多田宙史
僧侶「稲田ズイキ」他僧侶複数名と、立命館大学学生「多田宙史」他学生複数名は、2019年11月1日ハロウィン翌日に、袈裟を身に纏い渋谷に放置されたゴミを掃除した後、そのゴミの供養を行います。この企画は若者の伝統文化への関心の薄れを解消するため、若者の多く集まる渋谷ハロウィンに僧侶が接点を作ることで若者の伝統文化離れと渋谷ハロウィンゴミ問題の同時解決を目指します。
【企画の概要】
本企画は、約6割の20代~30代の伝統文化への興味が無く、伝統文化の一要素でもある仏教の信仰が16%であるという現状を、若者が多く集まる渋谷ハロウィンというイベントで、ゴミを掃除し、僧侶が法要(念仏を唱えること)によるゴミ供養を行うことで、新しい社会と僧との関係の在り方を提案し、解決しようという試みです。
【企画の背景】
若者の集まる世界最大級のハロウィンイベント「渋谷ハロウィン」は年々盛り上がりや社会的な注目度も高くなっています。一方で昨年は一部の暴徒化した若者が軽トラをひっくり返す事件や、仮想衣装や飲食物の不法投棄など深刻な社会問題が引き起こされています。
それに伴い、2019年は渋谷区が1億3000万円の予算を渋谷ハロウィンに対してあて、近辺のコンビニ等でのアルコール飲料の販売自粛など、社会全体でなんとかしようという機運が高まっている事実があります。
そこで我々は、伝統文化の担い手でもある僧侶ができる活動として、法要による供養を実施します。それにより、深刻化するゴミ問題に対して貢献することができると共に、コンビニの数よりも多い、寺にいる僧侶が縁遠いものになっている現状を改善し、僧侶と社会との新しい接点づくりのモデルケースとなることを目指します。
(事件参考:朝日新聞デジタルhttps://www.asahi.com/articles/ASLD5338TLD5UTIL006.html)
(ゴミ問題参考:日テレNEWS24http://www.news24.jp/articles/2018/10/29/07407907.html)
(予算可決参考:シブヤ経済新聞https://www.shibukei.com/mapnews/14475/)
(販売自粛参考:FNNPRIMEPRIMEhttps://www.fnn.jp/posts/00425941CX/201910211238_CX_CX)
【企画概要】
<開催日>
2019年11月1日(金)
<開催時間>
05:00渋谷ハチ公前集合
05:30ゴミ拾い開始
06:30渋谷ハチ公前にてゴミ供養開始
07:00解散
<開催場所>
東京都渋谷区渋谷駅周辺
<企画&主催>
多田 宙史(ただみちひと)
立命館大学3回生
伝統文化や仏教の若者離れを食い止める活動を行っており、本企画の企画者。クラウドファンディングで本プロジェクトの資金調達を行い、2019年10/23日現在目標金額10万円の調達に成功。
(クラウドファンディングページ:https://camp-fire.jp/projects/view/190711)
実績&経歴
:文部科学省EDGENEXT修了生
:株式会社LINEインターン特別賞受賞
:NPO法人生態会アレン賞受賞
<協力&監修>
稲田ズイキ
僧侶。1992年京都のお寺生まれで現・副住職(家出中)。同志社大学を卒業、同大学院法学研究科を中退、その後デジタルエージェンシー企業インフォバーンに入社。2018年に独立し、寺に定住せず煩悩タップリな企画をやる「煩悩クリエイター」として活動中。コラム連載など、文筆業のかたわら、お寺ミュージカル映画祭「テ・ラ・ランド」や失恋浄化バー「失恋供養」、煩悩浄化トークイベント「煩悩ナイト」などリアルイベントを企画しています。フリースタイルな僧侶たちWeb編集長。
【連絡先】
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メールアドレス:mitihito42@gmail.com