三重発!!ウーマン起業塾よっかいち2016~ビジネスプラン発表会レポート~

「女性らしさ、自分らしさを活かしたい。。」起業塾受講生によるビジネスプランの公開プレゼンテーションの模様をレポートします!!

Eプレゼンス
 「ウーマン起業塾よっかいち2016」は、三重県四日市市による女性起業家支援事業。Eプレゼンスが受託をうけ、昨年9月にスタート。全8回にわたる講座では、起業家として必須な事業計画の作成方法に加えて、大勢の前で話すレッスン、自分を魅せる服装・メイク、そして昨今の時勢に合わせたSNSの活用まで学び期間中に4人が開業届を提出し、2人が法人化と大きな成果を出した。
 今回の発表会は起業塾参加者24名の中から有志9名が、60名超の前で自分のビジネスプランをプレゼンテーション。30~40代の女性からなるプレゼンターは、主婦、会計士、Webデザイナー、料理教室講師など様々。それぞれが「同じ女性の役に立ちたい、、」「自分らしさを活かせる仕事とは、、?」と女性らしさ、自分らしさを活かした個性あふれるビジネスプランを堂々と発表し、会場は熱気とパワーで大盛況。
 また、特別ゲスト、特定非営利活動法人あいあい理事長の湯浅しおり氏による講演会も同時開催し、その大きな優しさとパワー溢れるトークで涙を流す人もいたほど。「事業とはまさに”人柄なり”」ということを再認識させられる講演会となった。
ー「ビジネスプラン発表会」開催概要ー
​日時:2017年1月28日(土)13:00~16:30
​場所:四日市商工会議所 1階ホール(三重県四日市市諏訪町2-5)
​参加費:無料
​発表者:9名
​ゲスト:湯浅しおり(特定非営利活動法人あいあい理事長)
​企画:Eプレゼンス(イベント詳細=https://www.e-presence.jp/archives/2661

​タイムスケジュール
13:00〜 関係者あいさつ
13:15〜 受講生プレゼン(5分×9人)
14:15〜 休憩
14:30〜 湯浅しおりさん講演会
15:50〜 交流会(名刺交換タイム)
16:20〜 終わりに
—————————————————————————————————————-

「女性の役に立ちたい」
「自分らしさを活かしたい」
「何か人と違うことはできないか」
​すでに独立している人、子育てが一段落した人、資格を持っている人、、それぞれの問題意識や目的をもってウーマン起業塾に集まった24名の女性たち。8回にわたる講座を通じて仲間同士の対話や、地域のつながりの中でそれぞれの答えを模索してきました。各自でいろいろな挑戦をしてきた受講生たちの中から、法人化をした人、開業届を出した人、など新しいビジネスチャンスが生まれようとしています。
​今回、講座の成果として有志9名によるビジネスプランの公開プレゼンテーションを行うとともに、特別ゲスト 特定非営利活動法人あいあい理事長の湯浅しおり氏の講演会も同時開催しました。

 

 

ー ビジネスプラン発表内容(発表順) ―

◎吉田太紀子 「私しかできないこと~吉田会計事務所~」
 会計事務所を運営。何か新しいこと、人助けをしたいと願っていたところ、ウーマン起業塾と出会う。その中で、​英文による財務諸表作成、翻訳、コミュニケーション支援が自分のできることではないかと思いついた。予想以上にお客様のニーズが高く、これから事務所の強みにできるのでは?と期待。また、「​起業塾では同業者同士にはない新鮮な人間関係が作れたことも収穫だった」と振り返る。

◎浅野ゆう 「好きなコトで趣味起業!テニスコーチの挑戦〜」
​ 次女の幼稚園入園を機に30歳からテニスを始め、全国大会に出場するまでに。​強い精神力が求められるテニスの試合を通じて、励みになったのはその日の良かったこと、強みを自ら書き記した手帳。​その手帳術を子育てに悩む主婦や、夢を叶えたい学生の問題解決を図るツールとして教えることを思いつく。「他人を羨んでも仕方がない。貴方はあなたの良さを活かしてほしい」と経験談を交えて発表した。

◎倉田あかね 「女性による女性のための完全予約制鍼灸院」
​ 昨年10月に鍼灸院をオープン。女性は妊娠出産によって様々な体調の変化、思わぬストレスにさらされる。​鍼はそんな肉体的にも、精神的にもダメージを受けやすい女性にとても有効。​「女性を応援する、女性専門の鍼灸院をコンセプトとしてやっていきたい。認知度が低い治療法なので情報発信が今後の課題」とこれからの意気込みを語る。

◎小島玲子 「ふわっと脳に残るWebデザイン研究所。」
 「自分のデザインの良さは女性らしいソフトなデザイン。最近は若い人、主婦などはパソコンよりスマートフォンでネット利用する人が圧倒的に多くなっている。スマートフォンで見やすいWebサイトの作成をやっていきたい」と発表。会社を大きくして、「将来は自社ビルをもつ!」と宣言した。

◎中川美加 「遺言のイメージを変える!くもり空を快晴に」
 行政書士事務所を運営。ずっと遺言のイメージを変えてほしいと感じていたところ、起業塾を通じて「遺言書の作成と手続きを専門に行う事務所にしようと大きな決断ができた」と振り返る。中川さんは「自分の意志で作ってきた財産なのだから、その分け方も自分で決めてほしい。残される家族がもめないように、自分の亡き後の家族をプロデュースするという気持ちを持ってもらいたい」と想いを語った。

◎岡本真己子 「貴女を絶対笑顔にします!おいしいデコ教室」
 飾り巻き寿司、カップケーキなどの教室「こびとの時間」を運営。教室でありながら「オンナの遊び場」をコンセプトに、思い思いのデザインで楽しんでもらうことを大事にしている。「身の上話をしたり、可愛いものに触れて乙女心を全開にして過ごしてほしい。女性は自分の中の乙女心に出会うと必ず笑顔になる。こびとの時間に来れば絶対に笑顔にしてみせます!」と意気込みを見せた。

◎江藤有 「なりたい自分をつくる愛されサロン」
 2年前、友達とのガールズトークの中で独立を思いつきエステサロンをオープン。分かりやすい金額設定、好きな時に通える、常に新しい技術と知識の高いエステティシャンをお客様に提供し、またエステティシャンにとって働きやすい職場を考えてきた。起業塾を振り返って、「自分の道が正しいことを再認識できた。また忘れていた競争心を思い起こさてくれた」と成果を語る。

◎菅生としこ 「企業が社員の子ども教育を支援する時代へ」
 トヨタ自動車在職中に社内研修を担当し、退職後、キャリアコンサルタントとして独立。企業の新人研修を通して、若者たちの問題解決力が落ちてきていると感じる。いまの先行き不透明な時代、長寿時代で生き抜くために、子供の頃から問題解決力の育成にとりくむことをテーマに発表。

◎富田裕美 「知恵袋にある宝物を掘り起こそう!」
 三重県四日市市でブルーベリー農園の園長として働く。長い休園期間(9月~翌年5月)に何かできることはないかと模索し、おばあちゃん、おばさんのもつ知識・知恵を必要とする人へつなぐコーディネーターを思いつく。
具体的なプラン作りはこれからだが、通年、お客様と交流できるブルーベリー園を目指す。

― 湯浅しおりさん講演会 ―

◎講師プロフィール
特定非営利活動法人あいあい/理事長 湯浅しおり氏
1967年生まれ、2児の母。2000年、16年続けた看護師から「気軽な気持ちで(笑)」介護職へ転職。三重県尾鷲市で2001年に訪問・介護事業をスタート。現在はスタッフ240名の規模に育てあげた。尾鷲中を営業に回り、勝手にチラシを作って配り、東京の本社を困惑させたという逸話も。

― Eプレゼンスについて ―
地域・業界をリードする中小企業の成長を促進するために、「IT×女性×情報のチカラ」を活用し、女性ばかり(2017年2月現在)で自ら様々な事業を行う「WEBで成果を出すブランドコンサルティング会社」です。(https://www.e-presence.jp/

PR TIMESより転載

カテゴリー最新記事

目次