故人がもっと身近な存在になる、“コミュニケーションする仏壇” スマート仏壇「コハコ」のコンセプトムービーが公開!
~ 「コハコ」が提案する、故人と遺族をつなぐ新しい絆のかたち ~
BIRDMAN、二番工房
最先端のデジタルデザインを手がけるBIRDMAN(社長:築地 ROY 良、本社:東京都渋谷区、以下:BIRDMAN)と、映像クリエーションに豊富な実績を持つ二番工房(社長:金谷橋 忍、本社:東京都中央区、以下:二番工房)は、故人や仏壇そのものをより身近に感じられる新しいコミュニケーションをテーマにした、スマート仏壇「コハコ」のコンセプトムービーを公開します。
本ムービーでは、家族構成が異なる2つの家庭を舞台に、仏前で名前を呼びかけると遺影が現れたり、生前に遺されたメッセージを受け取れたりする「コハコ」を通して、遺族と故人が日常のワンシーンとしてコミュニケーションを取る様子が描かれています。
どんなインテリアにも間取りにも溶け込み、より身近に置くことができるデザイン性と、故人との自然なコミュニケーションを可能にする機能を内蔵したスマート仏壇「コハコ」。それぞれの家庭に溶け込むことで生まれる、故人と遺族の新しい絆のあり方をムービーで提案しています。
また、本日8月20日(火)~22日(木)に東京ビッグサイトで開催されている「第5回エンディング産業展」において、モックアップも初披露しています。デザインとテクノロジーが融合した、新しい仏壇の形をご覧ください。
https://youtu.be/SxHn5ghWtk0
【「コハコ」公式Webサイト公開】
コンセプトムービーとともに、公式Webサイトも公開します。“コミュニケーションする仏壇”「コハコ」の機能とデザイン、開発のプロジェクトについてご覧いただけます。ぜひ、下記のURLにアクセスしてみてください。
公式WebサイトURL: https://www.cohaco.rip/
【「コハコ」 プロダクト概要】
●「コハコ」仕様イメージ
※仕様は変更となる可能性があります。
●使用方法
A) 位牌(USBメモリ)の使用方法
1. 位牌(USBメモリ)に写真や動画などのデータを保存する
(“終活”として生前に本人が遺すことも想定)
2. 指定した日時にメッセージが再生されるよう設定することも可能
3. データが保存された位牌(USBメモリ)を位牌入れの中に挿す
B) 基本使用方法
1. 仏壇の前に立つ … センサーにより起動、顔認識・音声認識で個人を判別
2. 故人の名を呼びかける… 呼びかけられた故人の遺影が表示される(写真または動画)
3. LEDセンサーに触れる … おりんが鳴り、アロマが香る
4. 手を合わせる … モーションセンサーが反応し、写真が変化する
5. 仏前から離れる … センサーにより自動でオフ
<故人からのメッセージの再生>
(1) 故人が設定した日時になると、通知音が鳴り自動で起動
(2) 仏前に立つと、自動でメッセージが再生される
●デザインの特長
・サイズ :幅 200mm×奥行き 200mm×高さ 280mm
・モニター:7.9インチ高精細IGZO液晶パネル
・素材 :マットなアクリル素材(白部分)、エポキシ樹脂(グレー部分)
・インターフェース
LEDタッチセンサー :LED部分を指で触るとおりんが鳴る/アロマ香る
各種センサー :顔・音声・および動作をセンシング
スピーカー :おりんの音や動画音声を再生
アロマディフューザー:アロマタンクとヒーターを内蔵
【「第5回エンディング産業展」への出展】
8月20日(火)から開催している葬儀・埋葬・供養などの終活及び神社・寺院・石材・墓石に関するあらゆる設備・サービスが集まる日本最大の専門展「第5回エンディング産業展」(通称:ENDEX エンデックス)にて、「コハコ」のモックアップを初披露しています。
開催期間: 2019年8月20日(火/友引)・21日(水)・22日(木) 10時~17時
会場 : 東京ビッグサイト 西2ホール(東京都江東区有明3-11-1)
入場料金: 当日2,000円(税込)
※事前登録者・招待券持参者は入場無料
URL : http://ifcx.jp/
■「コハコ」プロジェクトについて
BIRDMANおよび二番工房が発起人となり、企画/オムニバス・ジャパン(東京都港区)、プロダクトデザイン/COLOR.(東京都渋谷区)の協力のもと、1,000年以上続く仏壇の歴史を塗り替えるべく、立ち上がったプロジェクトで、太田屋佛具本店の監修を受け企画されています。また、「コハコ」のコンセプトとデザインを製品として実現すべく、製造・販売パートナーを募集しています。
プロジェクトに関する問い合わせは、公式Webサイトにて受付しています。
■BIRDMAN 会社概要
社会を楽しくするクレイジーなアイデアを、テクノロジーで実現するデザインスタジオ。ソフトとハードの垣根を超えて、新しいデジタルエクスペリエンスを生み出しています。
実績 : 世界三大広告賞のCannes Lions、One Show、CLIO Awardsを含む
アワードを380以上受賞し、2017年にはアジアで最多のアワード受賞。
プロダクトやサービス、および新規事業開発の実績も多数。
Webサイト: http://www.birdman.ne.jp
■二番工房 会社概要
CM制作をベースに活動する映像プロダクション。「つくったもので世の中を変えたい」という創業当時のスピリットは、時代を超え、領域を拡大し、現代へと受け継がれています。
Webサイト: https://www.niban.co.jp/
@Pressより転載
【「コハコ」コンセプト】
現代のくらしの中で本当に「ほしい」と思える、デザインとコミュニケーション機能。
生活様式の変化に伴い、家庭には先祖を祀る仏壇を置く「仏間」がなくなっている傾向にあります。また、先祖を大切にしたい気持ちはあっても、自宅のインテリアに合うデザイン性の高い仏壇が見つからないと困っている人もいます。
そこで、“どこにでも置けて故人をより身近に感じられる”、“どんなインテリアにもフィットする”仏壇をゼロからデザインしようと思い立ち、仏前に立って故人に呼びかけると、センシング技術により認識して遺影が現れる“対話型のインターフェース”を考案。コミュニケーションできるシンプルな“ハコ”として、「コハコ」は誕生しました。さらに、故人が家族にメッセージを遺しておくと、設定した日時に再生されたり、故人の命日や誕生日などに通知されたりと、故人と遺族とのコミュニケーションをテーマにして、亡くなった後も身近な存在として感じられ続ける仏壇を構想しています。
また、仏具店の監修のもと、ご本尊を掛け軸などに代わってディスプレイに表示できたり、過去帳の記録も考慮したりするなど、仏壇としての要件を大切にしつつ、新たなコミュニケーションツールとして企画されています。
【それぞれの家庭を舞台に、“「コハコ」のある暮らし”を描いたコンセプトムービー】
お腹が大きくなった奥さんのいる若い夫婦と、小学校に上がったばかりの男の子がいる3人家族それぞれに「コハコ」がある日常生活を描いたコンセプトムービー。
家庭の風景に溶け込む「コハコ」と、そこに生まれる故人と遺族との新しいコミュニケーションのかたちを見ることができます。
●コンセプトムービー「お母さんへの報告編」
梱包された箱から「コハコ」を取り出すと、早速、「コハコ」の中に位牌(USBメモリ)をそっと差し込み、亡くなった母が生前好きだった窓辺に置く。夫婦が「お母さん」と呼びかけると母の写真が映し出され、LEDセンサーに触れると、おりんが鳴り、アロマが香る。そして、これから生まれてくる新しい家族が増えることを報告。すると、母の写真がほほ笑んだものに変化する。「喜んでくれたかな」――ここに遺族と故人のコミュニケーションが生まれる。
●コンセプトムービー「おじいちゃんからのメッセージ編」
1人息子の小学校入学式の朝、家族3人で出かけようとすると、通知音が鳴り「コハコ」が自動で起動。すると、亡くなった祖父が生前に遺していたお祝いの動画メッセージが再生される。祖父からの「おめでとう」の言葉に、家族3人からそれぞれ「ありがとう」の言葉がかけられる。
動画URL: