表紙・巻頭インタビューは松下奈緒さん
表紙は女優の松下奈緒さん。巻頭インタビューでは、9日スタートのフジテレビ系「アライブ~がん専門医のカルテ~」に主演し、腫瘍内科医に挑む松下さんが、命と向き合うことへの思いをたっぷりと語っています。
ご臨終から相続まで 知らなきゃ大変!「死後の手続き」入門
(1)葬送のプロ 吉川美津子さんが平易に解説 いざ!にソナエる「心得の十二条」
ご臨終から葬儀、納骨に至る葬送の流れを、昨年末にNHK「あさイチ」葬儀特集に出演するなど、注目を集めている終活・葬送ソーシャルワーカーの吉川美津子さんに、わかりやすく紐解いてもらいました。
近年増加する病院外でのご臨終にどう対応するか、葬儀社選びのポイント、多様な納骨の方法といった基本に加え、「喪主に欠かせない3つの気配り」「位牌の戒名の字が違っていたらどうする?」「お布施の額で悩んだら」などの不安や疑問に応えます。
(2)行政や金融機関への手続き
葬儀が終わっても、家族はのんびりしてはいられません。健康保険、年金、預貯金や生命保険、さらにはケータイやカードの解約といった「手続き」が山積しています。不慣れな戸籍集めも悩みのタネ。無駄なく、損せずに進めるコツを、行政書士や社会保険労務士が伝授します。
(3)自分の死に備える
自分の遺志を最も気軽に書ける「エンディングノート」。しかし、買ったまま、という人も多いといいます。必要な情報をしっかり遺す「5カ条」を紹介。今年7月に始まる法務局の保管制度などで再注目されている「遺言」や、おひとりさまなどの頼みの綱「死後事務委任」をはじめ、志をこの世に残す「遺贈」「臓器移植」、そして「献体」まで、詳しく紹介します。
(4)よくある失敗談
「かわいがっていたインコが実は希少動物だった」「先祖代々の墓に入れない」「貸金庫に遺言があるのに、開けられない」。死後の手続きをめぐる困ったエピソードをまとめました。別ページでは、ルール無視で無効になりかねない遺言をめぐる「よくあるミス」も紹介。
(5)知っておくべき最低限の「相続」
基礎控除の引き下げや地価上昇で、一般家庭も「他人ごと」でなくなった相続。家族間のトラブルを避け、損をしない方法を、司法書士、1級ファイナンシャルプランニング技能士が解説します。
ヨメの介護がどのくらい評価されるか注目の「特別寄与料」など、家族のあり方に一石を投じる新制度も詳しく紹介。遺産分割の方法で大きく異なる相続税の納付額をシミュレーションするほか、今話題の「家族信託」なども取り上げます。
・第2特集 ほかでは読めない 「火葬」マナーと雑学
日本人の99.97%がお世話になる火葬。親族と最後のお別れをする大切な場面でもあります。その割にマナーや実情はあまり伝えられていません。
特集では副葬品のルールやスタッフへのチップの要否など、知っておきたい火葬場の「7つのマナー」をはじめ、「国民皆火葬」ともいわれる高い実施率に至った理由をじっくり探る「日本火葬史」などをまとめました。
さらに、「残骨灰の行方を追う」「日本列島 骨壺の大きさマップ」「見学者殺到の最新市営斎場」「火葬場は足りないのか」など、本誌ならではの「火葬大百科」です。
☆大林宣彦氏「人生、山あり谷あり映画あり」
「異端児が文化功労者に 矛盾だらけの人生って面白い」
☆江川紹子氏「終活ジャーナル」
「アフガンを愛し、愛された 中村哲医師の死の衝撃」
☆令和で注目の¥中西進氏「万葉集にみる死生観」
「有間皇子が語った『天』の意味」
など好評連載も
「終活読本ソナエ」は、平成25年に創刊された日本初の終活専門の季刊誌です。葬儀・お墓・保険・老後資金・相続…いつか迎える「その時」の憂いをなくし、人生を美しく仕上げるための情報を提供します。
年4回発行。2020年新春号は880円(税別)。全国の主要書店またはアマゾンでお買い求めください。
ソナエ公式サイト https://sonae.sankei.co.jp/about/