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【私が死んだら娘に渡してください】時を刻むことのない時計、部屋に漂う冷たい空気、20代から60代までいつ誰が「孤独死」になるかわからない時代をミニチュアで再現

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遺品整理クリーンサービス

2019年8月20日から22日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で行われた「エンディング産業展」葬儀、墓石、火葬、ペット墓、遺言など人生の最後に役立つ商品や情報や企業が集まった展示会です。さまざまな企業が自社の商品を出展する中、孤独死のあった部屋を清掃する遺品整理クリーンサービスが出展した2019年最新作の孤独死があった部屋のミニチュアが壮絶な現場を写し出し多くの来場者に驚きと現実を伝え、中には、ミニチュア だけを見るために来場して下さった方や写真撮影やSNSへの投稿も許可していたのでブースにはそれぞれの年代の方がカメラを構え、「1人でも多くの人に伝えたい」というそれぞれ自分自身の伝え方ではありますがひとごとではないことを考え、ブログやSNSで今もなお拡散されています。

故人の遺品整理から孤独死があった部屋の清掃までを行う、株式会社ToDo-Company(本社:東京都板橋区、代表取締役:増田祐次)では、同社の(遺品整理クリーンサービス)スタッフが作成した孤独死のあった部屋のミニチュア の展示や、小島美羽(こじまみゆ)が孤独死・ゴミ屋敷のミニチュアを再現した著書『時が止まった部屋~遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし~』を発売いたしました。

 

最後はふとんで発見された

 

■孤独死とゴミ屋敷のミニチュアは合計15個展示いたしました。

2019年の展示でスタッフが作成した最新作の1つは「布団のシミが物語る、故人が残した遺書と生命保険」でした。

ミニチュアの横には実際の写真も置いてあり見た人からは、「キャー」「えぇぇー」「つらい」「グロい」「エグい」「切ない」など声が上がっていた。

 

娘が地方へ嫁ぎ父親は一人暮らし、母は早くに他界し口数は少ない寡黙な父親が残したものそれはタンスの上に置かれた「遺書と生命保険」

タンスの上に置いてあった遺書と保険証書

「私が死んだら娘に渡してください」

娘さんが警察から一報を受けたのはもう亡くなって一定の期間がたった頃。

連絡は月に1回程度していたそうですが、数分程度の通話だったそう。

 

そのため、父親の様子をうかがおうとするとすぐに電話を切ってしまいどのような暮らしをしているかわからなかったそうです。

 

「警察にも部屋は見ない方がいいかも・・・」と言われ悲しみもあり部屋には足を踏み入れることはなかった娘さんの代わりに遺品整理クリーンサービスのスタッフが部屋に入り荷物を整理して見つけた遺書。

雑然としていた室内

 

■なぜ、孤独死のあった部屋のミニチュアなのか

人は悲しいことよりも楽しいことを考えて自分自身を保とうとすると思います。しかし、人が楽しいことを追い求めすぎて犯す唯一の過ちは「死を受け入れられないこと」

自分はまだまだ死なない、皆そう思って生きていますがそこには絶対的な保証はない。

いつ、誰が何歳で死ぬかなんてわからない。

 

孤独死のあった部屋のミニチュアを作ることにより、知らなかった現実がわかるかもしれません。遺族の悲しみ、大家さんの心配、故人の思いなど、実際の写真では「エグい、グロい」という印象があると思いますので故人のプライバシーなどにも配慮した形でミニチュアで伝えられたらと思って作成しています。

 

 

■展示会ブース、メディア掲載媒体

BuzzFeed

https://twitter.com/BuzzFeedJapan/status/1164022238468685824

 

ITmedia ねとらぼガールズサイド

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1908/22/news093.html#utm_term=share_sp

 

togetterまとめ

https://togetter.com/li/1394656

 

 

 

■小[st-card id=hatubai 島美羽作・ペットを残した孤独死

「ドロドロに溶けた遺体」

主人を亡くした奥には飼っていたペットが

ネコの多頭飼いによる主人の孤独死。死後何ヶ月も発見されなければ飼っていたペットもその命を落とすことになるでしょう。

そうしたペットを置いて孤独死してしまう人も増えてきています。

 

清掃の時に部屋に入ると押入れの中にも怯えているネコが・・・

■小島美羽著『時が止まった部屋~遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死の話~』について

孤独死、ごみ屋敷、残されたペットたち──。故人の部屋を片づけ、弔いつづける27歳の遺品整理人が、依頼現場をミニチュアで再現。死と向き合ってきたからこそ伝えたい想いを初書籍化。

 

 

書名:『時が止まった部屋~遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし~』

著者名:小島美羽(こじまみゆ)

出版年月日:2019年8月20日(火)

出版社:原書房

判型・ページ数:B6・144ページ

定価:本体1,400円 + 税   ¥1,512(税込み)

■本件(書籍)に関するお問い合わせ先

企業名:原書房

TEL:03-3354-0685

FAX : 03-3354-0736

Email:http://www.harashobo.co.jp/contact/

 

小島が作り上げてきたミニチュアの画像がメインで、実際の遺品整理人としても活躍し文章を書き上げた本がアマゾンでも売れています。読み終わった後には心にガツンとひびく方や涙が溢れてしまう方など今、話題の書籍です。

https://www.amazon.co.jp/dp/4562056800/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_2GHxDbBB4H60Z

 

 

■孤独死は悪いことではない

私たちが現場の最前線で感じることは、孤独死をすることが悪いのではなく「発見される期間が問題」ということを知っていただきたい。

 

私たちは孤独死を「自宅死」と呼んでいます。

実際に孤独死された方の近所にお話を聞くとコミュニケーションができていなかったのではないケースが存在します。

 

病院で看取られながら逝くのがスタンダードかもしれませんが、管だらけになって延命されるよりかは住み慣れた自宅で死にたいという現実が少なくありません。

 

その場合には、自宅で亡くなってしまっても迷惑をなるべくかけないように当社が提携している孤独死しても原状回復費用や空室補償費用の保険の加入をおすすめしています。

 

■今後の展望

2016年からエンディング産業展に孤独死のあった部屋のミニチュアを展示するようになって葬儀のセミナーや保険会社のセミナーなどへミニチュアをレンタルする機会が増えてまいりました。

 

今後は、孤独死という現実を知っていただくためにも、中学、高校への講演展示や行政との連携を含めた話し合いができればと考えています。

ValuePress!より転載

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葬研(そうけん) 編集部

葬研(そうけん) 編集部

葬研(そうけん)編集部のメンバーが“価値ある葬儀施行を求める葬儀社のみかた”をコンセプトに、商材・サービス・動向等をお届けしていきます。

編集部では、加熱する市場に対する興味から業界・企業分析をおこなう者、身内の遺品整理で興味を抱いたきっかけで葬儀のニュース収集をおこなう者、情報の非対称性に疑問を抱いたきっかけから企業の比較をおこなう者等の葬儀に関連するメンバーが結集して作り上げています。

"ないものをつくる作業"が大半です。

記事には加筆・修正もあるかと思いますが、温かい目でみてもらえると幸いです。

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