スタンダードプラン) 1連
・専用桐箱 1個
外寸 約H190×W150×D120 mm
・遺骨カプセル(金属製) 1個
縁添珠特設HP https://yorisoiju.com/
【神戸珠数店について】
京都で100年にわたり京念珠(数珠)の製造卸をしています。
神戸珠数店では長年で培った数珠作りの手法と熟練職人の高い技術で「高品質で安心の珠数」そして「使う方に喜んでいただける珠数」を目指して日々、数珠作りに携わっております。
数珠は珠作り/房作り/糸作りなど 多くの伝統技術(伝統産業)が集まって初めて出来上がるものです。
京都の伝統産業である“数珠”の製造卸として「数珠が持つ伝統の継続と発展」という大きなテーマのもと、人々の心と心をつなぐ数珠を通して社会に貢献していくことが私たち神戸珠数店の仕事です。
【会社情報】
株式会社 神戸珠数店
TEL : 075-371-3929
mail : info@kyoto-kanbejuzu.co.jp
所在地 : 京都府京都市下京区正面通烏丸東入廿人講町25
創業 : 1918年
webURL : https://www.kyoto-kanbejuzu.co.jp/