【新刊書籍のご案内】
日本香堂
このたび当会が主催いたします「母の日参り」手紙コンクール第1回(2018年)・第2回(2019年)に寄せられた
3,000通を超える“亡き母への手紙”の中から受賞作品を中心に編集された
新刊書籍 『亡き母への手紙』が、KKベストセラーズ(本社:東京都豊島区)より
2019年 8月3日(土) 、全国の有力書店とオンライン書店にて発売の運びとなりましたことを発表いたします。
追慕・悲嘆・後悔・郷愁…と様々な想いで綴られた“亡き母への手紙” 珠玉の50作品と共に、
第2回コンクールの選考委員長を務められた俳優の草刈正雄さんや
グリーフケア専門家の髙木慶子先生のインタビューも交え、
亡き母との絆を“前向きに生きる力”へと転換するヒントが凝縮された本書は、
令和最初のお盆(旧盆)の帰省や墓参を前に、ぜひご一読をお薦めしたい一冊です。
【概 要】
■タイトル : 亡き母への手紙
■発売日 : 2019年8月3日(土)
■著 者 : 「母の日参り」パートナーシップ編
■定 価 : 本体1,300円+税
■ページ数 : 208ページ
■判 型 : 小B6版
■発 行 : KKベストセラーズ
【本書内容】
■第1章 遠いあの日を思い出して
かあちゃんの涙/白い目薬/お母さんみたいなお母さんになりたい/松山へ一緒に行こう/
小さな奇跡を呼んだ桜/かみさま/自由を謳う左手
■第2章 突然襲ってきた別れでした
母のだご汁/季節違いの梨/空への恩返し/雛人形の箱に収めた手紙/最後の届け物/
魔法の言葉/白いカーネーション
■第3章 今も後悔していることでいっぱい
会うことがなかった母との文通/ばあちゃん、素直になれずゴメン/大好き/世界一のお母さんとの約束/
消えた5千円札/天国での再会/最後に言えなかった言葉
■第4章 亡くなったあなたに似てきました
鏡の前のおしゃべり/餃子のレシピ/お母さんの口癖/ジャガイモの煮っころがし/
満開のハクモクレン/やかましさは母譲り
■第5章 仲が良かったわけではなかったけれど
伝えられなかった想い/意地っぱり/あなたの劣等生
■第6章 母のようだったあの人へ
あなたの娘より/親友のヨッシー/保健室の母さんへ/おばあちゃんのぬくもり/おしゃべり/
第二のお母さん/会員No.0001/ずっと傍にいてくれた人
■第7章 悲しみから一歩踏み出して
おかあに聞かせる土産話/もっとすてきな笑顔に/唐揚げをご馳走します/もう安心してね、母さん/
ぎゅうって抱きしめる/ママが残してくれたもの/最初で最後の誕生日プレゼント/つながる、次の時代へ/
お父さんは大丈夫/ねえ、お袋もそう思うでしょ( 笑)?/あなたのセーター/みんなを幸せにできる大人になる
■インタビュー① 亡き母を想う 俳優・草刈正雄さん 「今も困ったら母に助けてもらっている」
■インタビュー② 悲しみと向き合う 上智大学グリーフケア研究所特任所長・髙木慶子先生 「人間には悲しみを受け入れる〝悲嘆力〞がある」
【「母の日参り」パートナーシップについて】
□「母の日」は、100余年前のアメリカで亡き母を偲ぶ一人の女性の呼びかけから生まれたと伝えられます。
日本でも戦後の1947年、アメリカに倣って「5月の第2日曜日は母の日」と定められたといわれ、以来、長きにわたり母親に日頃の感謝を表す“ギフト記念日”として親しまれてきましたが、近年、記念日の原点回帰を想わせるように、亡き母の墓前を訪ねる『母の日参り』が広がりを見せています。
□日本香堂の調査 ※1によれば、40代以上の男女生活者におけるゴールデンウィークから母の日にかけての墓参実践率は、2007年-2018年比較で倍近くまで拡大しており、そこには母親を見送った世代で〈モノ〉に代わって〈祈り〉を贈る、新たな母の日文化の根づきが窺えます。
※1:「お墓参りに関する調査」(2008年1月)・「母の日のご供養に関する意識・実態調査」(2018年4月)、全国・40代以上・男女対象のインターネット調査
□長寿社会の我が国に生まれた『母の日参り』の美風を、さらに広く社会に伝えていこうと、業界の垣根を越えた有志企業・団体により2017年に結成された共同体が「母の日参」パートナーシップであり、現在、6企業・7団体、計13者のメンバー構成で協議を重ね、連携を深めています。
● 日本香堂 ● JAグループ和歌山
● 日比谷花壇 ● PRAY for (ONE)
● 全国優良石材店の会 ● 日本石材産業協会
● 亀屋万年堂 ● 清月堂本店
● 生活協同組合 コープさっぽろ ● サントリーフラワーズ
● 花の国日本協議会 ● 日本郵便
● 手紙寺 ※順不同
□メンバー各者は互いの取組みにエールを送り合いながら『母の日参り』普及に向けてそれぞれの活動を展開すると共に、“時代の空気づくり”に向け共同してPR活動に当たるとし、2018年よりスタートした『母の日参り』手紙コンクールもその公式活動の重点テーマに位置づけられるものです。さらに今回、その作品集の出版化・発売も決定し、ソーシャルキャンペーンとしての活動成果が着実に広がっています。
※写真は2019年度共同プレス発表会(2019年4月23日、東京・御茶ノ水「ワテラスコモンホール」にて)時の撮影
【「母の日参り」手紙コンクールについて】
「母の日参り」手紙コンクールは、亡き母への想いを綴った手紙作品を広く一般から公募する、「母の日参り」パートナーシップ主催の文化事業であり、過去2回(2018年・2019年)の開催に対し、全国の幅広い年代層から3,000通を超える大きな反響が寄せられています。